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ラミレジィを新規追加してから数日後に、背びれに白点のようなものを確認しましたが確信がなかったので何も対処しませんでした。約1週間後に他魚に白点が付いていたので隔離し、グリーンFリキッドを規定量投入しました。購入時からラミレジィに点が付いていたかは今となっては分かりません。
ラミレジィ隔離後10日ほど経過しますがいまだに最初の点が消えていません。白点病のサイクル的に約3週間近くの間同じ場所についてるって事はあるのでしょうか。
この点ははたして本当に白点病なのでしょうか。
ちなみにラミレジィと一緒に購入した魚が4匹いますのでそっちから白点病が発生した可能性はあります。
よろしくお願いします。
補足等が必要な場合はその旨回答ください。

A 回答 (3件)

こんにちは!


魚の飼育を始めると,
誰でも一度は必ずぶつかる問題ですね.

病気の病状:
 病原虫に寄生された魚体のヒレ(特に目立ちやすい部位)には,
小さな白い点が浮き上がり,やがてその数が急激に増えます.

病原虫:
白点病の病原虫は,原生動物の繊毛虫類の中の,
学名を『イクチオフティリウム・ムルティフィリウス』と言う寄生虫です.

病原中のライフサイクル:
この寄生虫は必ず外部から侵入し,その繁殖力は著しいものです.
魚体に寄生した病原虫は,寄生部位から充分な栄養を摂って成熟すると
寄宿魚体から離れた病原虫体は,繊毛(せんもう)を使い水中に泳ぎでます.
その後,水底で分裂を初め多くの分割体(子供)ができます.
分裂してできた固体の1個1個が,
水中に泳ぎだし魚体に再び寄生するのです.
このサイクル時間:14~15時間で分裂し,
1個の病原中から数十倍に増えます.

病原虫は魚体表面に寄生しているのではなく,
表皮組織内にまで潜入しているので,
魚体が耐える以上の投薬で無ければならず,
これでは魚も死んでしまうので,
この場合には効果的な薬剤は期待できません.

そこで成熟し増殖のために魚体から離れた病原虫が,
分割して泳ぎ出す前の幼虫の期間に,
微量で効果が見られる薬剤で駆除するのが最も効果的です.
 また分割した幼虫は『60時間以内』に,
次の寄宿先の魚体に寄生しないと死にます.

薬剤:
安い染色剤系統の薬剤:メチレンブルーなどを使うと,
水槽の中の水草などの植物をいためるので,水槽の中での使用は行いません.

そこで,私は『硫酸キニーネ』もしくは『塩酸キニーネ』を使用していました.
0.1グラムの薬剤に対し,10リットルの水に溶かした溶液を作ります.
この状態で1~2週間ほどで病状は改善されます.

薬品の購入:
あまり高い薬品ではないですよ.
街の薬局に
「魚病治療に使います.硫酸キニーネを0.1グラム単位に分封してください」と,
調剤室のある薬局であれば,購入は可能でしょう.
価格は薬局に相談してください.
魚病薬として市販されている薬剤より安いはずですよ.
抗生物質は医師の処方箋が必要ですが,キニーネは必要ありません.
因みに抗生物質が必要な場合,
私のかかり付けの医院の医師に頼んで名刺の裏に書いてもらい,
薬局に提出して入手しています.
ただし!
抗生物質は薬剤の高度の知識が必要であり,
安易に使用しないでください.
大事な人間の病気に効かなくなるからです.

飼育水の水温を上げる:
更に魚体に寄生した病原中が早く成長し,
魚体から離れて,薬剤の効果のある幼虫になるまでの時間を短縮するために,
「病気?」と異変を感じた場合,何はともあれ徐々に水温を30℃まで上げます.
つまり,水温を上げると病原虫が早く成長します.
すると薬剤の効果が出る幼虫になるまでのサイクルが早く進むので,
魚体も長い間のストレスから開放されるとも考えています.

ただし矛盾しますが,病原虫の最適な水温は,『15~17℃』で,
25℃を超えると繁殖できないとも専門家の間では考えられています.

