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水酸化ナトリウムによるリン酸の滴定曲線について質問します。この滴定の第3当量点でHPO4^2-は第3当量点で生じるはずのPO4^3-が強い陰イオン塩基であるため滴定できないと教科書に書かれているのですが、この第3当量点では水の電離はどう反応にかかわっているのかわかりません。誰か回答おねがいします。

A 回答 (1件)

http://clustera.skr.jp/java/
から滴定曲線のプログラムをダウンロードしてください。
HPO4(2-)の解離定数はpKa12.35ですので、水中でpHを測定したのではきれいに見えません。
[H+][OH-]=10^(-14)
であり頭記プログラムでもpH=1からpH=14の範囲でしか描けないようになっています。(少なくとも以前は)
と、ここまでは実際の「目で見た」観測の事実です。
実際には上記pKa値に従い通常の解離が起きています。
水の解離も通常通り起きています。
ただし非常に濃いアルカ(塩基)を使うことになるので、誤差のないpHや水素イオン濃度の推定は無理です。
水だけでなくもっと解離しにくい溶媒中で超強塩基を使うと滴定曲線はきれいに描けますが、その場合古典的なpHの本来の意味から外れてしまいます。

この回答への補足

説明ありがとうございます。ここが分からなかったのですが説明してもらえませんか。おねがいします。>ただし非常に濃いアルカ(塩基)を使うことになるので、誤差のないpHや水素イオン濃度の推定は無理です。
水だけでなくもっと解離しにくい溶媒中で超強塩基を使うと滴定曲線はきれいに描けますが、その場合古典的なpHの本来の意味から外れてしまいます。

補足日時:2005/11/14 23:12
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