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 以前、とある番組で太田光が「これに直木賞をあげなかったら、今の文学界はクソだ!!」とまで大絶賛していた小説ですが、実際に読まれた方いらっしゃいますか?既読の方、率直な感想をお聞かせください。

 ちなみに、僕も先日読了しましたが、ここで感想を書くと意見が偏ると判断し、後々の公開とさせていただきます。ご了承くださいませ。

A 回答 (2件)

あまり本を読まない僕がこんな偉そうに言う資格無いと思いますが、言わせてください(笑)



結果から言うと、面白かったです。というか、読みやすかったです。
なんと言うか、書き方が型にはまっていないと言うか、いい意味で完璧ではない感じの
文章の書き方が、非常に人間らしさを感じてよかったです。
「素人臭さ」が、いい方向に出た、という感じでしょうか。
決して、堅物の大物作家には書けない自由な感じがしましたし、
「ビギナーにしか書けない、ビギナーらしい大胆な小説」という感じでした。

短編五話ということで、普段本を読まない人も読めますし、いい意味で
そんなに話も深くないので、気軽に読めます。
なので、太田さんの言う通り、沢山の人に愛される小説だと思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。失礼ながら、まとめてお礼とさせていただきます。
 思うに、この本は「コントの台本」なんだなと。北野武監督が「座頭市」を撮った時に、殺陣はチャンバラコントで最後に頭をポコッと叩かれる手前で止めてあるだけ、と仰ってましたが、これもそういう印象を受けました。ジュピターさんの件なんて、一歩間違えたら笑っちゃう所ですからね(笑)。
 それを、うまく笑いに持っていかず、しかもれっきとした文学作品として昇華させた劇団ひとりの技術というのは、やはり素晴らしいと思います。仰られる通り、内容も読みやすかったですし(個人的見解としては、こういう分かりやすい文学作品が、もっと世に出るべき思いますが、いかがでしょうか)。

 あんまり期待しないで読んだので、意外な出来のよさに驚きました。確かに、過去に読んだ直木賞受賞作と比べても遜色ないと感じました。

お礼日時:2006/04/09 22:16

今読んでいる途中ですが、いいでしょうか。

最初のふたつの話しか読み終えてませんが…。
直木賞をあげなかったらクソと言えるほど私は本を読まないので何とも言えないですが(笑)いいなあと思いました。
人間の情けないところや惨めなところが出ていて、切なくなって泣いてしまいました。ひとつめの話は、最後のオチを読んで泣いた自分がアホらしくて笑ってしまいましたけど。でも良かったなと思えます。
普段本を読まない人向けかな、と思いました。ので私にとっては丁度いい読みやすさでした。
…なんて言っても、まだ全部読み終えたわけではないので、何とも言えませんが^^;;
一日にひとつのお話ずつ読んでいるので、読了まで今日も合わせてあと3日です。というわけで3日後にまたこちらのアンケートを覗きにこようと思います。
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