消毒:
水槽および底砂・フィルターの消毒は病気が治ったのを確認して,
魚を別の水槽に移動したうえで,すべての物に薬剤が残らないように綺麗に水洗します.
できれば水槽の予備を用意することです.

予防:
水槽に新しく魚や水草を入れる際は,
消毒を一日以上かけて市販されている薬剤で行う心積もりは必要です.

因みに白点病の病原虫は,フィルターに引っかかります.

参考にしてください.
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この回答へのお礼

大変詳しい説明ありがとうございます

魚体に寄生した病原虫は,寄生部位から充分な栄養を摂って成熟すると寄宿魚体から離れた病原虫体は,繊毛を使い水中に泳ぎでます。

と説明していただきましたが、魚体に寄生した虫が3週間以上も寄生したままなんて事はあるのでしょうか。ラミレジィについている点は、3週間以上そのままの状態です。通常は何日かで成熟して体からいったん離れると思うのですがどうなのでしょうか。

お礼日時:2006/09/11 23:59

横やりすいません。


#2で回答されたtibikotanさんのお礼の欄に、あなたが疑問を持ち下記の質問をしていますね。
>魚体に寄生した虫が3週間以上も
>寄生したままなんて事はあるのでしょうか。

このように再び質問が出されていますが、再度の質問についても、
#2にははっきりと「14~15時間である」と回答が出ていますよ。
>このサイクル時間:14~15時間で分裂し、1個の病原中から数十倍に増えます。

あなたの質問
>魚体に寄生した虫が3週間以上も寄生したままなんて事はあるのでしょうか。
>ラミレジィについている点は、3週間以上そのままの状態です。

質問のお答えには専門家であれば、判断する材料を見ないでお答えはできないでしょう。
30倍位のルーペや、ポケット顕微鏡を購入して、魚体の異常部位を観察してください。白点病であれば倍率が小さいので少し小さくなりますが病原虫体が観察することは可能です。白点病菌であれば、薄い膜を通して黒い内臓が見えます。またその異常部位が「寄生した虫」であれば周辺の組織と違和感として確認されます。私たちも昔はそうやって異常と感じた部位を、カミソリなどでそーっと触って顕微鏡で観察しては知見を広げたのです。

私の憶測を述べておきますが、ご指摘の異常部位が3週間以上も変化が無いのならば、別の原因を考慮すべきでしょう。観察を続けて次の異常事態にいつでも対処できるようにしておくことです。

裏技をお教えしましょう。病原が確認でき、寄生初期で確認される寄生虫の数が少ない場合に適応できます。
ウオジラミなどの害虫は、カミソリとピンセットを使い、魚体から引き剥がして、その吸着で傷になった部分に、メチレンブルーの粉を塗布することで、その後の雑菌の感染を防ぐ消毒として対応していましたよ。
もちろん白点病の虫体が確認できた場合、同じ道具を使い同じ薬剤処置で対応していました。白点病菌が魚体に寄生しているのを顕微鏡で見ると、魚鱗の隙間から肉眼で見える白い部分があり、その付近で黒い虫体が膜の中でうごめいているのが分かります。

文具屋さんなどで100倍程度のペンシル型ポケット(簡易)顕微鏡を購入される事を薦めます。
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白点病は急激な水替えを行うと発生することがあります。


水温をやや高め(28~30度 徐々に上げていってください)に設定して、グリーンFを少なめに投入します(水がほ薄く色づく程度)。
それから経過観察してみてください。
「鷹の爪」を入れて克服した人がいるようですが、
本当に効くのか私には判断できません。

薬の中には劇薬もありますので、おいそれと「これを使う」とは言いづらいです。
1か月以上しても症状が変わらない場合は、熱帯魚専門店に聞いた方が良いです。

参考URL:http://www.fujigoko.tv/aqua/init/init03.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
3週間も白点が付いたまなんてあるのでしょうか?
普通は何日かしたらいったん離れて増殖してからまた付くかと思うのですが…

お礼日時:2006/09/09 20:59

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