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ジョン=ヘイが1899年に提唱した“門戸開放”“機会均等”ってそれぞれどういう意味ですか。機会均等は、辞書では「1 権利・待遇を平等に与えること。「教育における―」2 外交政策上、自国内における諸外国の経済的活動に対して、どの国にも平等の待遇を与えること。 」とありますが、列強の中国分割が進む中で、アメリカの国務長官が提唱した言葉として考えると、いったいどういう意味がこめられいるのか?教えてください。

A 回答 (2件)

#1さんの補足になりますが、自由競争の保証された市場で勝つのは競争力のある国です。



中国進出に遅れをとったアメリカと、それから当時としては圧倒的な産業国だったイギリスは、他国が先んじて中国に自国経済圏を形成して他国の参入に障壁を設けている現状に不満を持っていました。外部への参入障壁でもあるその種のもろもろの特権がなければ自由貿易を通じて中国をわが国の市場に組み込むことができるのだが…という観点であり、ある程度の国力と自信のあったがゆえの発想です。

この発想は資本主義下での強者(国力の強い国家)の武器として、その後時間の経過とともに、とてつもなく強い力をもつことになります(金日成将軍様の主体思想のようなものといえば語弊があるでしょうか)。

世界的にも、WWI後のブロック経済を経て、WWII後に他の列強の権益は消滅への道をたどることになります(中国でも、WWII後の国共内戦で国民政府援護の意味もあり、各国は不平等条約を国民政府との間で改定に応諾)。自由貿易は平和を担保する機能を持つとの大義名分もあり、その後帝国主義期のようなブロック経済はでてきません。EU等の新たな地域連合は今でも増えていますが。

そしてアメリカはGATT・WTOの自由貿易を通じて経済的覇権を確保することに成功しました。
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中国進出にアメリカは出遅れたので、先行している諸国さん、いったん、これまでの既得権をチャラにしてください。


というのが 門戸開放 機会均等の この場合の意味です。
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