No.3ベストアンサー
- 回答日時:
まずはじめに申し上げたいのですが、発がん性などの毒性は、摂取量を考慮しなければ意味がありません。
食品中には、確かに大量摂取によって発がんの要因となるものも存在しますが、ほとんどの場合その含有量はごくわずかであり、即危険な食品などめったにありません。
(#1さんがおっしゃるように、アフラトキシンは強力な発癌物質ですので、カビの生えた輸入ナッツは危険ですが、こんなものは本来販売されるべきものではなく、もし市場に出回ればニュースのネタになります。)
また、食品添加物は事前に十分な発がん性を含む毒性試験が実施されており、かなり余裕を見た安全な量でしか添加されることはありません。
(蓄積毒性が問題になるようなものは、まず認可されません。)
イギリスの疫学者Dollの調査では、癌の原因のおよそ2/3が食生活と喫煙により、食品添加物の影響は1%にも満たないとしています。
それを踏まえた上で、食品中に含まれる発がん物質を挙げてみると、
【N-ニトロソ化合物】
野菜(ほうれん草などの葉を食べるものに特に多い)には、かなりの量の硝酸塩が含まれています。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/food-db/4-1. …
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/food-db/4-2. …
そして、腸で吸収された後そのおよそ1/4が唾液に再分泌され、さらにそのおよそ2割が口中細菌によって亜硝酸になります。(これは、ハムなどに発色剤として使われる亜硝酸よりもずっと多い量です。)
これがたんぱく質に由来するアミンと生体内で反応すると、N-ニトロソ化合物になります。
(茹でこぼして水でさらすと、かなりの硝酸塩を取り除くことができますが、同時に水溶性ビタミンも流れ出てしまいますので、良し悪しですね。)
なお、ビタミンCの存在下で、N-ニトロソ化合物の生成が抑制されますので、たんぱく質と同時にビタミンCを含む食品も食べれば、発がんの危険はかなり低減されると思われます。
【ベンツピレン】
たんぱく質を加熱調理することで生じます。(よく言われる「肉や魚の焦げ」はこれです。)
ただ、動物実験で癌を生じさせる量は、人間にあてはめると焦げを集めて丼に盛って食べるような量で、通常の食生活では問題になるような量を摂取することはないでしょう。
もし気になるなら、肉や魚は焼きすぎない。ひどく焦げたところは避ける。といったことに注意するくらいでしょうか?
【アクリルアミド】
アスパラギンというアミノ酸とブドウ糖を高温で加熱調理することで生じます。
ジャガイモにはアスパラギンが多く含まれており、ポテトチップやフライドポテトには、アクリルアミドが比較的多く生じています。(煮たりゆでたりした場合には生じません。)
時々食べるくらいのことで、心配する必要は全くないと思いますが、
毎日、昼食には大量のフライドポテト、おやつににはポテトチップを1袋といったようなことは避けるべきかもしれません。
http://www.co-op.or.jp/jccu/news/syoku/syo_02112 …
ただし、冒頭にも述べたようにこれらの物を摂取する量は、実際には大したことはありません。
これらを避けるよりももっと大切なのは、基本的なバランスの取れた食生活です。
たとえば、脂肪や食塩を多く摂るひとは、癌になりやすいことがわかっています。
逆に、野菜(ビタミンや食物繊維?)を多く摂ることは、癌を防ぐことにもなります。
(N-ニトロソ化合物を恐れて野菜を控えることは、むしろ逆効果かもしれません。)
また、決まったものばかりではなく、意識してできるだけ多くの種類の食品(食材)を食べることも必要です。
これは、栄養のバランスということだけではなく、(フライドポテトの例のように)食品によるリスクを分散させるためにも大切なことのようです。
(食品添加物を恐れるあまり食材が偏ってしまうようなことがあったとしたら・・・・・、本末転倒になってしまいますね。)
がんを防ぐための注意点については、以下のサイトを参考にしてみてください。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/events/99121 … http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2002q2/20020 …
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/about/010101 …
参考URL:http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/events/99121 …
No.4
- 回答日時:
#2です
まだ閉じていなかったので一言。
人の生命活動の基本として、自律神経・白血球・代謝エネルギーの3つの働きによって成り立っています。
交感神経が過剰になったり、副交感神経が過剰になったり、偏った食生活をしていると、免疫力が低下して、ガンになる確率は高くなります。
ねずみを使った研究では、悪性の癌を発生させるためには、100万個も注射しなければ発ガンしません。
10万個や20万個ではリンパ球に処分されて癌にはなりません。
しかし、免疫機能を抑えてリンパ球を減らしておくと、たった1000個で発ガンします。
人間の身体は60兆からの細胞で成り立っています。
