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バブル崩壊といいますが、株でも土地でも 買った人もあれば売った人もあり、ひとつの売買において売値と買値は当然同じはずです。たとえ買った土地が値下がりしても、売った人はお金を持っているはず。ホンとの泡とは違い、お金はプラスマイナスゼロでなくならないはず、お金はどこに消えたのでしょうか?貯金にそのまま残っているのでしょうか?そうだとしたら、その貯金を吐き出させる政策をとらない限りほんとの経済回復はないのではないでしょうか?

A 回答 (3件)

経済学上の素朴な疑問ですね。

頭では分かってるつもりなのですが、口で説明できるか頑張ってみます。

 まず、お金は消えていません。
バブルの頃に土地を売った人は今ごろ悠々自適で生活しているのでしょう。
バブルの頃に土地を担保にお金を貸した人は、土地の値段が下がって、土地を売っても貸した金が回収できない状態になっています。これを不良債権といいます。

 景気が良いか悪いかは、お金が増えるか減るかではなく、お金が活発に動くか、停滞するかで決まります。
 バブルの頃は土地や株を持っていた人は、なんだか自分がお金持ちになった気になってたくさん買い物をしました。つまり、お金が活発に動いたのです。
 今は土地や株の値段が下がって、自分は貧乏になった気がするので財布の紐を引き締めています。だから企業の売上が下がります。企業の業績が悪くなるので、リストラが増え、失業者が増えて、また、買い物をする人が減ります。というのが現在の経済状況です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。やはりお金は消えていないのですね。変に安心してしまいました。お金を持っている人は黙って悠々自適なのですね。不良債権を持っていて苦しい人が、不況だ不況だと騒いでいるのでしょう。

お礼日時:2002/01/18 23:10

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=166246

株における同様の質問内容とその回答です。ご参照ください。
ここでも記載したことですが、株や不動産の資産価値の評価が下落したことにより、企業の資金借入可能額が減少したことが問題となります。

90年と比較して、資産価値の評価が仮に4分の1になったとします。ある企業で90年から資産内容が全く変化していない企業があったとして、1990年であれば100億円の担保価値があり100億円借りることが可能(売却はしていない)でしたが、今は25億円しか借りることができないという状況になっています。1990年に借りた100億円が返済できていれば良いのですが、ご承知のように景気も良くない為、元本の返済が全くできなかったとすると、75億円は返済のされない危険性の高い“不良債権”ということになります。
日本は土地を中心とした実物担保本位制の貸出システムですから、日本全体の資産価値が下落したことに対する、信用創造の収縮分を指して貸し渋りと言われているのです。

>その貯金を吐き出させる政策をとらない限りほんとの経済回復はないのではないでしょうか?

貯金を消費に振り向けさせるという政策ということであれば、ご認識は正しいと思います。個人消費を回復させることが景気回復の近道だと思いますから、私個人的には『消費税減税』が有効な手段だと思います。しかし、現在のお題目には掲げられていません。(次期政権が実行することを期待しています)

>金余り
厳密に言えば、この表現はおかしいです。必ず預貯金などにして手元に置いているわけですなないですから余っているお金はないはずです。金利低下圧力がある状況を金余りとマスコミが表しているだけだと思います。

重要な点を記載したつもりです。お役にたてば幸いです。
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>ひとつの売買において売値と買値は当然同じはずです。


>たとえ買った土地が値下がりしても、売った人はお金を持っているはず。

その通り、売った人には、お金があります。

>お金はプラスマイナスゼロでなくならないはず、
>お金はどこに消えたのでしょうか?

そこが違います。
お金とお金を交換すればそうですが、
この場合、お金と「土地」を交換したんです。
買った人にはその土地が残ります。それが値下がりするんです。
別にお金が消えたりはしていません。

AさんがBさんに土地を1000万円で売ったとします。
Aさんには1000万円の「現金」が残りますが、
Bさんには、
その売買契約が成立した時点での1000万円の価値のある「土地」が残ります。
その当時は、プラスマイナスゼロかもしれませんが、
その後、土地の値段が下がれば、そうではなくなります。
900万円に下がったとしたら、その差額100万円が、
cyouonさんのいう「消えたお金」ではないでしょうか。

そもそも、「バブル崩壊」というのは、
「『価値』が泡のように消えた」ということです。
土地や株というのは、宝石などのように
そのものには価値はないですよね。株券なんてただの紙ですから。
土地なら何処にあるかということ、株なら書かれている企業名、という
周りについているものによって、価値が決まっているわけです。
それが見せかけの価値『バブル』です。
バブルのころというのは、
Bさんが1000万円で買った土地を、
1100万円で買いたいというCさんがいたんです。
なぜ、Cさんは買いたいかというと、
さらに高く買ってくれるDさんがいるからです。
こやって、価値のない土地によって、
大金を手にする人がたくさんいたわけです。
今思えば、そんなのいつか崩壊するに決まっていますよね。


そういうわけで、どこかにお金が眠っているわけではないですよ。

この回答への補足

私もお金は消えたとは思っておらず、それで
”お金はどこに消えたのか?どこにも消えてないはずだ”といいたかったのです。
やはりお金は消えていない。むしろ金余りだと思うのです。バブルの時も金余り、不況不況といっている現在も金余り、日本は何でこんなにおかしな国なのですか?

補足日時:2002/01/18 14:17
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