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酵素の反応停止液ってどうやってきめているのですか?酸性のものを使うときもあれば塩基性を使うときもあるし・・・。
今回実験で基質にp-ニトロフェニルリン酸二ナトリウムを使い、酵素にヒト胎盤ALPase/5mM炭酸緩衝液溶液を使って酵素活性に対するpHの影響について実験した時に、反応停止液に0.25M水酸化ナトリウム溶液を使用しました。
基質が塩基側に至適pHを持つからですか?ちょっと判らないので御願いします。

A 回答 (2件)

酵素が反応するpHからはずれていれば酸性、塩基性


どちらを用いてもOKです。
今回の場合は、pNPの発色が塩基性側で黄色くなることから
水酸化Naを加えていると思います。
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この回答へのお礼

基本的にはどちらでもいいんですねぇ~。
じゃぁ基質の発色が酸性側にみられるものがあった場合には強酸を加えたりするんでしょうね。判りました、ありがとうございます!!今後もよろしくお願いします☆

お礼日時:2005/06/14 20:40

酵素が反応しなくなればよいわけですが、停止のために加えた液の試薬により、基質が不安定になったり、反応生成物が測定しにくくなったりすると困ります。

ですからどんな酵素を測定しているかにより、反応停止液は違います。
アルカリ性ホスファターゼの場合でも、酵素を失活させるためなら、一度過塩素酸で酵素を完全に失活させてから、濃いNaOHでアルカリ性にして測定するやり方もあります。
ATPを加水分解する反応では、出てきたリン酸を定量しますが、そのための試薬で酸性になると、ATPが不安定になり、時間とともに、酵素の作用ではなく、リン酸が増えてゆきます。
ですからどのような目的で反応を止めるか、どうやって測定するかは、工夫が必要です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。基質や反応生成物のことも考えて反応停止液を決めなければいけないんですね、勉強になります。

お礼日時:2005/06/14 20:43

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