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(1)Mary baked John the cake.
(2)Mary baked the cake for John.
(3)The cake was baked for john by Mary.
(4)John was baked the cake by Mary.

と以上のような文がありますが、(1)~(3)は文法的に適性なのに、なぜ(4)だけは文法的に間違っているのでしょうか?

一応私の推論ですが、give型同士は元来「AがBをCにあげる」という意味が基本。一方buy型動詞では「AがBを買う」という意味が基本でCの要素は追加的。ということからbuy型は前置詞にforを使い「Cのために」という意味を付け加える必要がある。よってfor以外の前置詞を使わざるをえないような、buy型動詞を使う文は成立しない。という感じで考えてみました。(これだと3番目の説明がつかないのですが・・・)

わかる方はご回答をお願いします。

A 回答 (10件)

アメリカに37年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

>一応私の推論ですが、give型同士は元来「AがBをCにあげる」という意味が基本。一方buy型動詞では「AがBを買う」という意味が基本でCの要素は追加的。ということからbuy型は前置詞にforを使い「Cのために」という意味を付け加える必要がある。よってfor以外の前置詞を使わざるをえないような、buy型動詞を使う文は成立しない。

私はそういう考え方で正しく理解されていると思います。 give形はto, buy型はforということです。

これは、giveという動詞は方向を示す動詞であり、buyはその行動によって利益をもたらす事を示す動詞、つまり、日本語の「くれた・あげた」に値する表現なわけです。 だからforが使われるわけです。

forのフィーリングがあるからこそ、その後の名詞は受動態の主語にはなれない、ということなのです。 そして、更に、forのフィーリングがあるからこそ、行動はその人に「対して」されたことであって、「した」わけではないわけです。 お分かりでしょうか。

give you, give a bookという表現が使えるのはtoの方向性があるからこそ出来ることなのです。 そしてその方向性とはyouにしか使えませんね。 だからgive a book to youとなるわけです。

bakeという単語はこの方向性を持たない、利益を与えるための行為を示す単語なのです。 だから、4はまったく意味を成さないことになるわけです。

I baked him a cake.という表現は何かを与える(利益)為に何かをするというbuy型になるわけです。

日本語の「あげる・くれる」の表現がgiveという単語で出せるのは日本語の面白いところだと思います。 韓国語も同じですね。

つまり、日本語のくれる・上げるはこの「利益をもたらすための行動」をするということでもあり、当事者がそう感じるからそういう表現をするわけですね。 そして、buy型動詞にはこの「くれる・あげる」のフィーリングが出せる機能を持っているということであり、出したいフィーリングがあるときに目的語のひとつに「人」を入れればそれで出ると言う便利な動詞だと言う事でもあります。

giveという行為はそれほど努力や労力屋「思いやり」を必要としないただあげる、ということなわけですね。 しかし分け与えると言うspareは自分の利益を減らす、持分を減らすと言う「利益を与える」という部分が「自分の利益を減らす」という「思いやり」があるために、buy型になるわけです。

こう考えると、分類して丸暗記するのではなく、その単語の「フィーリング」を考えながら覚えると結局「使えるもの」となるわけですね。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

この回答への補足

大変素晴らしい意見を書き込んでくださいまして、ありがとうございます!

少々質問があるのですが、
>giveという動詞は方向を示す動詞であり
とありますが、方向とはわかりやすく言えば何でしょうか?自分的には「相手・対象」という風にとらえたのですが。
つまりgive型動詞では相手という方向性が示されるが、buy型動詞は相手は二の次として「利益をもたらすこと」を示す。よってbuy型動詞単体では日本語では単に「くれた・あげた」で、特に対象を示さない。
そのためbuy型動詞に対象を示すためにforが使われる。しかしforで表される対象が、buy型動詞の主語になることはありえない。bakeという単語は利益を与える単語なのに、与えられる側が主語になることはありえない、という解釈でしょうか?

不勉強で申し訳ありません。

ちなみにアメリカに37年住んでいるとは、今もアメリカ在住なのでしょうか?
そうだとすると(というよりか、そうでなくても)英語の生の声が聞けて嬉しい限りです。

>その単語の「フィーリング」を考えながら覚えると結局「使えるもの」となるわけですね。

いやはや・・・勉強になります。

補足日時:2006/05/29 01:15
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えっと、これはね、実は文法的に間違っているとは言いきれないんですよ♪



厳密な文法論からの見地では、これでいいはずなのね。なぜかって、他の動詞なら使えるからで、いくつかの例外についての説明が曖昧なのね☆

で、答えを言っちゃうと、

「別の解釈が先行されてしまう為、ネイティブにも奇異に聞こえる」との事なのよ♪ イメージ的に「焼かれてしまう」方が「の為に焼かれた」よりはるかに強いからなのね。

だから、文法的に正しくても、誤解を招く可能性が高いので使用されない用法、って所なのね。

とっても良い質問なので、質問者さんに20点贈呈しまふ☆

んちゃ♪
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この回答へのお礼

とても簡潔にまとめてくださってありがとうございます。
大変わかり易かったです。

>文法的に正しくても、誤解を招く可能性が高いので使用されない用法

英語って文法だけじゃないんですね・・・
難しいものです。

専門的な意見をありがとうございました!

