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社会福祉士と介護福祉士の違いは何なのでしょうか?
あまり内容が変わらないように見えるのですが。。。
また取るとしたらどちらが有効でしょうか?

A 回答 (4件)

社会福祉士は、援助が必要な人に対して相談に乗るための仕事で、福祉関係の法律や制度、心理学などについて、熟知している必要があります。

一般的に福祉系の大学や専門学校を卒業しなければ、受験資格は得られません。試験も、かなりむずかしいです。

介護福祉士は、高齢者や身体が不自由な人を介護する仕事で、つまりは肉体労働です。3年間の実務経験や、福祉系の高校、高校専修科などを卒業すれば、国家試験の受験資格ができます。国家試験の内容は、社会福祉士に比べれば、はるかに簡単です。また、2年以上の介護関係の専門学校や短大を卒業すれば、国家試験を受けなくても資格を与えられます。私の知り合いは、社会福祉士の国家試験に5年くらいかけてやっと合格しましたが、その間、試しに受けてみた介護福祉士は、一発で合格しました。

ぶっちゃけていえば、社会福祉士は知的な能力が求められていて、資格を取るには学歴、国家試験を含めて勉強が大変です。介護福祉士は、どちらかというと肉体労働で、知識としては最低限のものがあればよく、ただ、実技試験に合格するか、または実技講習を受講しないと合格できません。

資格を取ったとして、就職をしやすいのは、介護福祉士だと思います。ただ、キャリアを積んでいったあとで、介護施設などで責任ある地位に上がっていくのは、社会福祉士の方が多いかもしれません。でも、そのためには、社会福祉士であっても、相談業務や事務仕事しかしないというのではなく、介護の現場で経験を積むことが求められるケースが多いようですね。

福祉の仕事は、きれいごとではできません。本格的に福祉の仕事に関わっていくつもりであり、学力や経済力に余裕があれば、社会福祉士を目指すのもいいのですが、ともかく現場に飛び込んでみるというのなら、まずは介護福祉士かと。

ちなみに、介護福祉士でも社会福祉士でも、5年以上の実務経験があれば、ケアマネジャーの試験を受けることができ、ケアマネジャーになれば、それなりの求人や給料などの待遇でも、福祉系にすればよくなると思います。

なお、ホームヘルパー2級、3級というのは、一定の講習を受けた人に認められるもので、国家試験などはありません。仕事の内容は介護福祉士とほぼ同じと考えていいと思いますが、簡単に取れる分、介護福祉士よりは評価されません。

ただ、最近はホームヘルパー2級程度の資格がないと、ホームヘルパーや介護職員として採用しないという職場が多いようです。転職などの場合、ホームヘルパー2級の講座を受講して資格を取り、それをもとに就職して3年以上の実務経験を積み、介護福祉士の国家試験を受験して資格を取る。さらに2年以上の実務経験を積んで、合計介護で5年以上の実務経験を積み、ケアマネジャーもとるというパターンが多いように思います。

相談業務や福祉の仕事全般に興味を持った人は、通信教育や夜学で勉強して、社会福祉士を取る場合もあります。

もし、あなたが社会人ではなく高校生か何かで、これからの進路を考えておられるのであれば、介護福祉士ならそのための専門学校や短大、社会福祉士なら福祉系の大学に進むのが、一番確実な方法かと思います。

それから、介護福祉士も社会福祉士も、国家資格とは言えば、それだけの技能や知識がありますと保証する資格にすぎません。資格のないひとでも似たような仕事をすることは、可能です。看護師、薬剤師などの医療系の資格は、資格を持っている人でないとその仕事をすることが法的に認められていないわけで、資格の重さは全然違うことも、認識しておかれたほうがよいでしょう。
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この回答へのお礼

ご返答有難うございます
長文で頂きまして非常のためになりました。
これからの人生どういう仕事について
どう過ごすかをじっくりと考えてみたいと思います。
仕事は人生でも長い時間過ごすので
一番自分に合うのを探せたらと思います。

お礼日時:2006/08/21 19:07

#1です。

補足質問に対して、
>求人率や収入や休みなどはどのように違うのでしょうか?
社会福祉士は、受験資格がかなり厳しい国家試験に合格しなければなりません。
児童福祉法関係施設(児童相談所など)や生活保護関係施設(更正施設など)からの求人があります。
収入も一定基準は満たしています。

これに対し、介護福祉士は、社会福祉士に比べると資格を取りやすいです。
いわゆるヘルパーさんもこれに入ります。
老人ホーム、身体障害者更生援護施設、また介護専門の民間会社などへの就職口があります。
就職したところにもよりますが、時間給のところもあり、安定さでは社会福祉士より不安定です。

休日については、就職したところによるので一概には言えません。
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そうですね。

私も最初は、違いは何なの?と思っていました。よく調べると、
社会福祉士は、「相談」・「援助」業務を主体とする人で、求人では、医療ソーシャルワーカーや生活相談員で募集されています。たまに、地域包括センターでの求人は社会福祉士と資格のまま出ているケースもあります。

介護福祉士は、介護業務、食事・排泄・入浴などの日常生活の「介助」をする人のことです。
求人では、ケアワーカー、古い施設では寮母という表現もあります、また、ヘルパーや介護福祉士と直接募集を掛けている場合もあります。
資格と資格に関連する職種を挙げてみました。
イメージが湧けばいいのですがいかがでしょうか?

この回答への補足

ご返答有難うございます。
仕事の違いは良くわかりました^^
求人率や収入や休みなどはどのように違うのでしょうか?
あとヘルパーはどの仕事を差しているのでしょうか?
宜しくお願いします。

補足日時:2006/08/02 17:26
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社会福祉士とは、お年寄りや身体障害者、または環境上の理由から日常生活を営む上で支障がある人を対象に、さまざまな相談に応じ、助言したり適切な指示をすることができる専門職です。



介護福祉士とは、お年寄りや体の不自由な方たちの食事や入浴などの介護をする専門職。介護に必要な専門知識や技術を持ち、介護サービスの中心を担うエキスパートとして活躍できます。

ということで、対象がお年寄りや体の不自由な方たちという点では共通していますが、仕事の内容は上記のように違っています。
どちらが有利かというご質問もありましたが、何を持って有利とするかは、その人の判断によって違いますので一概には言えません。

この回答への補足

ご返答有難うございます。
仕事の違いは良くわかりました^^
求人率や収入や休みなどはどのように違うのでしょうか?
宜しくお願いします。

補足日時:2006/08/02 17:25
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