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化合物中の酸素原子などを硫黄で置換すると反応性が上がり、新しい反応が期待できるらしいのですが、それは硫黄が3d軌道を持ち、原子価を2価、4価、6価に拡大できるだからだという話を聞きました。なぜ
3d軌道を持つと、原子価を2価~6価まで拡大でき、それが反応性の向上につながるのでしょうか?

お願いします。

A 回答 (3件)

3Dと他の起動とのこんせいきどう



後半は言葉の解釈だから説明不能
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現在のところ硫黄の3dは反応に関与していないというのが常識です。

3s、3pの混成軌道の柔らかさでほとんど説明できるからです。3dはエネルギーが高すぎて混成に関与できないと考えられています。
ただし、LUMOとして電子を受け取る可能性は否定できません。
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反応性が上がるということの意味が曖昧だと思います。


硫黄原子上での反応なのか、分子内の他の部位での反応なのかによっても違いますし、反応の種類によっても違うでしょう。
また、酸素原子などと書かれていますが、これがPやSeであれば話が違ってくると思います。

単純に、酸素を硫黄に置き換え、その原子上での求電子剤との反応についての議論でしたら、No.2のご回答のように硫黄の「柔らかさ→soft base」にもとづく求核性の大きさによって説明されると思います。その場合には、d軌道や原子価核の拡大とは直接的な関係はないでしょうが、全く無関係とは言い切れないと思います。

よかったら、もう少し具体的に補足して下さい。
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