お礼日時:2006/05/30 19:04

 #7です。

すみません,2箇所も,given とすべきところを give としてしまいました。

 間接目的語となる「人」を主語とする受動態は比較的新しく,他の欧州言語にはない独特なもののようです。これは英語で間接目的語と直接目的語が同じ目的格で表されるようになったことの影響だと思われます。

 伝統的な立場からはこの言い方は非難され,H. Sweet という文法学者は He was given a watch. のような表現は避けるべきだと言っています。

 しかし,実際には give, lend, offer, tell などでは用いられることが多くなってきました。give 型の動詞が大半ですが,buy も用いられると思います。

 ただ,get, make, send, write などの場合は間接目的語を主語にすることは無理があります。bake の場合はこれらの語以上に用いられないと思います。
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この回答へのお礼

なるほど・・・
>間接目的語となる「人」を主語とする受動態
日本語でも最近になって容認される容認されるようになった言い回しもありますからね。
英語も言語ですから流動的なのですね。

とても参考になりました。
今回はありがとうございました!

お礼日時:2006/05/30 19:02

Gです。

 補足質問を読ませてもらいました。

>>giveという動詞は方向を示す動詞であり
とありますが、方向とはわかりやすく言えば何でしょうか?自分的には「相手・対象」という風にとらえたのですが。

私の日本語がつたなくごめんなさい。 (4-5年前はもっとひどかったと言われることが多いです) はい、方向性とは「~に」という相手・対象のフィーリングが含んでいるわけです。 

ですから、I baked him a cakeという表現を日本語に直すと、彼にケーキを焼いた、という方向性を出した訳よりも、彼の為に焼いた・焼いてあげた、と訳すことになるわけです。 焼いてあげた、焼いてくれた、のフィーリングですね。 何かをしてくれた、わけです。 I gave him a cakeは単に彼「に」ケーキをあげた、となるわけです。

>つまりgive型動詞では相手という方向性が示されるが、buy型動詞は相手は二の次として「利益をもたらすこと」を示す。よってbuy型動詞単体では日本語では単に「くれた・あげた」で、特に対象を示さない。
そのためbuy型動詞に対象を示すためにforが使われる。しかしforで表される対象が、buy型動詞の主語になることはありえない。bakeという単語は利益を与える単語なのに、与えられる側が主語になることはありえない、という解釈でしょうか?

配送言うことです。 ただ、ありえない、という日本語の表現は私にとって一番嫌いな表現なので、I was baked a cakeと言う表現を使う人はいるかもしれません、というのが私の答えです。 a cakeという単語があるので通じる英語でしょう。

>ちなみにアメリカに37年住んでいるとは、今もアメリカ在住なのでしょうか?

この8月で38年になります。 はい、今ままで続けて住んでいます。(私のぷリールを見てください。) ただ、今2時ちょっとすぎは東京にいます。 今晩が日本での最後の夜となりました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご丁寧な説明で大変わかり易かったです。

とても勉強になりました!

お礼日時:2006/05/30 18:57

 give 型と buy 型という違いではなく,bake という単語が特殊なのだと思います。



 buy の場合,She was bought a new dress by her father. という受動態は可能です。
 逆に,A new dress was bought her by her father. は不可で,A new dress was bought for her by father. としなければなりません。

 give の場合は,She was give a new dress by her father. は可,
 A new dress was given her by her father. は誤りではないが,A dress was give to her by her father. の方が普通です。

 bake は Mary baked John the cake. という能動態では SVOO になっていて,Mary baked the cake for John. も可という点では buy と同じです。しかし,bake という語の意味から考えても,bake the cake という SVO の形が基本であり,SVOO というのは例外的なもので,受動態では用いられないのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そういわれると確かにbakeは特殊な単語のような気がします。

同じbuy型動詞で同じ文の構造なのに
She was bought a new dress by her father.
は成り立って
John was baked the cake by Mary.
は成り立たないってなんだか変な感じですね。

「~を焼く」ってちょっと過激な意味なだけで、文が成り立ったり、成り立たなかったり・・・難しいものです。

大変勉強になりました!

