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どこのカテゴリ-か迷ったけどとりあえず
社会の項目にいれておきます
みなさんまもなく伊豆の河津桜が開花いたしますが
河津ざくらってなんでさくらでは無くざくらなんですか
パンフレットを見ていて気になってしまって
語源等知っている会員の方教えてください。

A 回答 (3件)

 単に言葉のルールなんじゃないですか?


桜って、他の単語の後ろに付いた時は、大抵「ZAKURA」って発音してますよ?

 例:「大正桜」「遠山桜」「葉桜」「黄桜」などは、皆「ZAKURA」ですけれど。
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  特にどの場合、「さ」が「ざ」になるという規則はないと思いますが、「さ」で始まる言葉で、「合成語」となる場合、「ざ」になる言葉が他にもあります。例えば、「笹」は「熊笹」などは、「ざ」になります。「猿」も「山猿」「日本猿」などは「ざ」です。必ず濁るとは限りません。動物や植物が濁るのかと云えば、「さば」とか「さんま」はあまり濁る例を知りません。これらは合成語が少ないかないのかも知れません。(「左衛門」というのは、平安の貴族の官職名ですが、「大久保彦左衛門」の場合、「ざえもん」となります。元々「さえもん」です)。
 
  濁る理由は、合成語にした時、音が発音し易いか、綺麗な発音になるからだと思えます。特に、発音しやすいというのが、理由だと思います。また、古くからある言葉ほど、合成語で濁るような気がします。
 
  英語のsは、ドイツ語では、すべてzで発音します。例えば、英語の魂は、soul ソウルと云いますが、これの対応ドイツ語は、Seele でゼーレと云います。英語で歌手は、singer シンガーですが、ドイツ語では、Singer でジンガーと発音します(ズィンガーですが)。これは、印欧語での系統的音韻変化の例ですが、上の「さ」が「ざ」になるのも、まだ規則性といえるほどでないが、一種の発音上の理由から来る音韻変化の一種なのだと思います。
 
  少し話とそれますが、「中」は普通、「旅行中」のように「ちゅう」と読むのに、「一日中」「年中」の場合は「じゅう」と読むのはどうしてか、という質問があり、回答が色々あります。参考URLで見てみてください。濁る場合は、どういう理由か、という細かい話があります(細かい話をしているのは、わたしですが)。
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=192603
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 一説によると、原則として子音と母音が連続する日本語の響きは他言語を母語とする人たちにもたいへん美しく聞こえるそうで、その日本語の発音の原理的な性格から連濁現象が生じることがあるそうです。



 連濁のルールは非常に複雑でおまけに例外だらけで、一筋縄ではいきませんが、以下に説明を試みてみます。

 まず「前の語が後ろの語を説明している」場合は連濁が起こりやすいというのです。例えば『勉強』+『部屋』で『べんきょうべや』、『口』+『へた』で『くちべた』、『若い葉』で『わかば』そういえば『遠山』+『さくら』で『とおやまざくら』っていうのもありましたね。ご質問の『河津ざくら』はこのパターンかと思います。例外としては『枯れた葉』で『かれは』などがあります。

 ただし『かみくず』のように後の語の2拍目、3拍目に濁音がある場合は連濁は起こらないというルールもあります。

 また『たはた』、『やまかわ』などのように前の語と後ろの語が対等につながっている場合は連濁現象はおこらないという傾向があるそうです。それ以外にも『ん』の直後では起こりやすい、擬声語・擬態語では起こらない、『ッ』(撥音)の直後では起こらないなどの性質があります。

 ただ、特に最近になって若い人の中では、このような面倒な連濁の規則を無視する方向に動いていると嘆くむきもあるようです。

 ネタ本は『井上ひさしの日本語相談』(朝日文芸文庫)です。このようなご質問でなかったのなら御容赦下さい。
 
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