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お世話になります。このカテでいいのか分かりませんが言葉関係としてお尋ねしたいと思います。

昔の洋画では「真昼の決闘」とか「風と共に去りぬ」とか日本語の題名で配給してる作品が多いですが、今や「ミッションインポッシブル」「ホームアローン」のように英語をそのまま流用しています。映画に詳しくない人に至っては題名を聞いただけでは内容が連想できない恐れもあると思います。因みに中国では「珠羅紀公園(ジュラシックパーク)」「神隠少女(千と千尋の神隠し)」のように必ず翻訳の題名になります。

日本人に見せる映画にも関わらず難解な英語の題名にする目的は何でしょうか?
また、この傾向はいつごろ、どの作品をきっかけにして発生したのでしょうか?

A 回答 (7件)

あなたの返信を見て思ったのですが、


「難解な英語」ってのは酷くあなたの個人的都合に見えます。
日本では中学高校で6年、さらに大学でも英語を習います。
カタカナ化された和製英語も世の中に溢れています。
「ミッションインポッシブル」「ホームアローン」なんて
中学生レベルの英語です。
そして、言語が日本語でないからといって
内容が連想できないと決めつけるのも暴論だと思いますが。

>英語で表現するか日本語で表現するかで微妙にニュアンスが変わる場合もあります
だったら英語のままにしたほうがいいのでは?
 
翻訳者の「華麗な翻訳を見たい」という欲求は理解できますが、
それがなくなった事に対しての理由づけとしては、
「難解な英語」という説明はいささか幼稚すぎます。
素直に「華麗な翻訳が見られなくて残念」と言いましょう。
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ゲンを担いで「ン」をつけるという話を聞いたことがあります。



それはさて、暫く前の映画になりますが"Medicine Man"の邦題は「スタンド」でした。
映画の中で、取り立てて表題になるほどの強い意味のある「スタンド」は出てきませんし、
直訳なら「呪医」になるのですが……

他にも"Kramer vs. Kramer"の邦題は「クレイマー・クレイマー」ですが、
意訳すれば「クレイマー家の離婚訴訟」になるのに何故こんな半端な邦題になったんでしょうね。

斯くの如く、枚挙に暇がないのでそういうものだと諦めています。
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以前、映画関係者から聞いたことがあるのですが、この傾向は「スターウォーズ(1978年)」あたりからの傾向だと思います。


日本の映画配給会社が、「興行が芳しくなかった原因を、題名の邦訳のせいにされたくなかったから」というのが実情のようです。
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「ミッションインポッシブル」は、その昔のテレビドラマでは「スパイ大作戦」でした。

40年前は「ミッションインポッシブル」では意味が通じなかったかもしれません。時代が変わったということでしょう。

昔の洋画の邦題は、直訳ではなく意訳のものが多数ありましたね。
「慕情」 原題:Love is a many splendored thing
「旅情」 原題:Summer Time
「愛情物語」 原題:The Eddy Duchin Story
「おしゃれ泥棒」 原題:HOW TO STeaL a miLLion
「俺たちに明日はない」 原題:Bonnie and Clyde

ただ、原題と全く無関係なカタカナ語の邦題もあります。
「サウンド・オブ・サイレンス」 原題:Don't say a word

題名も作品の一部ですから、邦題は二次著作物ともいえます。原作に忠実な直訳がふさわしい場合、直訳では意味が通じにくい場合など、事情はいろいろあると思います。
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#2さんと少しかぶりますが、お客さんの混乱を避けるため、と聞いた事があります。


最近では、ネットやテレビなどで外国作品が非常に早く(制作発表の時点からでも)紹介されてしまいます。
この時点では邦題が決まっていないので、原題のまま紹介されますが、これを国内公開時に邦題にしてしまうと、同じ映画だと気付かずに見逃してしまうのではないか・・・ということらしいです。
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一番大きな理由は、業界のスピードが高まったからだと思います。

つまり、流通関係の技術向上によって、新しい外国映画の情報がいち早く日本に伝わり、いち早く製品が輸入されるようになったので、「世界同時公開」なんていうガッポリ儲かりそうなことまで頻繁にできるようになった。そして、公開日に間に合わせるように、宣伝をじゅうぶんにする必要があり、宣伝するからには早急にタイトルを決めねばならない。という具合に。

もうひとつには、上記のような「時差」の軽減により、外国と日本とが同じ名称を共有していたほうが便利になったのも一因です。つまり、海外の関係者と別々の言語で交渉する時に「ええと、あの題名、こっちに座ってる日本の関係者にはなんと説明して、あっちに座ってるハリウッドの関係者にはなんと説明すればいいんだっけ」と迷わずに済みます。特に映画や音楽に関する長い文章を翻訳するときに、一番厄介なのは固有名詞の表記を調べることで、これがなくなると、翻訳、校正、出版のスピードは一気にアップします。

さらには、タイトルを訳すのにはセンスが要ります。正しい意味を伝えつつ、原題が与えるのと同じ感動を与える必要があり、看板ですからインパクトもなくてはなりません。そんな邦題をつけるには、お金が掛かるのです。でも、お金を掛けたわりには、誤訳などを理由にファンや業界人が文句を言われることがあります(例:『バス男』)。

さて、このような理由から、映画業界の人にとっては、タイトルを訳さなくて済むほうがラクチンです。そこへもってきて、これまた情報の発達やスピードにより、一般的な日本人でも、かなりいろいろな外国語の意味やニュアンスを理解できるようになりました。例えば、50年前なら「スコーン」も「バンズ」も「タルト」も皆「菓子」と訳さねば通じませんでした。でも今はカタカナにするだけで、その食品の匂いまで伝わってきそうですね。

というわけで、必ずしも「英語の題名」が「難解」だとは限りません。また、特にきっかけとなった作品はないでしょう。昔から『トレイダ・ホーン』(1931年)なんていう邦題はあったのだし。続けて出してみたら売り上げは変わらなかったんで、そのままやってたとったところではないでしょうか。いつごろから増えたかというと、歴代アカデミー賞の邦題を見ればわかるとおり、90年代のようですね。ちなみに、これは、経済的な理由などにより、海外旅行が一気に普及した時代と重なります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB% …
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この回答へのお礼

有り難うございます。配給者の都合ですか・・・観る側の事も少し考えてもらいたいですね。映画とは料理と同じ様に感覚が大事ですから、英語で表現するか日本語で表現するかで微妙にニュアンスが変わる場合もあります。逆にそれが表現できない翻訳者は職務失格ですし。
いかに粗製濫造なアメリカ映画とはいえ、一番大事なタイトル部分でそれを放棄しているのは乱暴だなぁと思う次第です。

お礼日時:2006/10/01 09:43

 


ナチョ・リブレ 覆面の神様
悪魔とダニエル・ジョンストン
地獄の変異

など、最近の映画でもちゃんと日本語名に翻訳されてますよ。

所で、「珠羅紀公園」は「ジュラシック公園」と同じで翻訳とは言えませんネ
「神隠少女」これも平仮名の無い中国での直訳ですネ

私も真昼の決闘=High Noonの様な素晴らしい訳にお目に掛かりたい。

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
中国のは確かにそうかもしれませんね。そういえば韓国の洋画タイトルはどうなのでしょう?日本に模倣してるるのでしょうか?

お礼日時:2006/10/01 09:39

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