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いまさらですが杉浦・前法務大臣について。
死刑を執行しないことを公言した人間が、死刑を認めている法律をもった法治国家の法務大臣になる。悪い冗談みたいですが、これってえらくおかしくないですか。そんなこといってたら、裁判官だって個人的心情としたら死刑を出したくないだろうし、死刑にかかわるような審理は担当したくない人だって多いと思います。そこをあえて皆さんちゃんとやっているわけで、それを個人的な主義主張で先送り、っていう姿勢は大人のものとは思えないんです。
この人、なんで法相なんて受けたのか? こんな人を法相にしておいてよかったのか? どうなんでしょうか。

A 回答 (15件中1~10件)

 法の執行の最高責任者という意味で、最低です。

死刑判決後一定期間内に法務大臣がサインをして死刑を執行することは、法で決まっていることなのですから、その非を追求して欲しいと、心の底から思います。
 プライドだのなんだので法を破って済むのなら、世の中(自称)誇り高き犯罪者で溢れるでしょう。

 これは、死刑に賛成とか反対とかいう次元の話ではありません。
 反対だったら法整備をすればいいのであって、既存の法には悪法であっても従うのが、法治国家の国民であり、法務大臣であればなおさらです。気に入らない法には従わないという人のことを、世の中ではテロリストとかアウトローと呼びます。
 この辺を、甘っちょろく捉える人が多いのは、まだまだ日本が法治国家になりきれていないという証拠でしょうね。

 他の面で、なんて言う人もいますが、政治家が信賞必罰を堂々と破っていたらそれは国家崩壊の道です。是々非々で評価しなければなりません。
 酔っ払い運転で人を跳ね殺した人が、家庭でどんなに良い父親であり良い夫であろうと、有罪であることに何の影響もないのと同じです。多少の情状酌量はあるにしても、有罪という前提の上での話です。
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
>反対だったら法整備をすればいいのであって
全くもってそう思います。「心の問題、哲学の問題」とご本人は言ったそうですが、それが職を受けてからの発言ですから腰をぬかしました。
>気に入らない法には従わないという人のことを、世の中ではテロリストとかアウトローと呼びます
つい苦笑しますね。いや笑ってる場合じゃないんですが。そういう方が法相を受けてしまうっていうのは・・・はあ。

お礼日時:2006/09/27 14:16

>解されてると思うんですが、


元ネタは憲法2単位を含む法学四単位.つまり.教員免許取得のための大学教育の内容を「大学を出たばかりだから俺に教えろ」と飲み代を払って飲み屋で知人に講義(学生時代取ったノートノ朗読)させた内容です。

>行政が最高裁の判決をどうこうできる立場にありませんご指摘の通り。しかし.罰則がない刑執行規定(他の回答でどこかの質問にあり)ですから.行政の裁量権として「罰則がない行政法規定は努力目標であり.行政官は事故の心情に従って行動する」ことが許される(何かの最高裁判決より。判決名忘却)。
ですから.

「...があるから死刑反対なんではなくて、浄土真宗の仏教徒として「人の命を奪いたくない」と いう哲学を持っているから署名しない」
という心情でも.行政官の裁量権として行動を許されるのです。過去に誰か1件も署名しなかった大臣がいたはずですが.名前忘却。
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また失礼します。


あおる気は全くないのですが、No12 さんご指摘の点、どうも報道によるとそうではないみたいです。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060926 …

このとおりであれば、提示された書類があり、むしろ幹部側が気を使って?進言したにも関わらず拒否した、と書いてあるように思えるのですが・・・?
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この回答へのお礼

有難うございます。
No.12さんのお礼にも書いたように、そもそも今回の件で官僚側があざといことをしたとか、何かを隠蔽するとか、法相をことさらに貶めるとか、何か咎められるような点があるというふうには思えません。ご指摘のニュースを文字通り読めばなおさらで、結局法相が個人の信念どおりふるまったという見たまんまの内容が真実なんでしょうね。

