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すみません、どなたか航空関係にお強い方。
以下を日本語にしていただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。

Asymmetrical engine thrust reverser deployment, asymmetrical spoiler/aileron activation, transient electronic signals causing uncommanded flight control movements, yaw damper malfunctions, and a rudder cable pull or break were not factors in the USAir flight 427 accident.

A 回答 (4件)

Asymmetrical engine thrust reverser deployment,


ジェットエンジンのスラストリバーサ(推力の向きを変換して制動をかける装置)が左右非対称に作動してしまったとか、
asymmetrical spoiler/aileron activation,
スポイラー(空気抵抗を増して機体の速度を落とす装置)や補助翼(左右の傾きを調整する装置)が左右非対称に作動してしまったとか、
transient electronic signals causing uncommanded flight control movements,
パイロットの操作を機体各部の装置に伝達する信号系統で、異常な信号(ノイズ)が流れた事によって、操縦装置がパイロットの意図しない誤作動を起こしたとか、
yaw damper malfunctions,
ヨー・ダンパー(自動的にダッチロール運動を解消する一種の安全装置)の不具合とか、
and a rudder cable pull or break
そして方向舵を作動させるケーブルが抜けてしまったとか破損してしまったとか
were not factors in the USAir flight 427 accident.
これらの事柄は、USAirの427便の事故の原因ではなかった(原因はこれら以外にあった)。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございました!
とてもよく分かりました。

で、すみません、もう一つ教えていただけると助かります。

The actuators for the right engine were in the extended position after the crash, but that was a result of impact.

ここのアクチュレーターの「extended position」 というのは、どういった状態なんでしょう…。字面上は「伸び切った状態」と取れますが、アクチュレーターが伸び切るって???でして。

すみませんが、よろしくお願い致します。

補足日時:2006/12/30 12:01
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>アクチュレーターの「extended position」 というのは、どういった状態なんでしょう



"The actuators for the right engine"というのは、何となくはわかるのですが、具体的な事まではわかりません。ボーイング737型機のエンジンについて知識があればわかるでしょうし、もしかしたら前後の文章からわかるのかもしれませんが…。

以下は、飛行機好きのただのオッサンがご質問の文章だけから思い浮かべたイメージです。実際とは違う部分があるとは思いますが、参考になさって下さい。

まず、アクチュエーターというのは「作動装置」というほどの意味で、油圧で作動する物もあれば電気で作動するものもあります。ジェットエンジンのような複雑な機械には、大きさも形もまちまちなアクチュエーターが数十種類取り付けられていると思います。

アクチュエーターの「extended position」を理解して頂くとしたならば、ダンプカーの荷台を持ち上げる油圧装置や建設現場のクレーンやパワーシャベルのアームを動かす油圧装置を思い出して下さい。円筒形の装置の中からピカピカにメッキされた金属の丸棒が伸びてダンプカーの荷台を持ち上げたりクレーンのアームを動かしたりしています。このピカピカにメッキされた金属棒が伸びている状態が「extended position」であると私は解釈しました。

通常であれば、パイロットが意図的に操作した結果この金属棒が伸びたと判断するところでしょうが、事故調査委員会は調査の結果、伸びた状態は墜落の衝撃によるものであると分析しているようです。
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この回答へのお礼

詳しくお教えくださり、ありがとうございました。
アクチュエーターの「伸びた状態」、イメージがつきました。
最初の質問ともども、本当にありがtろうございました。

お礼日時:2007/01/04 00:26

アクチュエーター、飛行機であれば油圧に動くピストンみたいなものが多く使われます。


飛行機、補助翼などの舵は油圧で動かしますが、それをうごかすものをイメージすればよいと思います。

で、エンジン部分でつかうアクチュエータですが、すぐに思い浮かぶのはスラストリバーサ(逆噴射ですね)でした。作動状態を”伸ばした状態”と呼んだのかもしれません。
で、事故機に関する記載のある書籍が手元にあったので、残骸のスラストリバーサの状態がどうかを見てみたのですが、書いてなくて、確認できませんでした。

なお、USエア427便の墜落事故、パイロットの操作に反して方向舵が逆方向に一杯にきられてしまったこと、と推測されています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
事故に関する記載のある本、ぜひ読みたいのですが、タイトルと出版社を教えていただけると助かります。
よろしくお願い致します。

お礼日時:2007/01/04 00:33

USエア427便の事故に関する書籍ですが、私が確認したのは、加藤寛一郎氏の書籍です。


『墜落 第3巻 機体異常 
 加藤寛一郎 著
 講談社』
2001年の本で、最近は書店で見ることが少なくなりました。図書館にはあると思います。
USエア機の事故は、4章にあり。約80ページ書かれています。
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この回答へのお礼

ご丁寧に、本当にありがとうございます。
図書館に当たってみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/04 15:50

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