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グリニャール試薬を用いた反応のクエンチにおいて、塩酸や塩化アンモニウム水溶液のような酸性水溶液ではなく水を用いると実験操作上どのような不都合が生じるのでしょうか?

あと、グリニャール試薬と三塩化ビスマスからトリフェニルビスマスを生成したのですが、これを分離して回収するときに氷冷した塩化アンモニウム水溶液に注ぐ作業をしました。この作業、塩化アンモニウム水溶液をトリフェニルビスマスの入った三口フラスコに入れるのではなく、トリフェニルビスマスを氷冷した塩化アンモニウム(ビーカー)に入れなければならないようなのですが、なぜでしょうか?そもそのなぜ塩化アンモニウムは冷却しておかなければならないのでしょうか?発熱とかの安全面を考えてですかね・・?

そして・・3つ目の質問ですいません。。
エーテル層を食塩水で洗ってきれいに分離する作業をしましたが、食塩水ってなぜそんなにきれいに分離できるんでしょうか?化学的に詳しく説明ができたら少し気になるので聞きたいです。。

A 回答 (1件)

1.マグネシウムの水酸化物の固体が生じて分離が困難になります。



2.エーテル溶液に少量の水を加えても、水にエーテル溶液の全量を加えても発熱量は同程度です。したがって、冷水にエーテル溶液を注いだ方が温度上昇が抑えられます。結果的に、エーテルの気化も抑えられるので、安全性が高まります。ただし、現実問題としては、エーテル層に水を加えることもあります。そのときの状況や、実験者のスキルの問題もあります。

3.食塩水と振ることによってエーテル層の水を除くことができます。食塩水と振るのは抽出のときの常套手段です。原理に関してはうまく説明できませんが、「塩析」として説明されることがあるようです。その物理化学的な妥当性については???です。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございました(。_。)

お礼日時:2006/05/10 21:49

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