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オペロンが制御しているのは分かりましたが、その前提として同じ糖なのにグルコースから分解される理由がわかりません。グルコースよりラクトースが劣っている(栄養源として)わけを教えてください。

A 回答 (4件)

オペロンについてわかっているということの前提でお話させていただきます。



「同じ糖なのにグルコースから分解される理由」というのは大腸菌の培地上にグルコースとラクトースがある場合、グルコースのほうが多く(優先的に)消費されるということと解釈します。

ラクトースの分解にはLacオペロンの発現によるβ-ガラクトシダーゼが必要なのはわかりますね?
このオペロンには発現の調節がされていますが、まずラクトースがあると発現が促進されます。
しかしグルコースがあるとグルコースの分解産物がcAMP濃度を下げます。そうするとcAMPと結合することによって転写を促進させるCRPがプロモーターに結合できなくなり転写が抑制されます。

そうすると結果としてβ-ガラクトシダーゼの発現量が抑えられ、グルコースのほうが優先的に代謝されるという流れになります。

かなり簡単なので詳しくは教科書などを読むといいですよ。
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 二糖類のラクトースがエネルギー源として利用されるためには,単糖類のグルコースとガラクトースに分解されなければならず,酵素βガラクトシダーゼが必要です。

βガラクトシダーゼは,ラクトースオペロンにより合成が支配され,必要なとき新たに合成されるのです。
 βガラクトシダーゼを合成して,ラクトースを分解して,グルコースを得るよりも,すぐに使えるグルコースをエネルギー源として利用するのが自然だと思います。
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解糖系を考えれば負担が少ないのはグルコースということではないでしょうか。

ラクトースをグルコースに変える必要がない方が楽ということだろうと思います。調節のメカニズムの中にこのことが読み取れるかどうかわかりませんが・・・
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専門ではないので参考程度にどうぞ


構造のちがいだとおもいます。グルコースは単糖類。ラクトースは二糖類。ラクトースを分解するとグルコースもできるのではないでしょうか。なので分解の終わった構造の小さいグルコースを優先するのではないでしょうか
http://ja.wikipedia.org/wiki/ラクトース
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