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私の実家は実家の姓で後を継ぐ者が無く、嫁いでいて姓の違う私が継ぐことになるかもしれません。お墓は○○家と彫らず、累代の墓とか慈とか彫ってもらい継続できるようにも聞きましたが、仏壇の位牌はどうなんでしょうか?実家の仏壇を見ると4代前くらいのご先祖様からの戒名が彫られた位牌があります。(全員で一つの位牌にしてあります)夫はもともと婿にきてもらったわけではないし、義父の私の実家が成り立たないことになってはいけないという心遣いがあって私が継承できる可能性が出てきました。そのためあくまで夫の姓で継ぎたいのです。このような場合、今ある実家の姓の位牌は仏壇に入れられなくなるのでしょうか、私たちが死んだ場合は別個に位牌を作り同じ仏壇に入れてもいいものでしょうか?
また、実家は曹洞宗の檀家で居士だいし?を頂いているのですが、姓の違う私たちがそれをそのまま継続することができるのでしょうか?新しく檀家にしていただくにはウン百万いるというようなことも聞きました。
ご存知の方、経験のある方アドバイスいただければ幸いです。

A 回答 (4件)

曹洞宗の僧侶です。


地域の風習や菩提寺のご住職の考え方によって違いますが、一般的には、ご位牌もそのまま引き継がれてかまいません。事情があってA家の先祖祭祀をB家に嫁いだ者がB姓で継承することに特に不都合はありません。
ご実家と菩提寺さまの寺檀家関係をそのまま継承できるかどうか、という点は、菩提寺さまにお伺いしなければわかりませんが、現に、お墓があり、その祭祀を血縁の娘であるumewankoさんが、そっくりそのまま継承するということであれば、常識的には新たに入檀料が発生するようなことはないと思います。仮にご実家は絶家になったとみなすとして、新たに入檀手続きが必要になったとしても、ウン百万円というような法外な金額は考えられません。高くても、せいぜい数十万円だと思いますが、お墓もすでにあるのであれば、さらに金額は小さくなると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
絶家と捉えられるかはご住職のお考えによるのですね。実際私が継承するころには今のご住職ではなく新しいご住職になっているでしょうから頃合をみて一度伺ってみます。質問とは全く関係ないのですが、ご住職が亡くなられた場合は必ず本山などから新しいご住職が来られるのでしょうか?お寺がなくなることは無いですよね。実家の菩提寺は檀家が800軒もあり、恐ろしく忙しいお寺だそうです。今のご住職には寺を継がれる方が無く、養子をとろうにも檀家800軒・一人ではかなり忙しいことを警戒してなかなか養子にきてくれる方も無いそうです。もしよろしければ曹洞宗としてはどうされているのか教えていただければと思います。

お礼日時:2006/06/09 12:33

#1です。



 なるほど。こちらこそ読解不足で・・・(なんだか婚家先のお仏壇については触れてないなぁーどうなのかなーと思いながら、結局長々と書いてしまい、すみませんでした。)

 お礼でご説明いただいたような状況やそれに近いかたちで、姓の違う方でお仏壇のお祀りされているケースも、ちらほらお見受けしますね。
 姓が違っていても祭祀を継承しているかたちになっているので、お仏壇は一基で、姓が異なるお位牌があっても一緒にお祀りする、という流れになると思います。

 この場合、ご質問者さん方が万一お亡くなりになった場合、ご実家の菩提寺のご葬儀を行なっていただくかたちが多いです。(この場合、ご主人様は姓は変えないけど、宗旨はご質問者さんのご実家の宗旨に替わるという感じになります。)
 ご主人様のお考えもあるでしょうし、自分の見聞きした範囲ですので、こういうケースばかりでもないのでしょうけど、可能であるなら、この方法がお仏壇は一基でお祀りできますし、一番すっきりすると思います。

 こういうケースでも、年代が下ると「なんで姓が違うお位牌があるの?」ということになりかねないわけですが、お位牌や過去帳などに一言記録しておくこともできますし、菩提寺が同じであれば、お寺の過去帳にも、おそらくつながりが記録されると思うので、子孫の方々もわかりやすいと思います。

 たびたび失礼しました。では。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございました。
夫は自分の宗派もよくわかっていません。夫にこだわりがあるかも考えておかねばいけませんね。
確かに同じ仏壇に入れることはできても、先々何で??ということになるでしょう。(私の先が続けばの話ですが)そのあたりのことも考えなければいけないことですね。
丁寧なアドバイス感謝いたしております。

お礼日時:2006/06/07 18:32

だいたいが、明治以前の日本では、圧倒的多数の日本人は「○○家」を名乗っていませんでした。

(4代以前のご先祖様には姓がなかった?)

「○○家之墓」というのは、どこかの大名の真似をしているだけで、
それが「正式なもの」ではありません。

いまの民主主義の時代に「○○家」にしがみつく必要はありませんし、
姓がちがうからといって、先祖を差別しちゃあいけません。(母方のじいちゃんばあちゃんも、父方のじいちゃんばあちゃんも、1/4ずつDNAを引き継いだ大事な先祖)

なお、居士や大姉は、称号みたいなもんで、本来はお墓には彫らないもんだと思います。
(表札に「山田一郎先生」などと書いてある家を見たこと無いでしょう?)
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
定年してからでも私の実家の姓に変えてしまえば何も問題にはならないのはわかっているのですが、それは今後もできないと思います。義父は私の実家を思って遠回しに夫の実家は弟に継がせると言ってくれていますが、義母は私をもらったと強調してきます。私はモノではないですがと不愉快になることもありますが、義母も悪気はないし母親とはそういうものだと思い聞き流しています。夫も自分の姓が変わるのは嫌だと思います。
仏さんのことはきちんとしておきたいのでいろいろ調べています。

