プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

クリエイティブの現場にいる方々にお聞きしたいのですが、コピーライターは通常どこまでを自分の仕事の範囲としているのでしょうか?一般的にはコピーライターはコピーだけを書いていると思わがちですが、実際にはコンセプトづくりとか企画書作成、資料集めなどコピーを書いている以外の時間の方が長かったりするわけで。。また、人によってはコンピュータがまったく使えないという方もいらっしゃいますよね。そういう方は今でも手書きのサムネイルを書いていらっしゃるのでしょうか?私も現役のコピーライターなのですが、最近ミニラフ作成やデータの修正作業など純粋にコピーを書く以外の仕事のウエイトが結構多くふと疑問に感じたので投稿してみました。その方の有名無名や事務所のスタッフ構成、仕事の内容によってもずいぶん違うのでしょうが、一般論ではなく「私はこうしている」または「一緒に仕事しているスタッフはこうしている」などの具体例でお願いします。広告関連以外の、雑誌のライターさんなどでも結構ですので幅広くお答いただけると嬉しいです。

A 回答 (8件)

広告・出版業界も決して景気はよくないと思います。

したがって、仕事を発注する側もコストをできるだけかけたくないのが本音でしょう。
最近は、カメラの撮れるライター、取材のできるカメラマン、デザインのできるライター、文章が書けるデザイナーなどが重宝されています。
本来は分業でできるのが理想的だとは思いますが、現実的にはそういうことになっています。
mammothさんがコピーライター一本でやりたいと思われるのなら、より個性的で、
他の方にない専門知識があり、クライアントの要望を満たせる(あるいは有益な)コピーが書けるようになれるかどうかではないでしょうか。
ミニラフ作成やデータの修正作業は、コピーライター一本で仕事ができるまでの修行期間ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。やはり皆さん、仕事や状況に応じて自分のできる範囲のことはすべてやっているという感じなのでしょうか。私はミニラフ作成等の作業を苦痛と思っているわけではなく、むしろやらせてもらえてありがたい、という感じなのですがデジタル化がすすむ中、コピーライターという職種が非常にアイマイで微妙な立場であるため、業界の現状みたいなものが知りたいと思ったのでした。

お礼日時:2002/02/12 17:00

そうなんです。

コピーライターの仕事って、
「純粋にフレーズや文章を考えたり書く」という時間は、全体の
作業量からすると、ごくわずかなのではないでしょうか。
ただ時間的には短いけれど、その作業はかなり「濃い」と言えます。
私の勤務しているプロダクションは50名弱のクリエイターが在籍。
大きく分けてデザイナー、コピーライター、WEBクリエイターで
構成されています。
それぞれ専門職ではありますが、境界のアイマイな業務って結構あるんですね。
このアイマイ作業をきっちり分けるのは難しく、その業務ごとに臨機応変に
対応するしかありません。
また同じコピーライターでも、クリエーティブディレクタークラスから
新人ライターまでいるので、一概にコピーライターの仕事はこうだ、と
説明するのは、とても難しいです。
あと、mammothさんの質問にある「コンピュータが使えるか」の点ですが、
これは私の会社では必須です。得意先からのデータを受け取ったり、
デザイナーにテキストデータを送ったり、原稿自体がデジタル化しているので
パソコンは使えないと話になりません。基本的にはWindowsでOKですが、Macも
使えるとベストです。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます。coo-yasuさんのいらっしゃるプロダクションは比較的大きなところのようなので、仕事が発生するごとにチームを編成する、という感じなのでしょうか?それとも最初からチームがあるのですか?

お礼日時:2002/02/12 17:22

クライアントごとにチームが編成されていますが、モノによっては


イレギュラーのチームも組むことがあります。
つまりA社を担当しているAチームとは別に、A社のプレゼン作業で
Bチームを編成するというように…。
この場合、Cコピーライターが、AチームにもBチームにも参加すると
いうこともあります。
チームは、最小2名から最大8名まで。全員、複数クライアントを
かけもちしています。
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この回答へのお礼

再三、ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2002/02/14 10:55

私はデザイナーですが一緒に仕事をされている方の場合ですと


取材、テープ起こしから文章の作成、企画、コピー、校正と一般的な
ことからたまにビジュアルに関しての意見などを拝聴します。
仕事の内容によってはcoo-yasuさんの回答のように割り振りがあります。
やはりMacはデザイナーと協調のため必須といえますし、winが使える人も
います。古い人であればワープロからDOSを経てwinという方も
いるでしょう。守備範囲が広いということはウリが多い(使える奴)と
私は思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはり、自分で守備範囲を広げていく努力をせねばと思いました。

