
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
酵素作用を持つRNAをリボザイムと呼びます。
「リボザイム」で調べて下さい。
RNAの合成分解するリボザイムの発見により,RNAの自己複製が生命の起源だと考えられるようになりました(RNAワールド)。
しかしRNAは比較的不安定な分子であるため,より安定な構造を持つDNAに遺伝子の機能を与えたと考えられます(DNAワールド)。
No.4
- 回答日時:
まず触媒作用に関してですが、たとえばアミノ酸同士を結合させてペプチド結合を形成する際にエネルギーが必要となります。
このエネルギーは活性化エネルギーとよばれます。ペプチド結合に必要な活性化エネルギーは室温の状態では得られないのでアミノ酸同士の反応はほとんど起こりません。しかし触媒はこの活性化エネルギーを減らすのでペプチド結合が形成されます。さてRNAの触媒作用についてですが、mRNAからたんぱく質に翻訳するリボソームは、たんぱく質のペプチド結合反応をRNAが触媒しており、たんぱく質はそのRNAが働きやすくなるように立体構造を維持していますが触媒機能は無いです。ペプチド結合を形成するような生命活動の重要な部分をRNAが触媒していることからも生命がRNA起源であるといわれています。
ほかにはRNAを分解するRNaseという酵素群の一部でRNAがこの反応を触媒している例が確認されています。
No.2
- 回答日時:
これはそういう話ではないと思います。
仮説の話であれば別の書き方をしているはずです。触媒とはご存知のとおり自身では反応せず別の物質を反応させます。自分の属するシステムに資する反応を促進します。簡単に言うと役割分担の特化を進めたのです。原生生物では反応させたい物質は核に近いですから、RNAで仕事を仕切れるわけです。でも高等生物ではそんなわけにはいきません。ですからRNAは設計図、または情報伝達の媒介役に徹します。それで雑魚であるたんぱく質に具体的な汚れ仕事をさせるわけです。
No.1
- 回答日時:
これは生物が発生する過程でいきなりセントラルドグマ(DNA->RNA->タンパク)ということが発生したのではないだろうという観点からの仮説だと思います。
ですから生物活動におけるどういう触媒とあてはめるのは、生物発生の過程さえ具体的に提示できませんのでその触媒がなにと言い当てるのは可也無理があるような起がします。まぁ無秩序に伸びるDNAを切ったりつないだりとかRNAがやってたかもしれないとかそんなことが起こったのがだんだん生物に近づいていったという感じの話だと思います。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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