お礼日時:2006/09/28 17:55

事実とすれば法務省幹部は極めて悪質で、責任追及すべきなのは確かです。

ただ職執行命令を出したり、責任を追及する責任や権限があるのも結局法相です。法務省幹部にやりたい放題されたとなれば、それも法相の責任なんですよ。何人首を切っても対応が変わらないなら、法相だけではどうにもならないのかもしれませんが、官僚に適切な命令をしなかったことも含めて法相の責任だと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。
確かに、官僚の手綱とりも含めて、丸ごと法相の責任だと思います。

お礼日時:2006/09/28 17:51

 杉浦正健氏は,小泉前総理の側近であり,弁護士ですから,法務大臣に任じられたのでしょう。


 杉浦正健氏は,真宗大谷派の門徒ですので,自らの信仰に基づき,死刑執行を拒んだのでしょう。でも,「死刑廃止を考える議員連盟」には加入しておられません。(小泉さんの政敵である亀井静香氏が会長だから加入していないのかも知れません。)また,信仰しておられる真宗大谷派は,首相など政府関係者・国会議員の靖国神社参拝に反対しているのですが,「みんなで靖国神社に参拝する会」に加入しておられます。このあたりは矛盾しているように思います。

 実際に法務省幹部が今年の9月に死刑執行命令書を作成して杉浦法相(当時)に提示したそうです。法務大臣に就任して以降,法務省幹部は死刑執行命令書を法務大臣に提示していません。(提示されていない命令書に法務大臣が署名することは物理的にできません。)
 そして,内閣総辞職を前にして,法務省幹部が法務大臣に死刑執行命令書を提示しなかったと云うことになれば,幹部としての責務を果たしていないことになるので,今月になって提示したのです。官僚のあざとさが見えます。過去,死刑執行命令書に署名しなかった法務大臣はたくさん居ます。後藤田正晴氏が法務大臣に就く前の数代の法務大臣には,法務省幹部は死刑執行命令書を提示していなかったのです。
 昨今,凶悪な事件が多くあり,死刑執行を求める国民世論は高まっています。そこで,死刑賛成の国民が杉浦前法相を責めるであろうことを見越して,法務省幹部の責任を隠してしまったのです。
 
 杉浦正健氏が死刑廃止論者で,自らが法務大臣に就くことによって,在任中は死刑を執行しないことができるので,法務大臣を拝命したのかも知れません。

 私個人的には,死刑制度については肯定的ですが,杉浦正健氏よりも,批判の矛先を杉浦正健氏に向けた,あざとい法務省幹部の方が責任を追及されるべきと思います。

参考URL:http://www.seiken-s.jp/
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この回答へのお礼

丁寧な回答どうも有難うございます。色々勉強になりました。
ただ、
>法務省幹部の責任を隠してしまった
というのはよくわかりません。とにもかくにもお役人がたは決裁の書類を大臣に上げたのは事実ですよね。もちろんサインしてもらえないのは承知のうえでやったとは思いますが、別にそれが失敗だともあざといとも思えませんが? 
もしも、せめて在任中は死刑のない期間にしようと確信犯?的に職を拝命したのだったら、行政の長としては非常にやばいですね。

お礼日時:2006/09/28 17:49

もし政治的な信念としてサインしないならそれはそれで有でしょう。

でもそうならば死刑廃止法案を国会に提出するべきです。彼は現職の議員でもあるんですから。政治家や大臣として、何もしない、でも定められた仕事もしないというのは納得できませんね。理由は選挙で死刑反対派を敵に回すのが嫌だからです。首相もそんな政治家罷免にすればいいですし、誰もやりたがらないなら民間人を大臣に任命すればいいと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。
仰るとおり、決まったことを自分だけ回避すればいい、というのでは議員として少し疑問ですよね。

