以前から気になっていたのですが、第二次大戦中の戦車の名前は誰が
どのように、つけていったのでしょうか?
ソ連や日本軍は、アルファベットや数字でつけていて官僚的な感じがするのでなんとなくわかるのですが、ドイツの動物系(タイガー、パンサー等)やアメリカの軍人名系(シャーマン、パーシング)イギリスの無秩序な名前(ファイヤフライほたる、マチルダ女の子の名等)はどうしてそのシリーズにしようと決まったのでしょう?誰が決めたのでしょう?
日本の艦船名やアメリカの戦闘機名も気になります。

A 回答 (7件)

米軍の航空機については基本的に「兵器メーカーの商品名」なので、メーカーが命名するケースのほうが多いようです。


グラマン社の「猫科動物シリーズ(ワイルドキャット、ヘルキャット、パンサー、クーガー、トムキャットなど)」、(マクドネル・)ダグラス社の「幽霊・怪物シリーズ(ファントム、ブードゥーなど)」、ヘリコプター(ヒューズ社?)の「原住民族名(アパッチ、イロコイ、ナヴァホ)」など。メーカーによっては「シリーズ化していない」ので、必ずしも同系統の名前になるわけではありませんが。

ドイツの「マウス(ねずみ)」についてはまあ、皮肉というか、ユーモアを感じますね。

「敵によるニックネーム(コードネーム、暗号名)」では特徴を表すケースとそうでないケースがあります。たとえば「桜花」では「BAKA(まっすぐ特攻することしかできないから)」ですが零式艦戦では「Zeke」など、「人の名前が使われるケース」もあります。
ソ連(現ロシア)機のNATOコード(NATOによる暗号名)では「戦闘機はF(戦闘機、ファイターの頭文字)で始まる言葉、フランカー、フルクラム、フィッシュベッドなど」、「爆撃機はボマーの頭文字、Bで始まる言葉、ブラックジャックなど」等々の原則があってなかなかわかりやすいと思います。ロシアになってからこれらの兵器が「商品」になったため、このNATOコードが商品名に採用されたケースもありますね。この場合もそれぞれの「メーカー(元設計局)」が命名者ということに一応なります。ソ連兵器でも「シュツルモビク(嵐を呼ぶ男)」とか、「スターリン」などの「命名」がありますね。

型番については艦船でも「CV-~、DD-~」というような「制式型番」が制定されていますよ。これは艦名とは別です。それから「メーカーでの製造型番」と「軍組織内での制式型番」が一致しないケースもあります。運用上、問題があると困るので、間違いないように「統一した命名」をするのが制式型番になります。同名でも別の艦だったり、改装によって艦種が変わるケースもありますので、制式型番が必要になります。
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この回答へのお礼

そういえば、ソ連も愛称をつけていましたね。
大戦後半に出てきた兵器につけているところを見ると、ドイツの影響だったのかもしれませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/12 23:36

 戦車ではありませんが、日本の軍用機の場合、陸/海軍省がそれぞれつけています。


http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002428.html
本家は陸軍で、「一式戦闘機」に「隼」と名付け、これが大ヒット。慌てて海軍も「雷電」以降は名前を付け、更に徹底したことに、これを書類上でも使う正式名称にしてしまいました(陸軍は最後まで非公式の愛称だった)

 ということは、戦車や他の国であっても、同様にそれぞれの役所が(兵・国民の士気高揚等の目的で)公式の愛称を付けていたのではないでしょうか。

 例えばドイツの場合、戦車→動物、自走砲→昆虫、対空車輛→気象 という命名基準があるようですが、「ホルニッセ(スズメ蜂)」の名をヒトラーが嫌って横槍を入れ、「ナスホルン(犀)」と改名させています。同様に「フンメル(丸花蜂)」の名も(チョビ髭のオッさんは蜂に刺されたトラウマでもあったのか)ヒトラーが嫌ったため、公式には使用されなくなっています。
 逆に言えば、トップまで伝達され、裁可/同意が必要な程度には公式な存在だったと考えられます。

 また、WW2イギリスの場合、巡航戦車→頭文字「C」、歩兵戦車→著名な人名、対戦車自走砲→頭文字「A」、自走砲→教会関係
という基準があるようです。特に頭文字をそろえるのは英海軍も採用しているので、彼ら好みの命名法のようです。
 自走砲の場合、アメリカから供与されたM7自走砲の銃座が教誨壇に似ていることから、兵士が愛称として「プリースト(司教)」と呼び、その前に生産していたのが「ビショップ(司祭)」だったので、いっそ抹香臭く「セクストン(寺男)」にしちゃえ、ということで決められてしまったようです(空いているところを見ると、スタート時は「B」で固めようと言う予定だったのかも知れません)。
 また、ファイアフライは半分米国からの供与品なので、この例から漏れたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

あ、ありがとうございました。
非常に、理解しやすい内容で、かなりすっきりしました。
ヒトラーが横槍を入れたというエピソードから、なんとなく名称のつけ方がイメージしやすくなりました。
無骨な自走砲に弱弱しい虫の名前をつけるドイツ人に、中世以来の武人意識を感じますし、それに反対してでっかい動物の名前をつけたがるヒトラーにナチスのあせりを感じます。
イギリスの場合の話。統一性があったのですね。勉強になりました。
有意義なサイトも教えていただいてありがとうございました。

お礼日時:2006/01/12 23:33

・形式名称


一般の製造ネーム形式名です。M4A1とか4号H型。試作機器・少数兵器にもわりふられます。
例えば試作型の場合は頭にXをつけてXM177と名付けられる場合が在ります。
これは主に兵站・生産・発注・開発や作戦・戦略レベルの呼称です。