お礼日時:2006/05/29 01:30

giveグループ=必ず「相手」が必要な行為


buyグループ=自分ひとりでもできる行為
受動態の主語として自然なのはgiveグループの「相手」だけのようです。
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この回答へのお礼

なるほど・・・
シンプルでわかり易かったです。
ありがとうございました!

お礼日時:2006/05/29 01:17

No.3だ。

日本に250年住んでいる。俺なりに書かせてくれ。

日本語の場合、「ジョンが焼かれる」と言っても、次に「ケーキを」が来れば、焼かれるのはジョンではないよな。だって、「ジョンがケーキを焼かれる」=「ジョンがケーキを焼いてもらう」という意味だから。つまり日本語の受動態(?)というのは、目的語優先型なんだ。

対する英語の受動態は、主語優先型だ。目的語がやって来るのを待つまでもなく、「サレる」のが何なのか、もしくは誰なのかが決まってしまうんだ。Mary was given...と来ればメアリーが「サレた」のだし、John was baked...ならジョンが「サレた」んだ。つまり、「ジョンが焼かれた」のさ。「ジョンが『ケーキを』誰かに焼かれた、そんな可能性もあるじゃないか!」だって?おいおい目的語を待つなよ。それは日本語の発想だってば。

Mary was given 「メアリー自身が与えられた」_「何を?」「誰に?」_the book by John.

John was baked 「ジョン自身が焼かれた」_「誰に?」_by Mary.「何を」は要らないよな。もう宣言してあるんだから。John(何を) was baked the cake(何を) by Mary.ほら変だ。

これでどお?分かりにくい点があると思うけど、補足質問しないでくれ。ちょい疲れた。
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この回答へのお礼

なるほど!
日本語の受動態は目的語優先型で英語は主語優先型なのですか。
大変わかりやすい説明でした。ありがとうございます。

>日本に250年住んでいる。
その長寿の秘訣をぜひとも聞いてみたいものです(笑)

お礼日時:2006/05/28 23:48

上の三つの文はいずれも、「メアリーがケーキを焼いた。

ジョンのために」という意味だよね。だから四番目の意味もそれに合わせて、「ジョンはケーキを焼いてもらった。メアリーに」としたいわけだ。ここまでは分かる?

で、当然受動態だから、しかも「~してもらう」という特殊な受動態だから、have/get+目的語+過去分詞の形が必要。つまり、john had the cake baked by mary.になる。ここまでは分かる?

で、それなのに文例4によるとJohn was baked the cake by Mary.になっちゃってるでしょ。これだと意味が、「(ケーキではなく)ジョンが焼かれた」になって、1~3の文例と矛盾する。意味だけじゃなく、文法的にも怪しいし。ちなみにjohn was baked like the cake by mary.にすれば、やはり意味は文例1~3と違うけど、文法的にはオッケー。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
少々質問があるのですが、
Mary was given the book by John.
などは文法的には成り立ちますよね。
そうすると「~してもらう」という受身文を必ずしも使う必要は無いのではないかと思います。

この文を直訳すると
「Maryは与えられた、その本を、Johnによって」という感じになります。同じように(4)でも
「Johnは焼かれた、そのケーキを、Maryによって」という感じになります。これを節ごとに逆に読むと、確かに(4)は不自然に感じますが、これを論理的に説明できないものでしょうか。

おそらくgive型動詞とbuy型動詞(bakeはbuy型動詞)の違いから生まれる問題のように思われるのですが、その辺りはどうでしょう?

補足日時:2006/05/28 09:27
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(4)の John was baked... なんて言ったら、聞いた人がびっくりしてしまいます。

母親がオーブンで娘を焼き殺したという事件がありましたよね。

英語圏の人だって人間。紛らわしい表現は避けます。理論的に正しくても(1)のような言い方はしません。Mary baked John... まで聞いたところで「あれ?」と思われるのでは?メリーは殺人者か?と思うのは私だけでしょうか。

通常使われるのが(2)と(3)でしょうね。

理論的なことはわかりません。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。ネイティブな意見をありがとうございます。今後の参考にします。

お礼日時:2006/05/28 09:19

この文って文法の説明どうこうを別にして


全然意味を成してませんよね。
たぶん「johnはケーキをmaryに焼いてもらった」っていうことを言いたいのでしょうが、
この文だと
john=baked とかなりありえないことになってしまいます。
焼かれたら死んじゃいますから!

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
bakedで不自然ならば、同じbuy型動詞のfindedならばどうでしょうか?
これなら「Johnは見つけられた」という風な意味になって、わりかし自然じゃありませんか?

文が成り立ってない根拠を教えていただけないでしょうか?

補足日時:2006/05/28 10:19
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