プロが教えるわが家の防犯対策術!

父の禁酒をさせたいと思っています。どなたか、お知恵・体験談等がありましたら、教えて下さい。

父は66歳。心筋梗塞で2度手術・糖尿病・高血圧を患っておりますが、現在は薬の服用・月に1度の通院で、普通の生活をしています。退職をして、家から出ることもなく過ごしています。

医師から「禁酒しなければ、身体がもたない」と言われているのに、毎日500ml缶ビールを2本くらい飲みます。

家族が注意しても、逆切れ・ふて寝・暴力・その場のみの口約束で終わりです。

過去に数度、家族に嘘をついて、外に飲みに行き、家とも飲んだ店とも全く違う場所で酔って、頭部・顔面など身体のあちこちから血を流して倒れていました。

いずれも、近くの通りがかりの人が救急車を呼んでくれ、家族は救急隊員からの電話で、病院へ駆けつけました。

処置をしてくれた医師・看護師にもきつく禁酒をするよう言われましたが、本人は家族に対して礼を言うこともなく、悪びれる様子もなく、翌日には何事もなかったかのように、そして1週間後には酒を飲んでいます。


禁酒を勧めるような病院や、グループに入るよう勧めましたが、聞く耳を持ちませんでした。

母は、もう父と言い争いをしたり、暴力を振るわれるのは怖いと言い、子供に「きつく言って欲しい」と頼んできています。


約束も破られる。強く言えば、ふて寝か暴力でしょう。それでも、父を見捨てることは出来ません。
酒を飲まなければ、非常に良い父です。

確かに、禁酒は辛いと思います。でも、自分の命や他人に迷惑をかけてまでも飲むものではないと思っています。

どう対処したら良いのか、困っています。教えて下さい。お願いいたします。

A 回答 (12件中1~10件)

酒は、たしかに自分の命や他人に迷惑をかけてまでも飲むものではありません。



しかし、それは「理性」によって認識するものですよね。

酒は、その「理性」を封じ込める作用を持っています。よって、理屈や損得でやめさせることは不可能です。素面のときは「そうだな、そうだよな」と納得できますが、飲んだら忘れますからねえ。

それと、酒飲みは何にせよ「自分に酒を飲まさせないようにする」相手は抵抗勢力なんです。

お父さんの幸せのためをいえば、死ぬまで飲ませてあげなさい。本人は、それで幸せなんです。

それじゃ家族はたまらない、ってんなら、入院させて拘束するしかありません。

中島らもっていう作家がいたでしょう?
あの人だって、決して頭が悪くも意思が弱くも客観的分析能力がなかったわけでもないんです。

でも、酒で死にました。本望だと思います。

僕の父も、酒で死にました。本望だったと思っています。

僕も酒飲みです。(社会的生活に支障をきたさない程度ですが…)酒のせいで寿命が短くなることも、別に苦にしていません。人間、小学生で刺し殺される人もいるのですから。それを思えば十分に生かしていただきました。

酒を好まない人にはわからないでしょうが、酔っ払った状況は、通常の世界とはぜんぜん別の世界の住人になれるという功徳があります。

人間、健康で100まで生きりゃ幸せってことではないんです。それは理解してあげてください。その上で、周囲と折り合える妥協点を見出して、従わないなら実力で従わせるしかありません。

酒っていうのは、最強の合法ドラッグですよ。

…しかし、こういうエピソードもあります。
酒癖が悪くて、最後は酒で死んだ落語家の一言。

「酒を悪くいわねェでくれ。悪いのは俺なんだから」
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございました。有難くて、何度も読み返しました。

少し、肩の力をぬいて、父を見ていこうと思います。

家族以外の誰にも話したことがなかったので、気持ちが少し楽になりました。

お礼日時:2005/12/10 08:23

参考になるかも・・?。



参考URL:http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~jirou_kasa/
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。まだ、しっかりこのサイトに目を通していませんが、先にお礼をと思いまして・・・。

