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ISO9001の監査があり、品質記録の保管期間について決めるように指摘が有りました。その為、期間をどのように規定すれば良いか検討しています。
決め方として何か参考となる法律、一般的な規定などありますか?
宜しく御願いします。

A 回答 (2件)

ISOの記録といっても、経理上・人事上の保管が法律で求められているものや、購買記録、出荷記録、自主的に管理する記録などによって、保管期間は変わるでしょうから、完全に一律にするのは得策とはいえません。


一般的には、3年(審査のタイミングが3年ごとということも影響している?)を目安に決めているところが多いようです。

以下を参考にして決めるとよいと思います:
・適用される法律がある場合は、その法律に従う。
 (特に経理・人事、PL法と絡む場合)
・その半導体製品の製品寿命
(出荷後、顧客が製造・販売する製品の寿命も考慮すると万全)
・顧客企業の購買部門の記録保管期間と同等にしておく
・その会社のマネジメントサイクル
 (内部監査の記録を半年で捨てたら、マネジメントレビューのときに困りますよね。審査は3年ごとに更新だから、最長6年保管?)

なお、記録の検索性についてですが、
「日付順にダンボール箱に放り込む」でも検索可能な場合もあれば、キーワードで検索できるように記録のリストをPCで管理する必要があったり。
実際に必要な範囲で管理方法を決めるとよいでしょう。
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 私の会社では書類の重要度によって期間を決めています。

例えば見積書、注文書は1年、承認図面(顧客に提出する公文書扱いの仕様書と図面)は10年などです。
 上記の承認図面というのは、後々ユーザーから品物についての確認などを依頼されたとき、その書類を見れば大抵のことが分かるようになっているので10年と設定しています。一方、見積書等は時期によって価格変動もあったりしますので長年保管するものでもないですし、注文書も納入、入金が終われば、さほど重要でもないですから1年で十分というわけです。
 ISOの目的から考えても過去の納入品が分かりません、というのは問題がありますし、御質問の品質記録については会社によって重要度にも差があるかも知れませんので一概には言えませんが、ずっと保管し続けていたような書類であれば10年が妥当でしょう。
 また、ISO取得以前は何年保管していたのか、そして、それについて問題は無かったか、が重要です。
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