アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

人間は、最初は、部族単位(または、村単位)で生活をしていましたが、次第にその部族が戦争などをしていくうちに、一方の村の支配下におかれたり、または、友好的に結ばれて、次第に巨大な国へと変遷していったと思うのですが、部族単位でも決まりごとというのは、あったと思うのですが、どのように集団をまとめていったのでしょうか?また、長老というか首長というのは、いたのでしょうか?どのような政治が行なわれていたのでしょうか?あとよく文明が起きたとか言いますが、文明と呼ばれる条件というのは、ありますか?また、古代で言う国家の条件とは、なんですか?また、現代の国家の条件とはなんですか?ご指導ください。

A 回答 (2件)

いわゆるムラ的存在が拡張して国家となるには、文明ごとにいろいろなパターンがあるため、抽象的にこうだと考えるのは難しいと私は思います。


(歴史学者の誰かが、そういう学説をまとめているかもしれませんが、私は知りません)

これは文明ごとに個別に調べて、自分で規則性を見つけていくしかないでしょう。
大陸では、たいてい都市国家がまず作られました。
これは外敵に備えるため、城壁をもつ都市が必需品であったためと思われます。
また、ギリシャやメソポタミアでは、集団を束ねるために宗教が利用され、城壁をもつ都市と共に巨大な神殿が建築されました。(中国ではなぜそうならなかったかは不明)

そして集団をまとめるために、リーダーは必須でした。
外敵と戦うためです。たいていは戦争の上手な人間がリーダーとなって、やがてそのリーダーが王となって国を治めます。
戦争の下手なリーダーもいたかもしれませんが、戦争の下手なリーダーを持つ集団は、戦争で滅ぼされて別の集団に吸収されました。

日本の場合は事情が少し別で、大陸や半島から流れてきた、または追い出された人たちが吹き溜まりのように集まってきました。
そして、元々住んでいた人たちと共存します。大陸のように集団どうしての争いが頻発しなかったのは、元が敗残兵であり、ここで負けても逃げる場所がないため、共存の道を選ばざるを得なかったためでしょう。

他にもいろいろと語ることはありますが、まずは歴史を勉強し直してください。
高校の世界史の教科書を読み直すだけでも、質問にある事柄の半分くらいは解決できます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お忙しい中、お答えいただきありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2006/07/01 12:11

その土地においての成功者がまず大きな権力を持ちます。

猿山のボス猿がさらに大きくなって、王が誕生したといったところ。
で、隣の王と土地(水源の確保やら農地に適した土地や鉱山など)巡って対立が生じます。そこで人を雇って自分の土地を守ろうとしたり、そこから紛争が起こり、その鍔迫り合いを根本的になくそうと戦争をすることとなります。
同時に、我らに加わればこんなメリットがある、あんなメリットがあると人集めの競争になります。民のためにその土地を統治すれば、王家にとっても民にとっても良い事であると国ができるわけです。
しかし、隣国との対立がなくとも、農作物の不作や不景気などが存在し、そんな中、税の負担をしていても生活は苦しいばかり、にもかかわらず王家は甘い汁を吸っていると民の不満が爆発すれば暴動になります。そこに王家事態に反感を持つ勢力が加わり、民衆の代表がこの国を統治すべきだと、暴動から革命に発展し、王家は潰され、民主国家の誕生、または民主主義国家へと脱皮をしていきました。そして、これこそ国のあるべき姿ではないかと民主主義というあり方が世界に広まっていきました。

ざっくり言ってこんな感じでしょう。同時にそれ以上の国家像というのが存在しないと考えられているのが現在であり、とりあえずそこに落ち着いているといったところかと思われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/01 12:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!