家族以外の誰にも言ったことがなかったので、少し気持ちが楽になりました。

有難うございました

お礼日時:2005/12/10 08:21

アルコール中毒だと思います。


私の父がそうでした。
私は中学生の時、父が母に馬乗りになって首を絞めているのを見たことがあります。
私は父を本気で殴ったこともあります(人を殴ったのはあの時だけです)。
入院(精神科専門病院)→断酒会
しか道はありませんが、それでも何度もまた飲んでしまう人も多数います(私の父は1回で見事に断酒しましたが)。
ご本人にそもそも意志がなければ無理です(あっても何度も失敗する世界です)。
壮絶な世界です。
ご本人とご家族に相当な覚悟がいります。
飲んでいない時にご家族全員で話しあって、”見捨てる”or”断酒する”の選択をするかありません。

この回答への補足

アドバイス有難うございます。非常に興味深く拝見しました。

その上で、1つ質問です。お父上が断酒を1回で成功された理由は何でしょうか?また、家族はどのように、断酒をするよう説得・支えたのですか?

非常に個人的なことなので、お答え頂かなくても構いません。もしよろしければ・・・

補足日時:2005/12/10 08:23
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非常に難しい問題ですね。


ただ、好きなものをいきなりやめると言うのは相当な覚悟が必要です。
お父さんはその覚悟がないと思われるので、余計難しいですね。

ただ、酒を飲まない状態の時はある程度、話を聞いてもらえますか?
もらえるようでしたら飲まない状態の時に完全な禁酒ではなく、少し抑え目にする
約束をしてみてはどうでしょうか?
(例えば500ml缶を350mlにするとか、1本はノンアルコールビールにするとか)
確かに完全禁酒するのが体には一番いいと思います。
ですが、完全に切ろうとすると反発してしまう気持ちも汲んで
妥協点を見るのがいいかなと思われます。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。「なるほど」と思いながら何度も読み返しました。禁酒より、まず節酒ですね。

父ともう一度話し合って、妥協点を見つけられるよう努力してみたいと思います。

家族以外誰にも話したことがなかったので、気持ちが楽になりました。愚痴のような相談に答えて頂きまして、有難うございました。

お礼日時:2005/12/10 08:33

#3です。



>お父上が断酒を1回で成功された
>理由は何でしょうか?

月並みなお答えになってしまいますが、『やめて家族との生活を続けたい』という強い意志だと思います。
人によっては2年位断酒に成功していたのに、魔がさしてある夏の暑い日に缶ビール一本飲んで一気に転落していく人もいます。

>家族はどのように、断酒をするよう説得
>支えたのですか?

説得→納得→禁酒→飲酒→説得→納得→禁酒→飲酒

の繰り返しでした。
母が顔に痣を作ったのは数え切れません。
本格的に入院してからは、手紙を送る、たまに面会にいく位でしょうか。
断酒会には母も常に同行していました(ちなみに約20年たった今でも断酒会には定期的に通っています)。

”酒飲み”と”アル中”は全く別物ですので、その見極めをなさって下さい。
アル中の場合、オールorナッシングです。
節酒は全く意味がありません(というかアル中には節酒はできません)。
そしてアル中との生活は家族にとって地獄です。
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この回答へのお礼

度々の質問に、お答え頂きまして有難うございます。家族で良く考えてみます。父から、詫び状が届きました。家族として、もう1度考える時なのだと思います

お礼日時:2005/12/14 18:49

通院ではダメです。

入院しかないです。でもするわけないですよね。
お父さんの甘えです。酒で怪我をして他人に助けてもらって。
そういう尻拭いが一番イケないです。ほったらかして自己責任を取らせるのです。
酒を飲まなくさせる方法はとっても簡単です。飲ませなくすればいいのです。
家にはもちろんお酒を置いてはいけません。お金も持たせてもいけません。
車も乗らせてはいけません。酒屋や飲み屋に「父はアル中だから絶対に飲ませないで」
と言っておきましょう。そしてお父さんには誓約書を書かせます。
「一適たりとも飲んだら即入院」あるいは「絶縁」と。
このくらいはしないと絶対に治りません。そして万が一約束を破ったら
絶対に誓約書を実行してください。甘えが一番いけないのです。
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この回答へのお礼

実は、誓約書は書かせましたが、効果はありませんでした。母は見捨てられないのです。そして私達もです。病院へは、家の家具にしがみついて動きません。先日、父から詫び状が来ました。すいません。愚痴ってしまって・・・でも有難うございます。嬉しかったです

お礼日時:2005/12/14 18:55

お父様はアルコールに強くない体質であるように推測します。

理詰めで納得してもらうしかないのでは? 

