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高校生物からの質問です。
呼吸の一般式で、
C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2+12H2O+38ATP
とあるのですが、両辺のH2Oを相殺して、
C6H12O6+6O2→6CO2+6H2O+38ATP
という式ではいけないのでしょうか?左辺にもH2Oを残しておく理由が何かあるのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

丁度、2日前に実施された今年の金沢医科大学で出題された問題ですね。



問題文もほとんど同じでした。

左辺の6H2Oはクエン酸回路で消費される水の量を表していて

右辺の12H2Oは電子伝達系で生成される
水の量を表しています。

つまり呼吸の式は
左辺に反応物を、
右辺に生成物を
表現しています。。

H2Oをまとめてしまうとそれが崩れてしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
反応物と生成物を表すために差し引きをしていないんですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/01/28 17:30

単なる化学反応式、収支式だけを考えるなら、別に


C6H12O6+6O2→6CO2+6H2O+38ATP
でいいと思います。
(高校生物はよく知らないんですが、
C6H12O6+6O2+38ADP+38Pi→6CO2+6H2O+38ATP
と書くのが普通だと思いますが…)
実際、こう書いてあるものもあります。

ただ、解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の各反応回路を見てもらえばわかるんですが
クエン酸回路で6H2Oを消費し
電子伝達系で12H2Oを生成しています。
(呼吸の一般式とは解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の各反応をまとめたものです)
それを区別するためのものかと
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/01/28 17:33

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