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中学2年生です。
◇不定詞と動名詞を勉強していて、分からなくなりました。
 I like to play tennis.(~することが好きである。)
 I like playing tennis.
この2つの文章は全く同じ訳し方でよろしいですか?
◇次の場合は気をつけなくてはいけないですよね?
 I stopped singing.(歌う事をやめた。)
 I stopped to sing.(歌うために立ち止まった。)
このように、動名詞を不定詞に置き換えた時に意味が変わってしまうものと、変わらないものについて、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>◇不定詞と動名詞を勉強していて、分からなくなりました。


> I like to play tennis.(~することが好きである。)
> I like playing tennis.
>この2つの文章は全く同じ訳し方でよろしいですか?

● アメリカで話される英語(いわゆる米語)であれば、その通りです。日本の英語の教科書はほとんど米語で書かれていますので、これで全く問題ないでしょう。

● ただ、イギリスで話される英語では、少し事情が異なります。例えば、次の英文の中の(  )内の語は入れ替えることはできません。(良かったら覚えておいて下さい。)

 "Do you like singing?"
 "Yes. I like (singing), but today I don't like (to sing)."
 「歌うことは好きですが、今日は歌いたくない。」

● それは、イギリス英語では、like の後に置く動詞は「過去にしたことのある場合には動名詞」に、「これからしようという場合には不定詞にする」ことになっているからです。

● 英米を問わずに、その原則が当てはまるのが、remember(覚えている)や forget(忘れる)です。これらの単語には、米語と英語の区別はありません。その違いはしかっり覚えなければなりません。

 Do you remember locking the door?(ドアの鍵を閉めたこと)
 Please remember to lock the door.(ドアの鍵を閉めねばならないこと)

● この原則は、動詞の目的語ではない場合にも守らなければなりません。これも英米で共通です。下の例文は間違いやすい英文です。気をつけましょう。

 My dream is becoming a doctor.(×)
 My dream is to become a doctor.(○)・・未来のこと

 My hobby is reading books.(○)・・過去に経験していること
 My hobby is to read books.(×)

● start(begin) は、普通はどちらでも構いません。しかし、下記の3つの場合には注意してください。(中学生にはまだ早いかもしれませんが・・・。)

(1) 始めた後にその行為を止めた可能性があれば「不定詞」、始めた後も続いている可能性があれば「動名詞」になります。下の英文の(  )内は入れ替えはできません。

 He started (to speak), but stopped soon.
  「話を始めたが、すぐに止めた。」
 He started (speaking), and kept on for hours.
  「話を始めて、その後数時間話し続けた。」

(2) また、進行形の後には不定詞しか置けません。

 It's beginning (to rain).<rainingは×>
  「雨が降り始めた。」

(3) 後ろに understand や know が続く場合には不定詞にします。

 He started (to understand) the fact.<understandingは×>
  「事実を理解し始めた。」

● stop は、動名詞しか目的語にとりません。

 He stopped (talking) to me.
  働き:「目的語」訳:「~することを」
 He stopped (to talk ) to me.
  働き:「目的を表す副詞的用法」訳:「~するために」

● ここまでの説明から「動詞の目的語としてどちらを用いるのか」をまとめてみましょう。

(1) 動名詞と不定詞の両方
  (米語では意味は同じ。)
  (イギリス英語では意味が異なる。)
   → like / love(大好きだ)/ hate(嫌う)

(2) 動名詞と不定詞の両方
  (普通はどちらでも可。)
  (特定の状況では、どちらを使うかで意味が異なる。)
  (特定の状況では、不定詞のみしか使えない。)
   → start / begin

(3) 動名詞と不定詞の両方
  (動名詞と不定詞とでは意味が異なる。)
   → A. remember/forget ~ing(過去のこと)
        remember/forget to ~(未来のこと)
   → B. try ~ing(試しに~する。)
        try to ~(~しようとする。)
   → C. want to~(~したい。)
        want ~ing(~される必要がある。)

(4) 動名詞のみ
  (不定詞が続く場合には、副詞的用法。)
   → stop

(5) 不定詞のみ

● 動名詞と不定詞の表す意味は、いつも全く同じというわけではありません。

● 「過去に経験したこと」なのか「これからしようとしていること」なのかを判断して使い分けをしなければならない場合がありますので、気をつけて下さい。

※ すみません。中学2年生には難しかったかもしれません。高校生になったら理解できるものもあると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とてもよく分かりました。中学2年生と言ってしまいましたが、実は中学2年生の娘を持つ母です。娘は塾に通っていないので、参考書を見ながら、予習復習をしています。時々、私が勉強をチェックするのですが、その時にふと疑問に思ったので、質問させていただきました。自分が中学2年生の時には理解せずにそのままにしてしまいました(疑問にさえ思わなかった)が、今やっと、すっきり理解できました。早速、娘に教えてあげようと思います。

