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ダイマー酸というのをよく耳にしますが、どういうものですか?2塩基酸ですか?2量体になってるんでしょうか?何か特定の物質を指してダイマー酸と呼んでいるのでしょうか?

A 回答 (3件)

私自身は初めて見聞きしましたが、脂肪酸を二量化させたもの、のようです。

(酸無水物ではなく、C-Cで結合)
こちらが参考になるかと思います;
http://www.fujikasei.co.jp/pa_tpae/etc_sub01.html

ただ、こちらの記述通り「オレイン酸を出発原料」だとすると、分子間脱水素を経ないと
いけないので、不飽和結合を複数持つ脂肪酸からなのではないか、という気もするのですが(汗)
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NO.1さんのお示しになっているリンクを見ますと、Diels-Alder反応してシクロヘキセン環構造になっていますね。


しかし、この場合は当然ながらブタジエンユニットが必要になります。
オレイン酸にはこの構造はありません。
従って、なんらかの作用によって脱水素酸化されて、中間体としてブタジエン部位を持った不飽和脂肪酸が生成し、これらがDiels-Alder反応したものではないでしょうか。
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ダイマー酸というのは普通不飽和脂肪酸が2量体に結合したものを指します。



従ってある意味、2塩基性脂肪酸といえなくもありません。
しかし生成の経緯よりダイマー酸と呼び区別します。

一種の重合の初期で原料が不飽和脂肪酸同士という場合です。
多くは長鎖不飽和脂肪酸同士で2量化したものです。
不飽和結合が多く、不飽和度が高い程生成しやすいのですが、二重結合1個のオレイン酸同志でも生成します。

この回答への補足

2つの2重結合が完全に開裂して4つの炭素が環状に結合しているのでしょうか?それとも部分的に結合しているのでしょうか?それとも単に分子間相互作用でくっついているだけですか?

補足日時:2006/11/02 18:52
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