アルコールに強い体質(日本人の約半数)であれば、缶ビール500mlx2本程度では全く物足りませんから。

酒が悪いのではなく、酒への付き合い方が、人によって千差万別だということをまずご理解してもらうことでしょう。

私はほとんど毎日、飲んでます。が値段にかかわらず、美味しくないと思う酒は飲みません。極端に言えば、安く売ってるチューハイの類いが不味いのです。だからパーティや酒の席で、あまりにひどい酒類しかない場合は口にしません。まだイスラム圏で生活する方がマシかなとさえ思うくらい。

がしかし日本の食事はアルコールに合いやすいですし、そのイスラム圏でもアルコールの需要は伸びてる傾向にもあります。

そんなようなことで、端から否定せずに酒についての研究することもひとつの手かもしれない、と思いましたね。
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この回答へのお礼

回答頂きまして有難うございます。嬉しかったです。私もお酒は「ザル」と言われ、酒飲みの気持ちは分かるつもりです。父の酒量は微々たるものです。しかし、自分の身体を犠牲にし、家族を心配させ、人様に迷惑をかけるのは、酒飲みの道理だとは思えません。そう教えてくれたのは父でした。私自身どうしたらよいのか分かりません。考えてみます。

お礼日時:2005/12/14 19:05

自分の力でお酒をコントロールできるのは、たまに飲みすぎたり、ハメを外してもアルコール依存症ではありません。


ですが、「いけない」と思っても飲んでしまうのはコントロールが効いていないという証拠で、コントロール障害=アルコール依存症ということになります。
自分がお酒を支配しているのではなく、主導権をお酒に渡している状態です。
そうなると、「断酒」しかありません。
厳しい言い方ですが、アルコール専門病棟に強制連行をお勧めします。
例えば、私の知人は中毒に近い依存症者だったらしく、
「絶対に病院には行かない」と言っていたらしいのですが
「お父さん、○○さんところに、行こう!車も待たせてるから」と言って
タクシーを呼んでおいて、病院へ連れて行かれた・・。
しかし今となっては、断酒歴15年になり非常に感謝しているという話です。
アルコール専門病棟に行くと、そこで「シアナマイド」という抗酒剤が
あります。これは、朝、家族の前で服用する薬なのですが
もし、この薬を飲んで、酒を摂取すると、死ぬほどの苦しみを味わうらしいです。
ですので、「朝一番」に飲むのです。

病院に行き、診察してもらうことでお父様も何かを気付かれるといいですね。
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この回答へのお礼

お答え頂き有難うございます。とても参考になりました。このことで家族間で、意見がばらばらです。治療させたい子供。治らないのだから、自分の愚痴のはけ口を作って欲しい母。どうしたらいいのか分からない父。方向性を探っています。