・識別名称
軍隊が識別用の名称として名付けたもので、試作機器には名付けられません。
大型単数兵器には優先してつけられる傾向が在ります。戦艦等はその最たる物です。
これは主に戦闘単位・通信等の実用レベルに、使われます。
主に戦術・作戦レベルで用いられます。

・ペットネーム
愛称。兵士・開発チーム・国民等がつける愛称です。
兵器の特徴やイメージを呼称します。

・敵によるニックネーム
一式陸行をアメリカ軍が燃えやすいので「ライター」と名付けていたような場合です。
その兵器の欠点や特徴を誇張してつけられる傾向に在ります。

・暗号名
暗号で呼ばれる場合の名称。

という様におおまかに兵器の呼称には違いが在ります。
御指摘の様に国別に特徴が在り国民性や時代意識等が反映されます。
兵器が輸出されるように成ってからは同一兵器でも国ごとに名称が異なる場合が在ります。

>どうしてそのシリーズにしようと決まったのでしょう?誰が決めたのでしょう?

日本の戦艦の場合は国土防衛の観点から象徴的な地名を選ぶという事で決まった様です。
御質問を具体的に意識しますとドイツ軍戦車は4号戦車以降愛称が普及しますが、
ドイツ軍の場合は戦車の戦略的価値を強く意識し国民精神に強く反影させる為という様な
ニュアンスで決められたように記憶しています。
誰が言い出したかまではちょっと分かりません。申し訳在りません。
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この回答へのお礼

非常に丁寧なお答え、恐縮です。
敵によるニックネームの逸話は、いくつか聞いたことがありドイツ兵はT-34のことミッキーマウスと呼んだり、他にスターリンのオルガンとか
・・・。それらのことって、かえって戦場のリアリティさえ感じます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/12 23:19

ドイツ・アメリカ・イギリス・イタリア・日本・ソ連ともに記号ですけど?



 ドイツの場合は1から順々にナンバーが振られています。パンテルの場合は5A・5D・5G(後ろのアルファベットは改良番号)ですし、ティーガーの場合は6Eです。
 アメリカはM1から始まり、シャーマンはM4、パーシングはM26です。
 英国の場合はA1から始まります。
 日本の場合はチハ、ハ、チヌなどです。

この回答への補足

文中にありますパンテル、ティーガー、シャーマンといった名前のことを対象にしているのですが・・・。
例えるならHONDAのステップワゴンは「ホンダ・DBA-RG1、-RG2」という車名型式がついてますが、「ステップワゴン」という名前は誰が、どうして、命名したかが知りたいのです。
なぜ、ドイツは動物(虎、豹、象、灰色熊、すずめばち、こおろぎ等)
系でアメリカは軍人名が多いのでしょう?
それに対しイギリスはなぜ、統一感がないのでしょう?

補足日時:2006/01/11 14:36
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水を差すようで悪いけど


全ての国の車種・機種の名称は
アルファベットや記号、数字の組み合わせです。
パンサーとかタイガーとかシャーマンとかいう部分は
愛称であって、正式名称ではありません。

艦船だけは船に名前をつけるという古来の習慣から
名前がありますが、戦車や飛行機は
名前と思っている部分は愛称としてつけられただけ。
ヘルキャットが名前でなく、正式名はF6F、
ヤクトパンサーは名前でなく、正式名はIV号F型ということです。

ちなみにマチルダは、MK.IおよびMK.II歩兵戦車で、
ただの”女の子の名前”ではなくて女王の名前です。
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この回答へのお礼

なんとなく思ったのですが、今の車の商品名のつけ方と同じだったんでしょう。設計部門、開発部門、営業担当、製造企業内の実力者、政治的権力者の考えでそのまま愛称として通っただけで、もし変な(不都合な)名前だったら途中で誰かがストップかけていたのでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/11 11:55

現代だと、NATOの関連付けで兵器の名称が決まったりします。

第二次世界大戦時は縁起かつぎ(特に日本軍の艦船や、第二次世界大戦後期の戦闘機の名称)でつけられたのでは。戦闘ヘリのアパッチはインディアンの名前といわれています。力強い存在などならばなんでもよいのでしょう。
日本の戦車は、艦船や航空機ほど、価値のある存在ではなかった為、とくにそれっぽい名前がつかなかったのではと、勝手に予想してしまいます。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/NATO%E3%82%B3%E3%83 …
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この回答へのお礼

縁起かつぎは、日本やアメリカのそれは理解できます。
でも、ドイツのマウスとかこおろぎとかイギリスのほたるとかシャレっけでつけたとしか思えないのはなんでしょうか。
ヨーロッパ人の「いくさ慣れ」から来る遊び心でしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/11 11:41

同じ政策会社で設計者やその辺では無いでしょうか?



空母は(土地、英雄人)が多い
戦闘機はアイドル名だとか、女性名が多かったのも
同じ政策会社だと、統一感のある名前になると思うのです
しかし、アメリカは(開放などの英雄)意識や強い物にちなんだ名前が多いのもアメリカの歴史が浅い事もあるのではないでしょうか?
遊び心も広いのも理解出来ますが。

参考URL:http://www.rivo.mediatti.net/~cvan65/blue/meikan …
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この回答へのお礼

そうですか。
製造会社の名もなき設計者や営業(?)がつけたんでしょうね。
今の車のネーミングのつけ方と同じようなもんだったんでしょう。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/11 11:30

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