お礼日時:2006/06/06 23:38

こんばんは。



 仏事関連の業者で働いています。

 自分がお見受けする範囲では、ご質問にあるようなケースでは、ご実家用の小さなお仏壇を購入されて、ご実家のご先祖様をお祀りする方法が多く見られます。
 数としては少ないですが、嫁ぎ先のお仏壇にご実家のご先祖様を一緒にお祀りしているお宅も、ないわけではないでようです。

 宗教的に良いのか悪いのかというところは、厳密なところは自分には判断しかねますが、少子化が進む昨今、ご相談のようなケースはどんどん増えると思いますし、ウチでもご相談があった場合は、「問題ない」と申し上げています。(仕事で行き来のあるお寺さん方にお聞きしても、少なくともダメとはおっしゃらないです。)

 小さなお仏壇は、サイドボードの上に安置できるようなハコ型(ミカン箱よりも小さいぐらい)のものからあります。
 また、ご主人様をはじめ、婚家先の方々に了承いただけるのであれば、嫁ぎ先のお仏壇にご一緒にお祀りすることも可とは思いますが、宗派が異なる場合、お祀りする上での実際上の問題から、かえってお祀りしにくいかなと思います。

 お墓ですが、ご実家の姓が掘り込んであるお墓を嫁いだ方が継承し、普通にお参りされているのを見受けますので(ウチの地方だけかもしれませんが・・・)あまりこだわらなくてもよいように思いますが。

 ご質問者さんご夫婦が万一お亡くなりになった場合は、通常嫁ぎ先のお仏壇にお祀りされることになるでしょうが・・・
 これは申し上げにくいことではあるのですが、(ご質問者さんもすでにお考えのことかもしれませんが)強調してし過ぎる事のない点がひとつ。
 どのような形でか、ご質問者さんがお位牌とお墓の祭祀を継承されたとしましょう、一時はそれでよいですが、「その後」については、いかがでしょう?
 3代も世代が下れば別姓のお位牌やお墓をお祀りすることになった経緯などがきちんと伝わるかどうかはかなりあやしくなります。
 また直接事情を見聞きした世代でなければ、お祀りが粗雑になる可能性は高くなります。(そういう事例はたくさん見てきました。)

 ご質問者さんのお子さんでご実家の姓を継ぎ、祭祀を継承される方でも出ない限り、いずれかの時点で祀られなくなる(あるいは、お寺に預けられることになる)という点は、可能性としてお含みおきいただければと思いました。

 「居士・大姉」ですね・・・
 複数のお仏壇をお祀りする場合、または嫁ぎ先のお仏壇にご実家のお位牌もお祭りする場合、ご実家のお寺さんとのお付き合いをどうするか、というのも思案のしどころとなります。
 お寺さんがお越しいただける距離であるなら、そのままご実家の菩提寺とのお付き合いを続ける場合が多いように見受けます。
 残念ながら、距離がある場合でも、ご実家の地元にお墓を残す場合は、ご実家の菩提寺とのお付き合いも続ける方が多いです。

 ご実家の墓地も菩提寺のお寺さんのお世話にならないという場合、ご実家のご先祖様を、嫁ぎ先の宗派に宗旨替えするという手段も、ないではないです。(そこまでするかどうかも思案のしどころですし、宗旨替えしても姓が違うことには変わりないので・・・)こうすると、お寺さんとのお付き合いは嫁ぎ先の菩提寺のみにできます。

 ご質問のケースでは、新たに檀家にしていただくという状況は考えにくいかなとは思いますが・・・
 確かに、ご実家の宗旨でのお祀りを希望され、ご実家の菩提寺のお寺さんがお越しいただけない距離の場合、嫁ぎ先の周辺でお寺さんを探すという状況が生じるかもしれませんが・・・
 それよりも、宗旨にこだわらないなら、前述のような形でご先祖様の宗旨替えをなさった方がよいかな、とは思います。
 
 新たに檀家となる場合に「入檀料」というような名目の費用を求められることは確かにありますが、そういう費用を設定していないお寺もあり、一概には言えないです。額もばらばらですね。
 御祈祷中心のお寺や、観光地のお寺、不動産など他に収益が上がるお寺を除けば、たいていのお寺は運営基盤を檀家さんに依拠しているわけで、昔からお寺の支えになっていた檀家さん達の中に入れてもらうために、最初にある程度まとまった負担を求められるという感じのシステム(?)になっているのだろうと思います。百万単位というのはあまり聞きませんが・・・

 自分の見聞きしたところは、こういうところです。では。
 
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
説明が足りませんでした。私が仏さんを引き継ぐ場合は、婚家の仏さんを継がない場合です。婚家の仏さんを継ぐことになれば、墓の近くに住むことができなくなるということなので、そのときは姉がアドバイスいただいたような方法で引き継ぐことになると思います。
私の場合は、いわゆるマスオさん状態で姓を変えなくても今後不都合がおきないだろうかということです。先代までは田中家だけど自分たちからは鈴木家になるというようなことです。住まいも実家から車で20分くらいのところですし、今後も今の菩提寺のお世話になりたいと思っています。
このような場合でも、姓が違う位牌は別個に仏壇を作られるのでしょうか?世の中のマスオさんはどうしておられるのでしょう?
お礼が再質問みたいになってしまいすいません。

お礼日時:2006/06/06 23:26

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