お礼日時:2005/12/14 19:11

アルコールの問題でお困りの家族の方は大変多いです。

でもなかなかいい対処法がないというのも今の現状だと思います。
私は医療従事者(専門職ではありません。ただの事務です)として、また自らの問題飲酒を克服するためにアルコール専門医療を受けている経験者として意見を述べたいと思います。
まず、いろんな方がアドバイスをされていますが、まだ受付中というのは、「これだ!」という決定的な回答がないからかと思われます。ですがはっきり言って、こうすればお酒をやめさせられるというような絶対的な方法はないと思った方がいいです。だからアルコールの問題を抱えて悩む家族がたくさんいるという現実を直視してください。
その上で、家族としてできる最大限の努力をする必要があると思います。
どなたかが、強制的に入院さるとか、兵糧攻めをするとかをアドバイスされていますが、そんなことをしても、世の中からお酒が一切なくならない限りはお酒をやめさせるのは無理です。死ぬまで入院させてくれる病院はありませんし、経済的に飲めない状況を周りが作ったとしても、飲みたい人は、犯罪(万引きなど)に走ってでも飲もうとするのがこの病気の厄介なところです。
まずは、困っているのですから、アルコール専門医療を行っている医療機関(病院でもクリニックでもかまいません)に、相談に行かれることからはじめましょう。そういうところは有料だとはおもいますが、ほとんどのところで家族の相談やカウンセリングをやっているはずです。まずはあれこれ悩むより、専門のところに相談されるのが一番です。
あとアルコール依存症は、意思が弱いからとか、性格に問題があるからなるんだとお考えであれば、その考えは捨ててください。
アルコール依存症はまぎれもなく病気です。本人の意思だけで、断酒ができたりするものではありません。
この病気への対処法は断酒すること以外にはないと言われています。断酒を続けるには、根気強いアプローチと学習、ミーティングや自助グループへの参加など継続的な取り組みがなければ、できるものではありません。
専門の医療機関や保健所などに相談しながら、お父さんをどうやってそういうプロセスに乗せていくかをとことん努力する以外は方法はありません。
しかし、そうやって断酒を成功させてきた方々も多くおられます。あきらめず、あせらず、粘り強く取り組まれることを期待します。

あまりいいアドバイスにはならなかったかもしれませんが、飲むことをやめろと周りがぶつぶつ言うよりも、飲みながらでも毎日、専門の医療機関に通院するほうが効果はあるものですよ。
あっと、私はアルコール専門病院の回し者ではありませんので念のため。私自身は普通の病院の職員です。2ヶ月間休職してアルコール専門クリニックに通い断酒しました。
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この回答へのお礼

ご回答頂き有難うございます。非常に参考になりました。確かに、専門家に頼むのが先決だと思います。まず、病院へ行くよう説得してみます。

お礼日時:2005/12/22 11:59

 私は、アルコール依存症者本人で、数年間、自助グループとそのプログラムによって断酒がつづいています。


私の父も、アルコール依存症で、まだのみ続けています。
 私は、医療関係者や医師などではありませんので診断や断言はできません。自身の経験からでしかお伝えできませんが、お父様は、依存症かもしれません。自助グループ内でよく聞かれる話と私自身の体験と酷似していますので。
 依存症者に、「酒を飲むな」とか、「誓約書をまもれ」とか、「入院や自助グループをすすめる」とか、酒やそれにまつわる生活パターンに家族が介入したり、せわを焼いても、本人が酒を止める気になるまでははっきりいって無駄です。家族に、止めるように言われたからでやめるアル中はいません。
 酒を止められた事を理由に、恨み言をいって、家族のせいにしてのみ続けるのがおちです。ほっとくのが一番です。本人の酒にまつわる行動にいっさい関わらず、無視ぐらいでいいです。
 「底づき(生きることも死ぬこともできない状態)」すれば、止める気になって自ら助けを求めます。そのときに、家族は助けてあげてください
 アルコール依存症は、「家族病」とよくいわれています。家族全体が、依存症者本人に巻き込まれて、家族も病気状態になります。依存症者の酒を止めさせる行動にとりつかれて、家族自身の生活、安全をかえりみる事ができなくなってきます。(共依存といいます)
 アルコール依存症はどういった病気なのか(WHOで認定されている病気です)をまず、ご家族が学んでみてください。ご自身を守るために参加をお勧めします。
 都道府県の精神保健福祉センターや、専門病院で家族のための勉強会をおこなっています。あとは家族のための自助グループに相談者ご自身が参加されることをお勧めします。
 断酒会(本人と家族)、AA(家族の参加も可)、ALA-NON(家族の自助グループ)、AKKなど。同じような依存症者をかかえる家族と話をすることが、おおきな解決につながります。
下記はAKKのURLです。さまざまの自助グループの情報があります。
あと、今まで私が書かせていただいた回答も参考になると思いますので、良ければ、ハンドルネームから、過去の回答履歴をごらんになってください。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答有難うございました。非常に興味深く拝見したしました。私たち家族が、まず勉強をしてみます。本当に有難うございました

お礼日時:2005/12/26 08:15

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