その内、毎日100万個(ゴマ粒1つ位の大きさ)くらいの細胞が癌化していると言われています。
それを、リンパ球が処分しているから癌にならないで居ます。
リンパ球が活発に活動していれば癌にはならない事になりますが、
逆に免疫力が低下している状態では、たった1個の発ガン因子でもガンになり得ると言えます。
ガンに罹らないためには生活パターンの改善が欠かせません。
ストレスの解消・・・・・ストレスが発ガンの一番大きな原因と言われています。
適度な運動・・・・・適度な運動で代謝を良くします。
食生活の改善・・・・・食品添加物の安全基準は、厳しく、毎日摂取しても大丈夫と言う数値の更に1/100~1/10と言われています
健康の人なら何の心配も要らない数値です。
しかし、免疫力の低下した人では如何でしょうか。
1/1000でも発ガンの危険が大きくなります。
「危険だから禁止します」と言って未だに禁止されていない添加物もあります。
禁止されると大手メーカーが困りますから。
大手メーカーが困れば政治家が困ります。
地場産で添加物を使わない業者が沢山有りますが、本当に大丈夫なら、なぜ、利益の大きい添加物を使わないのでしょうか。
日本の水道水にも発がん物質が多数含まれています。
水道水は衛生的には安全ですが、今の施設では、トリハロメタン・トリクロロエチレン・テトラクロロエチレン・ダイオキシン・重金属などの発がん物質は除去出来ません。
原水(川の水)が汚れていればその分塩素が多く使われ、トリハロメタンが多くなります。塩素は両刃の剣です。更に残留塩素は有機物と化合してトリハロメタンになります。
トリハロメタンは体内に蓄積します。
今、もっとも安全と言われる、緩速ろ過による浄水施設での供給をする治自体も出てきましたが、まだ、少数です。
自然の食べ物・大気中にも発がん物質は存在します。
また、調理法や、体内に入って発がん物質に変わるものも有ります。
自然界のものを知らずに取っているから、せめて判っている添加物は取りたくないという人も居ます。
自分の免疫力が心配だから判っている物は極力取らないという人も居ます。
自然界にもあるのだから、添加物を取っても平気と言う人も居ます。
ただ、ガンやアレルギーが増加している事実は有ります。
食の改善・ストレスの解消など、免疫力を高める生活が一番の予防になり大切だと思います。
No.2
- 回答日時:
☆パンに使用される
流動パラフィン
CMC
L-グルタミン酸ナトリウム
サッカリンナトリウム
タール色素
☆インスタントラーメンに含まれている
プロピレングリコール
☆味噌醤油
ソルビン酸
ソルビン酸カリウム
☆豆腐
シリコーン樹脂
☆菓子類
オイゲノール
☆野菜などに使う用水
イオン交換樹脂
☆漬物
サッカリンナトリウム
ソルビン酸
他にも沢山有りますが、禁止予告をして現在も許可されているものを上げてみます。
次亜塩素酸・・(殺菌)・無制限
次亜塩素酸ナトリウム・・(殺菌)・無制限
亜塩素酸ナトリウム・・(漂白)・さくらんぼ・ふき・ぶどう・もも
サラシ粉・・(殺菌)・無制限
次亜流酸ナトリウム・・(漂白)・コンニャク粉・干しパイナップル・ゼラチン・果汁酒・糖蜜・水あめ・天然果汁・甘納豆・煮豆・えびの剥き身・以上には使用基準有り。その他にはゴマ・マメ類・野菜を省いて無制限
BHT・・(酸化防止)魚介冷凍品・魚介塩蔵品・乾燥うらごしいも
BHA・・同
過硫酸アンモニウム・・(小麦粉改良剤)・小麦粉
二酸化塩素・・同
ポリアクリルサンナトリウム・・(糊料)全食品に0.2%以下
アルギン酸プロピレングリコールエステル・・(糊料)全食品に0.1%以下
コンドロイチン硫酸ナトリウム・・(保水乳化安定剤)・マヨネーズ・ドレッシング・魚肉ソーセージ
オレイン酸ナトリウム・・(被膜剤)・果実・果菜の表皮
オキシエチレン・・同
モルホリン脂肪酸塩・・同
ポリリン酸ナトリウム・・(品質改良剤)使用無制限
メタリン酸ナトリウム・・同
山菜や食品に初めから含まれているもの、変化して発生するもの
http://homepage3.nifty.com/pink_cancer/hatugannb …
http://www.h7.dion.ne.jp/~i-hoken/shoku4-6.html
http://mh.soc.or.jp/memo/mi0047.htm
この回答へのお礼
お礼日時:2006/01/21 19:47
回答ありがとうございましした。添加物ですよね。
しかし…普段何気なく口にしてる食べ物にこんなにも因子が含まれている可能性があったとは…
No.1
- 回答日時:
輸入ピーナッツなどに含まれるアフラトキシン、天然物でもっとも強力な発ガン物質です。
市場で売られている物は検査しているので含有量は問題ない範囲です。http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ …ワラビにも発ガン性物質が含まれているが、通常の食べる量では問題ないと言われています。
熱々の食べ物も要注意。http://www.asahi.co.jp/hospital/shinsatsu/050426 …
この回答へのお礼
お礼日時:2006/01/21 19:42
回答ありがとうございました。アフラトキシンはカビ毒でしたよね。ちょっと聞いたことがあります。
でも微量とはいえ体内に蓄積するかもしれないのが恐いですね。
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