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 質問なんですが、シトクロムcにアスコルビン酸を加えるとなぜ酸化型が還元型になるのですか?教えてください

A 回答 (1件)

酸化=持ってる電子e-を渡すこと 還元=電子e-を受け取ること というのを前提にお話します。



 シトクロムcというのは、酸化的リン酸化(好気呼吸でATPを作る反応)にかかわる酵素の一つです。
 シトクロムにはいろんな種類があって、これらの間で電子e-をリレーしていく反応が起こる中で、ATPが合成されていく、というのは多分、(大学かな?)の授業で習ったと思います。

 なので、同じひとつのシトクロムには、電子を持っている型(還元型)と、電子を渡してしまっていて持ってない型(酸化型)の2種類の存在の仕方があるのです。この二つのありかたを行ったりきたりしながら、(電子をもらったり渡したりしながら)シトクロム君たちは、電子をリレーして、ATPを合成する仕事をしています。

 アスコルビン酸というのは、ビタミンCですね。これは、ほかの物質を還元する作用のつよい物質です。つまり、自分の持っている電子e-を、ほかのものに渡しやすい、ということです。

 電子を持ってないシトクロムc(酸化型)に、電子を渡しやすいアスコルビン酸を加えると、アスコルビン酸からシトクロムcに電子がわたって、シトクロムcが電子をもらった型(還元型)になるのです。

 この二つの成分が出てくる反応の生化学的な意味とかはわからんのですが・・・。
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この回答へのお礼

 早速回答有り難うございました。すごく良く分かりました。とても参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/06/17 01:11

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