アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

先物の値段を見ていると、ガソリンより灯油が高くなっています。
冬場ならありえる話ですが、これから夏に向かい、ガソリンは需要期。灯油は不需要期な筈です。
不思議です。
なぜでしょう?

A 回答 (4件)

トッパー(蒸留装置)の問題です。


灯油より、ガソリンの方が揮発性が高く、現在、日本全国で大型定期修理が行われています。

現在、ガソリンの需要期であり、元売各社は安定供給が絶対的な使命でもあります。
ですから、ガソリンを増産、灯油を減産という形になります。

また、灯油は1500円ほどで、ジェット燃料にも転嫁できます。ジェット燃料はこれから夏場の需要期と考えれば、品薄感が出ても仕方がないかと思います。

また、シンガポール、NY、韓国に比べ、TOCOMの灯油の値段が割安という事で、商社、外資系がパージ渡しで海外に持っていくため、灯油の方が高くなっているということもあります。

1番大きな問題は教科書通りの、不需要期の灯油を売り、ガソリンを買うという一般委託の玉が狙われているという事も大きな要因のひとつです。

という事は灯油の12月は教科書通りの鞘。逆に1月は、不思議な鞘です。これを上記の言葉に従ってやると、どういう結果になるか?自然に見えてきて当たり前の話です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
詳しい説明、助かります。
蒸留というと、炭素数の少ない低沸点分をガソリンにし、炭素数の多い高沸点分を灯油にすると思います。
ガソリンのみを増産とか出来るのですかね。
ガソリンを作ろうとすると、灯油も出来てしまうのではないでしょうか。
1月はガソリンが高いということですか。
まだまだ、勉強不足です。

お礼日時:2006/06/30 20:18

そこまで、詳しいなら、簡単にわかるでしょ



沸点の操作によって、白物系統の増産、減産は出来ます。また、油種によっても違います。スィートかサワーでも全然違います。
日本の場合は殆どサワー原油です。

とにかく、教科書通りに行かないから、相場なんですよ。セミプロクラスになるまでやらないほうが賢明ですね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

化学屋なので、蒸留のなんたるかはわかっているのですが、相場は素人です。
石油市場はまだまだ上げ基調かと思っています。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 19:58

> 冬場に入っても、現物価格はガソリンの方が高いですね。



スタンドの販売価格だと思いますが、税額が違うんです。
具体的にいくらかは詳しくありませんが、ガソリンだとリッターあたり50~60円ぐらいは税金になってるはずです。
軽油は地方税がかかりますがガソリンと比べたら安いです。具体的にいくらかはわかりません。
灯油は消費税のみだったはずです。
それで消費者価格に差ができています。
灯油と軽油は実は同じもので区分するために添加物を入れてるだけらしいですが、ディーゼル車に灯油を入れて走ると脱税になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。
大分理解できました。

お礼日時:2006/06/26 18:07

期先が12月限(12月受渡)だからです。


期近7月8月はガソリンの方が高いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
そうですね。
受け渡しは12月ですね。
しかし、冬場に入っても、現物価格はガソリンの方が高いですね。
不思議です。

お礼日時:2006/06/25 23:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!