お礼日時:2006/09/28 17:43

職務怠慢もいいとこだ!と思います。


刑事訴訟法475条2項に明確に違反していると思います。
司法が下した確定判決に行政がとやかくいう権利はないでしょう。
冤罪については、再審請求すれば、執行は一時的に停止されますし、
そもそも、犯行は本人も認めていて、量刑で争った死刑囚も少なくないでしょう。こういったものに対しても刑を執行しないというのは、法務大臣でありながら法を無視した許せない行為だと考えます。

法務大臣を引き受ければ、死刑執行の書類に署名しなくてはならない状況が容易に予想されるにもかかわらず、常識を疑います。

死刑廃止論者なら国会で法改正のために尽力すればよいだけではないのでしょうか。
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
>常識を疑います
ネットでは問題視している意見が思ったより少なかったので、自分の意見が少数派なのかと心配していたんですが、みなさん同じ思いだったようで心強いです。
>死刑廃止論者なら国会で法改正のために尽力すればよい
その通りなんですが、よく考えてみると、この方は死刑制度自体に反対しているわけじゃなくて、単に自分が手を汚し?たくないだけ(つまり駄々をこねているだけ)のようにも思えてきました。死刑制度をなくしたいと思ってるなら、法治国家の国会議員としてのキャリアのなかで、以前から何らかのアクションをとってるはずですから。

お礼日時:2006/09/27 14:21

政治家なんて国家の為になんて言ってますが,如何に自分の事しか考えていないいい事例ですね.


名誉・権力ばかり欲しがって,その責を果たせない人は辞めさせるべきですね.
吉田茂みたいに自分の命をかけた政治がでて来る事を心より望みます.
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
内心はわかりませんが、やっぱり
>名誉・権力ばかり
につられたように外からは見えますよね。

お礼日時:2006/09/27 14:12

刑罰が適切であるか.否かのチェック機構があるのです。


最初に現場の警察官。警察官が行政官の判断として「処罰する/しない」を決定します。これが逮捕とか事情聴取です。
次に警察署長が.刑事責任を追求する必要がある/ないを決定します。「書類を検察庁に送る/送らない」
次に検察庁で.判断をして.「起訴する/起訴猶予にする」
裁判書で.有罪/無罪。
刑務所に召還する/しない
最後に.死刑を行使する/しないで放置する(冤罪の可能性の検討・裁判のやり直し等の可能性..)

原則は.「疑わしきは被告に有利に」です。
冤罪判決か出るまでの期間を考えると半として゛殺してしまうというのは問題です。
というのは.警察などで変な条件付けをして犯人でないにもかかわらず自分が犯人であると思い込ませるような取り扱いが結構見られるのです。

私の同僚の一人がこれに引っかかってしまいました。唯一の証人(犯行時刻当時一緒に酒を飲んでいた人)は舞台に上っていて警察からの連絡(単なる家族からの連絡であり.舞台が終わるまで連絡できないことは承知しているとスタッフが解釈舞台終了まで連絡せず)も何も取れない状態です(公演を中断できない。したら観客に怒られる)。
人殺しをする/しないの判断で司法に間違いがあったときに間違いを正す最後の砦が.法務大臣です。機械的に殺していたら.司法に間違いがあったときの権利の回復は.本人死亡に尽き不可能です。

以前.小泉が「そんなのさっさと死刑にしてしまえ」とマスコミで発言したときに.多くの方から反発が出たことを思い出してください。
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
誤解されてると思うんですが、法相は裁判官ではないし、行政が最高裁の判決をどうこうできる立場にありません。死刑に冤罪があるとかないとかいう議論は一切関係ない問題だと思いますよ。大体この杉浦氏は、冤罪があるから死刑反対なんではなくて、浄土真宗の仏教徒として「人の命を奪いたくない」という哲学を持っているから署名しないわけです。ならなんでそんな職を受けたの、っていうだけの話。

お礼日時:2006/09/27 14:11

駄目です。

終わってます。自分のために法相になったとしか思えない。日本はそういう国ではないのに。。。
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
ほんとに、法相の職務をどう考えていたのか知りたいです。

お礼日時:2006/09/27 14:05

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