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以前銀座線で、一定の区間で、車内の電灯が一時消えていましたが、それはどうしてでしょうか?なぜ現在は消えなくなっているのでしょうか?

A 回答 (7件)

今晩は


手許に01系新車紹介という古い資料がありました。それによると・・・
「従来銀座線では、昭和43年製以前の車両には電動発電機が装備されておらず、室内灯、客室送・扇風機も直流600Vから給電されていた。このため、駅進入時など第3軌条のデッドセクションで室内灯が一瞬消灯し、予備灯に切り替わる”銀座線風物”が見られるが、01系では慣性力のある電動発電機を備え、しかも母線回路を工夫してデッドセクションの室内灯の消灯を解消した。」
とありました。
何せ古い資料なので、今とは違っているところもあるかと思います。お役に立てばよいのですが。
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この回答へのお礼

みなさん、いろいろ教えていただきどうもありがとうございます。鉄道って奥が深いですね。ますます鉄道が好きになりました。

お礼日時:2002/05/09 22:28

皆さんがすでに書いているように、電車の横から電気を取る


第3軌道方式になっているからです。
こうすると、パンタグラフが無い分だけ、トンネルを小さくできます.

で、電灯が消える原因ですが、ポイントや駅があると、
この第3軌道の場所(左右)を変えなければいけないのですが、
(銀座線はポイントで曲がる事はありません)
このときに、そこまでの第3軌道とそこからの第3軌道の
両方に接続されていると、不都合が出るからです。

具体的には、もう1台電車がいるときにこの不都合が発生します。

電車が前に進んでいて、後ろにもう1台電車がいて
変電所が前にあったとします。
後の電車が加速した時に、前の電車が左右両方の第3軌道に触れていると
前の電車の中を後の電車が使う電気が流れてしまうのです。

一応、2つの第3軌道同士は銅線でつながれていますが、
電車の中を通るほうが近道ですから、このようなことがおこります。
これを防ぐために、2重に電気を取るようにするのではなく、
多少、電気が流れない場所をつくってあるのです。

実は、同様の問題はパンタグラフにもあります。
ただし、こちらは架線は途切れないようになっているのですが、
2本の架線から電気を取れる場所では、パンタグラフ経由で
電気が流れてしまう事があります。
このため、駅間で停止するときに備えて
『セクション外(内)停車(注意)』という看板が立っています。
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こんにちは,懐かしいですね。

確かによく,一瞬だけ車内が暗くなって非常灯が点灯していました。
既出の回答にもあるように,これは給電方式が第3軌条のためです(でした)。
以下,重なるところもありますが,まとめてみました。

第3軌条とは,レールの横にもう一本,架線代わりのレールを置いて,そこから電気を取り入れる方式です。
普通の電車は車両の上にあるパンタグラフから電気を取り入れますが,地下鉄はトンネルの中を走るので,上に架線を通すとその分トンネルの高さが高くなり,建設コストが掛かるために,この方式が採用されました。
東京の地下鉄では,最も古い銀座線と,次に古い丸の内線がこの方式です。最近は,地上の線路と相互乗り入れをする線が増えたので,架線方式が多くなりましたが,横浜や大阪など新しい線区でも使われています。
この方式の車両では,すべての車両に集電靴(集電シュー,コレクタシュー)という,パンタグラフに相当する装置が付いており,いわば一両一両が自給自足で動いています。(架線方式では,2~4両程度に1両,パンタグラフがついているのが普通です。)

架線は線区の始発から終点まで,とぎれずに続いていますが,第3軌条はどうしてもところどころ途切れる箇所があります。
一つはポイントを通過する時です。
A------------------B
            / ┌──┐
           /  └──┘
C------------------D
(わかりにくい図ですみません。---が線路,つまり2本のレールだと思ってください)
A→Bがたとえば上り線,C←Dが下り線と考えてください。また,右側の□がホームだとします。
そして,AB間は進行左側(この図で上側)に第3軌条が置いてあるとします。
すると,A→Bと走っている間は第3軌条は連続していますが,たとえばBで折り返してCに進む時は,本線(ここでは上り・下りの線路)からわたり線(両者をつなぐ線路)に入るところで,どうしても第3軌条が本線を横切る形になり,その部分では第3軌条のほうが途切れます(レールを途切らせたら脱線してしまいますから)。
--------
   \/
   /\
--------
のようなクロッシングでも同様です。
でもそれだけにしては,もっと頻繁に電灯が消えていたと思いませんか。