お礼日時:2007/08/25 16:43

こんばんは。



ANo.3のご回答のとおりなのですが、およそ一つの原則ですべて理解できるという説明を付け加えさせていただきます。

それは、一般に、doing のほうは、そのまま動詞が名詞になったものとして理解し、to do のほうは、「予定」「未来」「未完成」の意味が込められると理解したらわかりやすいということです。


これだけなんですが、以下に、その原則を具体的にあてはめるとどうなるかを説明しますね。

like については、好みを言っているだけなので、普通はあまり予定とか関係ないと思えば、どちらを使ってもよいことが推察されます。
過去の経験を思い出しての「テニスをすること」(playing tennis)と理解しても良いし、将来遊ぶ話として「テニスをすること」(to play tennis)と理解しても、結局は全く同じ意味になります。

ANo.3のご回答の、イギリス英語での違いも、これで理解できますね。今日の「予定」としての「したい」/「したくない」の意味なら to play tennis だし、過去の経験を思い出しての好みなら playing tennis になります。

また、stop の目的語として、to sing が無理なこともわかります。なぜなら、まだやっていないことを止めることができないからです。

stopped to sing は、to sing を動詞の目的語として解釈するのが無理だから、仕方なく「歌うために」と目的を表す不定詞に理解したわけです。

両方とも目的語として解釈できるのに意味が変わるのは、ANo.3にもある、remember、forget、try、want などですね。

これらを含む、他の動詞についても、大体これで理解できると思います。

wish や hope や plan が to do しか目的語にできないのは、まさに未来の話だからですね。

want の場合は、to do を使うと予定・未来の意味に重点を置かれて、まだしてないからそうしたいという話になるし、doing を使うと不足していて必要としているという現状を訴える雰囲気になり、微妙に意味が変わってきます。

These clothes want washing.
これらの服は洗わなければだめだ。

I want to go to France.
私はフランスに行きたい。


他にも例えば、

He started to speak, but stopped soon.

は、話すという行為が完成しないうちに、止めた雰囲気があります。まだ言いたいことを言い終わってないのに、ということです。

He started speaking, and kept on four hours.

は、四時間も喋っていたら、話したいことは言い尽くしてるはずなので、to speak が不適当なことが理解できます。
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この回答へのお礼

『to doの方は予定、未来、未完成の意味が込められている』…とてもよく分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 16:50

>(5) 不定詞のみ


>● 動名詞と不定詞の表す意味は、いつも全く同じというわけではありません。

 すみません。追加です。【   】の部分が抜けていました。

(5) 不定詞のみ
   【(願望や未来の予定を表す語が多い。)】
   【→ wish(願う)、hope(希望する)、plan(計画する)】

● 動名詞と不定詞 【(名詞的用法)】 の表す意味は、いつも全く同じというわけではありません。
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つい最近にも同じような質問があります。

 ↓

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3224226.html

上記URLのNo.1 さんの回答のサイトをクリックすると良い。

近い将来に理解できるようになるでしょう。
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この回答へのお礼

早速、サイトを検索してみました。学校で教えてもらえない微妙な違いがよくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 16:25

stop に関しては微妙で singing を伴うのが自然でしょうか。

I stopped to sing は意味はわかりますが、そんなことするやついますか?
さて、簡単に言うと like や stop などを理解しているように動詞ごとに理解していく方法が私は言いと思います。頭で覚えるというよりは感覚で覚えるという感じです。ing を伴う動詞、to infinitive を伴う動詞をまず覚えたら、以下どちらも伴える動詞のヒントです。
<基本な意味が変化しない動詞>
like, love, hate, begin, continue etc.
<意味が変化する動詞>
forget , remember , try etc.

以後の発展形として
Verb 人(/もの) Verb/to+Verb/Verb-ing
使役動詞・知覚動詞
would like to-+Verb
prefer doing A than doing B / prefer to do A rather than (do) B

などなど、頭では覚えきれないくらい発展します。
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この回答へのお礼

stopの例がsingではおかしかったですね。すみませんでした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 16:53

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