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アメリカの大学に通う友達と昨晩話していて「最近、こちらで英語を公用語として正式に法制化するという話題が議論されている」という話を聞きました。

当方が無知なものでアメリカにて英語が公用語として法制化されていなかったことにも驚いたのですが、議論されているということは当然意見が分かれているということですよね。

法制化に賛成の人、反対の人はどのような理由からそう唱えるのでしょうか。自分なりにまず反対の意見を考えたのですがひとつはやはり、人種の坩堝ということで多民族国家であるからヒスパニック系のスパニッシュを話す人たちが、生活や働く上で不便になるからということでしょうか。

賛成側の意見もどなたかご教授ください、単純に「我々は英語を話すから!」とかそういうことなのでしょうか^^; アメリカも元はイギリスの植民地だったわけで、だから英語を話す人が大多数→よって賛成意見ということでしょうか。

まとまりのない文章になってしまいましたが、英語をアメリカ合衆国の公用語として法制化する賛成意見と、反対意見の言い分(理由)を知りたいと思い質問申し上げました。どなたかご教授ください。

A 回答 (4件)

こんにちは



確かにその議論は聞いたことありますね
>当方が無知なものでアメリカにて英語が公用語として
>法制化されていなかったことにも
こういうのって難しいですよね
例えば「日の丸」と「君が代」は日本の国旗と国歌かっていうと
実はちょっと前までそんな決まりはなくて
そういう議論をし始めるとそれに反対する勢力が出てきて
実際卒業式で日の丸掲げて、君が代を歌うのに反対する教師も多数いますしね
結構法制化されたんでしたっけ?どうでしたっけ?ぐらい
こういう問題って実は難しいです

>アメリカも元はイギリスの植民地だったわけ
これは難しいですね。あくまで最初の「イギリス植民地の13州」
がイギリスから独立した後は、ロシアからアラスカを買収したり
メキシコから奪い取ったり、フランス等からも売却してもらったり
したんじゃなかったでしたっけ?

まあそれはともかく
法制化に賛成の人・・・東海岸出身者、
決まってないんだったら当然英語に決めちゃおうよ派

法制化に反対の人・・・西海岸出身者
西海岸ではヒスパニック、アジアの人口が今でも増大していて
このまま行けばスペイン語、英語は両方公用語としてもおかしくない

ってことでしょうかね?アメリカは国家として
若いですからねぇ・・・個人的には
まだ決めなくてもいいんじゃないかと思うけど
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません

>西海岸ではヒスパニック、アジアの人口が今でも増大していて

これは確かに言えそうですね。今や西海岸の主な都市ではスパニッシュしか話せなくてもなんら生活に問題はないそうです。例えばファーストフードなどもキャッシャーにはヒスパニック系の方々が多く働いているので、アメリカなのでスパニッシュで客とキャッシャーとのやりとりが交わされているという光景も日常茶飯事のようです。

もう少し、自分なりに深く考察してみようと思います。私も個人的には法制化だなんだという話はまだ時期尚早ではないかと思っています。
お返事ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/29 06:09

アメリカに38年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

アメリカ合衆国として公用語がないということであって、州のレベルで英語が公用語であると法で決められていないと言うことではありません。

賛成側の意見の中で政治家として口に出せない理由と公表しても問題ない理由があります。 出来ないものとして一番大きいものは、「アメリカに住みたいのであれば一般語として通用していて、また、州レベルでも公用語になっている英語をしゃべろ!」と言うものですね。

しかし、これは、自由のたかげるアメリカではいえないことです。

しかし、公表できるものとしてはやはり財政問題が挙げられます。 ひとつの言語だけを政府で使うことで何兆もの予算を下げることが出来るからなのです。

これにはいろいろな問題があり私が書いたらだらだらするだけですので、今ちょっと調べさせてもらいました。 

http://en.wikipedia.org/wiki/Languages_in_the_Un … にはかなり詳しく書かれておりまた多くのリンクもついていますので、参考にしてください。

では書く時間がなくなってしまいましたので一応ここで終えておきますが、これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Languages_in_the_Un …

この回答への補足

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
なるほど、財政上の問題が出てくるのですね。

参考URLを拝見しました。「Immigrant languages」という項目に『despite opposing English-only laws that, for example, illegalized church services, telephone conversations, and even conversations in the street or on railway platforms in any language other than English, until the first of these laws was ruled unconstitutional in 1923』とありましたが、これは1923年に違憲と採決されるまで公共の主な場所、ストリートでの会話さえもEnglish以外は違法だったという解釈であっていますでしょうか?

こういう1923年までの(またはこれに近い)状況が再び繰り返されることが不都合というのが法制化反対の人たちの主な意見なのでしょうか?

この法案が議論され、どのようになっていくか私にはわかりませんが、個人的には『法制化反対』側の意見が、賛成側の『財政問題』に太刀打ちできるほどの強い意見とは思えないのですが、やはり現時点では賛成のほうが多数ということでしょうか?