お礼日時:2002/02/14 10:58

あなたが所属する事務所(会社)の形態と、あなたのキャリアによって、仕事の範疇は変わるでしょう。


まず、あなたが所属する組織の長がコピー系の人なのか、デザイン系の人なのかで、大きく変わります。
私は、いずれの組織にも所属したことがありますが、コピー系の長のいる組織の方が、コピーライターとしては、イニシアチブを持った業務ができるでしょう。つまり、コピー系が主、デザイン系が従になります。
そういう所では、例えあなたのキャリアがデザインの人より少なくても、嫌でも、ある程度のディレクションをしなければなりません。
次に、キャリアについてですが、あなたがパートナーを組むデザイン系の人よりもキャリアが長ければ、やはりアートディレクション的な業務もしなければなりませんし、クライアントへプレゼンに行くときには、やはり、あなたがメインでプレゼンテーションをすることになるでしょう。
私の経験からすると、やはり、デザイン系メインの組織よりコピー系メインの組織の方が、コピーライターとしては仕事しやすいと思います。
デザイン系がメインの組織だと、企画書でも、やたらフローのデザインを気にされますし、表現的にも、いわゆる理屈的な表現は避けられ、直感的な表現に限定されるわけです。ということは、おのずと、コピー表現の範疇が狭められてしまいます。
ひどいデザイナーだと、コピーもデザインの一部でしか見てもらえません。文章として捉えるのではなく、文字づら、フォントとしてしか捉えられないのです。特に、英語表現をするときに顕著です。コピーライターなら、まず、文章の意味をパートナーに理解してもらうこと。単なるデザインとしてコピーを捉えるのを辞めてもらうことが第一関門でしょう。
ついぞ昔のことですが、仲畑貴志さんが、確かTCC年鑑の冒頭文の中で、コピーライターの仕事は、単にコピーを書くだけでなく、付帯業務に占めるウエイトが年々高まっているというようなことを書いておられたように思います。
ましてや、今の、この不況の時期、バブル期の糸井さんや仲畑さんのように、キャッチ1本ウン百万円といった仕事には、ついぞお目にかかることはないでしょう(あの方々は、本当はそんな仕事はしていません。ちゃんと全体のディレクションもしているのです)。コピーを書くにせよ、アートディレクションするにせよ、プレゼンするにせよ、私たちは、アーティストではなくて、ビジネスマンなのですから、常に相手(クライアント)の立場に立ってクリエイティブすれば、コピー以外がコピーライターの仕事ではないという疑問はなくなると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。確かにディレクターがコピー出身かデザイン出身かによって、コピーの扱われ方がすいぶん違ったりするものですよね。大変具体的なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2002/02/15 15:10

私は広告代理店に勤務し


最近マーネージメント側に移りつつある人間ですが
>コピーライターは通常どこまでを
 自分の仕事の範囲としているのでしょうか?
と聞かれれば、それはその人の力量にあわせて、と答えます。
>実際にはコンセプトづくりとか企画書作成、資料集めなど
 コピーを書いている以外の時間の方が長かったりするわけで。
コピーに圧倒的な力があって、満場一致で承認されれば
補足説明や資料はいらないわけで・・・
といってもこれは理想論で
最近はクリエイティブひとつを通すにも
マーケターが「この考え方が最も理に適っています」と
延々データや消費者インサイトに基づいて
説得することが前提だったりして
私の本職がコレだったりします。
私個人の意見としては
チーム内にマーケターがいて
妥当なユーザーインサイトを抽出できていて
適切なコンセプトを設定できていれば
クリエイターには「それを1枚絵にすれば」「それを一言で表せば」という
勝負をして欲しいな、と思います。
と、いっても、マーケターがいない規模の仕事の場合
その代わりを努めるのは営業かコピーライターと考えるのが
妥当でしょう。
などと今度は建前を書いてしまいましたが
一番大事なのはコンセプトづくりで
コンセプトをつくった人間がCDをやるべきで
あとはスタッフの能力に応じて
効率よく分業する、と、コレだけの話です。
コンピュータが使えないなら
その分野の業務から外すだけの話であり
資料集めが上手いなら、資料集めを任せるわけであり
資料集めも上手いが、コピーはもっと上手い、というなら
コピーワークに時間が割けるよう
資料集めのためのアシスタントをあてがう、といった具合です。
つまり
>最近ミニラフ作成やデータの修正作業など
 純粋にコピーを書く以外の仕事のウエイトが結構多く
というのは
ミニラフ作成やデータの修正作業が上手い、と評価されているか
純粋にコピーを書く、が上手くない、と評価されているか
会社自体がミニラフ作成やデータの修正作業を求められているか
のいずれかだと思います。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ただ、マーケターやコピーライターの仕事は実際に制作するまでのプロセスづくりという部分もありますよね。それがデザイン事務所勤務の場合だと、実際の制作作業ばかりが重要視され、そのへんの抽象的な仕事が軽視されているような。。傾向はないのでしょうか?

