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現在計算の苦手克服も兼ねて簿記3級の勉強をしております。
いま貸倒引当金の項目を勉強してまして、使用しているテキストを見てみると
貸倒引当金の勘定が負債ではなく資産のマイナス勘定と表記されています。

「資産のマイナス勘定」と「負債勘定」って別物なんですか?
何となく「資産のマイナスを補う科目だから負債には該当しないのかな?」とは思ってるんですが
どうもその考えに自信が持てなくて^^;
試験前までにスッキリしたいんで(ぇ よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 基本的に引当金は負債勘定です。


 厳密に言えば、「貸方勘定」です。貸方勘定とは、増えれば右側に仕訳する勘定のことです。
 ですから、貸倒引当金も貸方勘定です。
 ただ、貸倒引当金とは、売上債権が焦げ付いた場合に備えるものですので、あらかじめ売上債権から差し引くのが一般的です。
 その方が、その企業の資産価値を適切に判断できますので。
 したがって、当たり前だと負債の部に記載される貸倒引当金を、資産の部に記載するのです。
 ただ、貸方勘定なので、資産の部(借方)に移動させる場合はマイナス表示させます。
 無理に負債勘定に記載しても間違いではないのでしょうが、そうすると資産合計(=負債資本合計)がその分増えてしまうので、注意が必要ですし、一般的ではありません。
 このように、貸倒引当金は貸方勘定なので、もともとは負債勘定なのですが、資産の適正評価という意味合いから、資産の部にマイナス計上する特殊な勘定科目といえます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます^^
なるほど、売上債権から差し引いた金額と考えれば確かに資産マイナスってのも納得です。
非常に詳しい説明のお陰で何となくモヤモヤしてたものが晴れた気分です^^
本当にありがとうございました!

お礼日時:2006/02/15 12:50

負債勘定の他の科目の性質を良く考えてみてください。


借入金だとか支払手形だとか未払金だとか買掛金などですよね。
全て支払わなければならない、要は会社が「これだけ支払ってないものがありますよ」という性質のものばかりです。

しかし、貸倒引当金は支払わなければならないものではないですよね。貸倒引当金は、もしかしたらこれだけ売掛金から回収できなくなるかもしれないという見積価格のようなものです。

負債とは全然性質が違います。仕訳上では増加のときに貸方に来るので、負債と混乱しがちですが、性質上資産のマイナス勘定になります。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます^^
そうなんですよ、「負債は支払い義務の発生する科目が該当する」と覚えてる上に
最初の金額の発生が貸方なので「何で資産?」となってしまってたんですよね^^;
お陰さまでスッキリしました。ありがとうございました!

お礼日時:2006/02/15 12:41

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