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「古文書」講座を習った時、農家の次男/三男は結婚せず、その家の労働力として、居候した・・ということを聞きました。くわしい方、教えてください。

Q1○身分制度から、農民は、農村から出られなかったか(yes/no)
Q2○次男/三男には、農家への婿養子という選択はあったか(yes/no)
Q3○次男/三男には、町へ出で、商家の奉公人になるという選択はあったか(yes/no)
Q4○次男/三男の性の処理方法として、(農家の?)寡婦を相手としたという俗説は存在したか(yes/no)

上の4質問以外に、実態をご存知の方は教えてください。

A 回答 (1件)

江戸時代については初期と中期以降では異なり、また地方によっても異なります。


江戸時代初期はまだ大規模経営が多かったので次三男が家に残って労働力となることはあり、その場合結婚しないままで厄介になることもありましたが、独立して農業経営はできないものの結婚すると言う場合もありました。もちろん婿養子になると言うことはありました。
また、次三男が武家奉公人(中間など)になると言う道はありました。
そういうことで江戸時代初期の場合は
Q1.No
Q2.Yes
Q3.初期はまだ難しかった

江戸時代も中期以降になると、次三男どころか長男が他国に出稼ぎに出ることは珍しくなく、次三男が都市に奉公に出るのは普通でした。
また武家奉公人になると言う選択肢もありました。
そこで江戸時代中期以降は
Q1.No
Q2.Yes
Q3.Yes
です。

この回答への補足

当方、愛知・刈谷藩の地区です。農村部は、(明治用水の疏通以前で)水に乏しく、また、東海道池鯉鮒宿の助郷役務などで、豊かではありませんでした。
(講師いわく)古文書としては、江戸前期のものが残っていることは稀で、講習では、当地の農村庄屋家所蔵の江戸後期のものを題材としていました。

補足日時:2006/01/15 09:10
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