補足日時:2006/11/29 06:25
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>反対の意見を考えたのですが


>賛成側の意見もどなたか
賛否意見そのものだと違反になりますので(問題 を質問することによって質問した方が解決の糸口を見つける、だそうです笑)、結局既ネット情報や、当事者(アメリカ人やアメリカを研究する人など)の情報に頼ることになると思います。
私には、1993年にEUが動き始めたとき、イギリスの研究者が、併せて世界(日米含む)の将来に何が起こるかを発表し、BBCがそれをドラマ化したことがありますが、その内容が印象的でした。

米国に関しては、20年後(すなわち2013年)頃、アメリカはヒスパニック系他マイノリティ言語を話し人が増えすぎ、英語を話す人が激減することを予測していました。
そして有色人種の大統領の可能性も否定してませんでした。

しかし、いまでも黒人などがアメリカは「白人が作った国だ。俺たちのカルチャーも、手を加えて自分のものにしてしまう」みたいな発言が聞こえてきますが、逆に白人の立場からすると、人口的にも、言語や文化的にも、自分たちのシェアが少なくなるのを、どこかで恐れている可能性はあります。
(アメリカは他民族国家、人種の坩堝だから、誰が大統領になってもかまわない、言語も英語以外も公用語としよう、というのが総意もしくは大多数のアメリカ人のコンセンサスなら別ですが)

この問題の裏には、そのような自分たち(白人や英語を機軸とした国家を良しとする考えの人たち)のポジションを守りたいという部分もあるかもしれません。

現在アメリカの言語は、英語版Wikipediaには下記にようになっています。
Official languages
 None at federal level 連邦レベルではなし
 (English de facto) (英語 デファクト・スタンダート)
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この回答へのお礼

>BBCがそれをドラマ化したことがありますが、その内容が印象的でした。

これは大変興味深いドラマですね、もし機会があればぜひ見たいと思います。

>白人の立場からすると、人口的にも、言語や文化的にも、自分たちのシェアが少なくなるのを、どこかで恐れている可能性

なるほど、確かに表立ってそれを主張しないかもしれませんがそれは考えられますね。実際、たとえば有色人種の大統領が誕生することを危惧している白人もいると思います。race discriminationにあたる考え方とも思いますが。

回答ありがとうございました、大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/29 13:58

Gです。

 大阪で一晩して(名詞を動詞化している表現ですね、今気がつきました)午後には東京に舞い戻り長野に入ります。 補足質問を読ませてもらいましたのでまた書かせてもらいますね。

>これは1923年に違憲と採決されるまで公共の主な場所、ストリートでの会話さえもEnglish以外は違法だったという解釈であっていますでしょうか?

そういうことを書いてあると私は解釈しました。 そして私はこのことは知りませんでした。 どれだけ「違法とされていたか」は私としてはかなり疑問を感じるところであり大げさな感じがします。 (このサイトに書いてあるからと言って事実だと言うことではないことは他にもいろいろ私は見ていますし)

>こういう1923年までの(またはこれに近い)状況が再び繰り返されることが不都合というのが法制化反対の人たちの主な意見なのでしょうか?

著者の意見が混じってしまったのではないかな、とも感じます。 かなり個人的偏見からの判断ですが。 まさか、路上での一般会話で、それも移民がわんさか来ていた年代で、これを違法とすることは含羞国として出来なかったはずです。 フランス語がいまだ公用語のひとつであるルイジアナですらなかったでしょう。

>この法案が議論され、どのようになっていくか私にはわかりませんが、個人的には『法制化反対』側の意見が、賛成側の『財政問題』に太刀打ちできるほどの強い意見とは思えないのですが、やはり現時点では賛成のほうが多数ということでしょうか?

財政はどのレベルの行政機関でもかなり厳しい状況ですので、この「書類ではバイリンガルにしない」と言う部分は私個人としても英語オンリーになることは必然だと思います。 ただそれが国家的公用語とするかどうかは私は疑問に思います。 労務省ではアメリカ人・永住者・労働許可者の為の「注意書き」をどの職場でも個人の権利に関するものが壁に貼ることを義務付けされているわけですが、それにはスペイン語でも書いてあります。

英語オンリーであるイリノイ州ですら、大都市では警察・消防でバイリンガルの人材を必要としています。 世界で一番大きなポーランド人口を持つ(ポーランドの首都よりも多い)シカゴですらポーランド語を効用的には認められていないなども反感のひとつとなんているわけです。 つまり、言い換えると、Reverse discriminationがここでもおきているわけです。

よって私は限定付き公用語設定となると思います。 後は、州に任せる、といった今までどおり財政責任を州にもたせる方針でいると思います。 言い換えると私はそれほど公用語とする必要が本当にありメリットとして英語オンリーにするだけの力はないと見るわけです。 差別・逆差別というアメリカにとって大きな問題である「民主国家」として中立を「現状保持」した方がメリットがあり、財政問題という大きな問題を解決するひとつの案としては「やりがいがある」ということになるわけです。


犯罪面でいろいろと法律改正に携わってきた私ですが、その努力と結果のバランスを考えると公用語に関する法律改正は難しいものだと感じます。
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この回答へのお礼

大変参考になりました、特に労務省の注意書きの件とシカゴのことは全く存じておりませんでした。仰るとおり、差別・逆差別という問題と民主国家であることの均衡を考えていくと現時点で英語を公用語として法制化することは、時期尚早かとも考えます。
また、改めて質問申し上げるかもしれませんがよろしくお願いします、回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/29 15:12

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