プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近発表された“史上最も素晴らしい脚本の映画100”かなにかで、トップグループに入った作品。
そのゴットファーザーI のあらすじに疑問があります(今更ですがネタバレあり 笑)

(本題)マイケルが、抗争する組織のボスと、その組織と繋がっている悪徳警官の3人で食事をする場面ですが、ズバリ、なぜマイケル自身が彼らを殺害しなくてはいけなかったのでしょうか。

(疑問ポイント)自らの手で人を葬る必要のない、又するべきではない地位にいる人間が犯行を行った事について疑問に思います。

コルレオーネ一家は、時前に秘密であるはずの会合場所を突き止め、トイレに拳銃を隠します。 
二人を殺害後、逃走用の車が着ます。 しかし銃声に反応してなだれ込んでくる敵対組織の人間等はいませんでした。
以上の事から、食事会合自体始める必要はなく、3人が到着した時点でターゲットの2人を、マイケル以外のヒットマン系の人間達で葬る事も可能ではなかったのでしょうか。 時前に銃を隠したり、逃走の為に迎えにこれるくらいのコルレオーネ一家なのですから。

やはり、以前に殴られたという個人的な恨みを晴らしたかった、、、、から、自ら引き金を引く事を決めた、のでしょうか?

温厚な上に、第2次大戦でヒーローになる様な知的で能力のある人間の秘めたる裏が、実は激情タイプの兄に勝るとも劣らない性格であった事を表現する幕開けとしての映画の中の演出でしょうか。

結果的にマイケルは、PART2での公聴会?の席で、この殺害事件に対しての質問もされてしまいます。 

この映画は好きで何度も見たのですが、英語バージョンなので残念ながら深く理解できていない為、見逃しているあらすじもあるのかと思い、質問させていただきました。 よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

マイケルは、自他とも認めるマフィア嫌いでしたが、ある日、フレドを運転手にしてビトは買い物に出かけますが、そこで撃たれ、入院します。

マイケルは、病院に見舞いに行きますが、護衛が誰もおらず無防備な状況でした。
マイケルは、「お父さんは僕が守るしかない」というようなことを言ってベッドを別の部屋に移動してます。たまたま、見舞いにきたパン屋のエンツォと銃を持っているふりをしながら、警戒します。

恐らくこのとき、心変わりをしたのではないかと思います。ソロッツォ(敵対しているファミリーのボス)から、停戦の申し出があり、ソロッツォもマイケルがマフィアではなく一般人であるという認識でしたから、マイケルはそれを利用して、敵が油断したところを襲おうと言い出します。これがマフィア嫌いのマイケルが、父親を守るためにマフィアにデビューし、殺害の主犯者になったことだと思います。

確かに、事前にレストランをつきとめ、銃を隠すことが出来たので、「マイケル以外のヒットマン系の人間達で葬る事も可能」ですよね。しかし、確実に殺害するために、停戦協定がうまくいくように見せかけなければならないので、万が一、事前に不審な人物がいることを見られてしまうと、台無しになるので、あえて、そういうことはしなかったのではないかと思います。

想像で申し訳ないですが、私はこんな風に思っています。
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この回答へのお礼

パパコルレオーネの被弾にしろ、その後の病院での失態にしろ、こんな奴らに任せていてはパパの命がいくつあっても足りない。 パパを守れるのは私しかいないと、回答者さんのおっしゃる通り、病院内でパパを見ながらそうマイケルは思ったのですね。  

たとえドンの子といえど、今まで全く関与していなかったファミリーの仕事ですから、上に上がるまでに長い経験と多くの知識が必要であろうところを、自からが銃の引き金を引くことによって、ある程度影響力のあるところまで一気に登りつめる計画だったのかもしれませんね。

かなりスムーズに納得できるような気がします。

やはり、史上まれに見る名作という事で、ほころびを見つけるのはなかなか難しいです。笑
 
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/28 09:20

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