お礼日時:2002/02/15 15:21

私はデザイナーなんですが、昔流通のチラシ作っていた時は、コピーのディレクションから値書きの整理等なんでもやっていました。

これらは本来コピーライターの仕事のはずなんですが、コピーライターの仕事が遅かったり能力がなかったり、物量的にコピーライター本人だけでは裁けない分量だったりする場合は、いくらコピーの領域とはいえ終わるのをぼーっと待っていても仕方ないので、最終的には手を貸す形になっちゃっていましたね。
確かに「私はデザイナーなのに、何でコピーライターの仕事までやんなきゃなんないの!!!???」という疑問は、そりゃありました。しかし時間ギリギリですごいテンパっている時に「私はデザイナーだから…」と自分の職務範囲にこだわっていては、仕事はいつまで経っても終わりません。
この商売には臨機応変、ケースバイケースの体勢が求められる仕事だと思うので、デザイナーがコピー書こうがCMの企画作ろうが、コピーライターがイラスト描こうが写真撮ろうが、その能力がプロの仕事として成り立つのであれば、厳密な職務範囲にはそれ程こだわらなくてもいいのでは。ただ、本来デザイナーがすべき仕事を何らかの理不尽な理由により押しつけられ、それが本職であるコピーの仕事に差し支えるというのであれば、何らかの方策を練るべきでしょう。まあ、会社のほうにもいろいろ事情がおありでしょうから、ただ単にデザイナーを増やせばいいという話ではないとは思いますけど。

ただ、一般的にはコンセプトづくり、企画書作成、資料集め等は立派なコピーライターの仕事だと思います。厳密にはコンセプト作りはCDの仕事、企画書作成はマーケや営業の仕事、資料集めはアシスタントの仕事だったりですが、現実問題としてそこまできっちり分業化できている事業所はごくわずかだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。他の事務所の実情などもよくわかりましたので、今後仕事をしていくうえでの参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2002/02/15 16:53

再びコンニチハ。


>マーケターやコピーライターの仕事は
>実際に制作するまでのプロセスづくりという部分も
>ありますよね。
イヤ、原則論を言えば、プロセスづくりは全員でやるものです。
作業プロセスはしばしば
THINK→PLAN→DO、といったステップで考えますが
THINKの部分は全員でやるのが原則です、というか
THINKの部分は、誰が考えたか、ではなく
一番いいビジョンはどれか、が選べることが大事なんです。
そのためにはヒエラルキーやセクショナリズムにとらわれない
組織づくりが望ましいのです。
>コピーライターの仕事の範囲、が問題になるのは
まず、PLANの部分で、ベストなビジョンに対して
コピーライターの視点でPLANを答えるコト、です。
そして、何よりもDOの部分では
今度はコピーライターとして責任を真っ当するのです。

>デザイン事務所勤務の場合だと、実際の制作作業ばかりが重要視され
>そのへんの抽象的な仕事が軽視されているような。。
>傾向はないのでしょうか?
そういうデザイン事務所は多々あります。
いわゆるフィニッシュ屋さんですね。
逆に、アイディア屋さんとして機能するデザイン事務所も
たくさんあります。
まあ、アイディア屋さんってのは、要するに
実力派なんですけどね。
たぶん、あなたが憧れるようなネームバリューをもつ
デザイン事務所というのは
まず、アイディア屋さんとして優秀です。
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この回答へのお礼

再三ありがとうございます。おっしゃることは非常によくわかりました。が、私が聞きたかったのはあくまでそういった理想論ではなく「現状」ですので。また、どこかの事務所に憧れるとか、??ってカンジです。別に現状に納得していないからこんな書き込みをしたわけじゃありませんのであしからず。たびたびありがとうございました。

お礼日時:2002/02/16 17:00

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