実はもう一つのケースがあります。それは,駅に近づいてホームに入るところの構造の問題です。
集電靴は車両の左右両側についていて,どちらに第3軌条があっても電気が取れるようになっていますが,駅の構内では,ホームから乗客が転落したときの感電事故を防ぐため,ホームから遠い側に置きます。(第3軌条の上には木などでカバーがありますが,完全にふさぐわけにはいきませんから)
ところが,駅によってホームが進行方向の左にきたり右にきたりします。このため,第3軌条もこれに合わせて右に左に位置を変えます。
この,左から右に(またはその逆)切り替わる部分で,わずかながら第3軌条の切れ目が設けてあります。
もし切れ目がないと,左の第3軌条と右の第3軌条とで電圧の差があって両方から同時に給電された場合,電車内の回路でショートが起こってしまい,安全上問題があるからです。

こういった切れ目の箇所を通過するたびに,先頭の車両から順次,車内灯が消えていって,また点灯していっていましたね。

(以下の項だけ推測につき自信ナシです。)
現在消えなくなっているのは,車内灯を補助電源に頼るようになり,またバッテリの性能が上がったからではないでしょうか。(もちろん,前提として「いきなり暗くなると不便だから」というのがあることはいうまでもありません。)
昔の車両も,非常灯が点灯していましたから,バッテリはあったのでしょうが,基本的に車内灯はモータを回す電源と同じく,第3軌条から直で電気を取っていたようです。このため,第3軌条が途切れると車内灯まで消えてしまっていたわけです。
駅につく直前は,モーターは止まっていて惰性で走っていますので,電気が途切れても問題がないわけです。
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 昔、私が神奈川県人だったころ、よく体験していました。



 ちょっと調べてみたのですが・・・

 多くの電車のクーラーや室内灯は、今でこそ補助電源装置(発電装置)を使っていますが、銀座線の古い車両は発電装置をつけていなかったそうです。

 電源は動力用と同じ電力を使いますが、その集電方式はパンタグラフと違い、第三軌条の形になります。

第三軌条(http://www.yachiyo.co.jp/doyouknow/third.htm
を参照)

 駅の近くになると第三軌条がとぎれる部分があり、そこを通過するたびに室内灯が消えるという、あの有名な場面に出くわす訳です。

 最近その光景が無いのは、発電装置を搭載しているからだと思います。

 自信はありませんが・・・
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昔にできた地下鉄は、架線とパンタグラフでなく、線路脇にある


第三軌条?から集電しています。 駅の近く等で線路の分岐(ポイント)
があると、そこで集電用のレールが途切れるために電灯も消えたと
聞いたような・・・ 今は消えませんね。車両側でバックアップ?
そう言えば、地下鉄独特の匂い(オゾン臭)も最近は感じませんねぇ。
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銀座線では、普通の電車のように架線から車両の天井に


設置されているパンタグラフを利用して電気を取り入れずに、
レールの横にもう1本レールを引き(「第3軌道」と言ったかな?)、
そこから電気を取り入れています。
ちなみに、この第3軌道から電気を取り込む方式は、
丸ノ内線や大阪市営地下鉄の一部路線などで採用されています。

それを踏まえて。
昔走っていた旧車両(車体がすべてオレンジのヤツ)が
停電になる理由ですが、ポイントに差しかかった際に、
一時的に第3軌道から車両が離れます。
その瞬間に電気を取り入れることができなくなり、
それで車内が停電状態になり非常灯だけが点灯している
という状態になります。

ここからは推測ですが、現在の車両(銀色にオレンジの
帯のヤツ)は、バッテリーか何かを積んで、第3軌道から
電気を取り入れなくなる瞬間のつなぎとして、
車内に電気を供給しているので停電にならないのでは
ないかと思われます。
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懐かしい話ですね。


昔聞いた記憶では、駅が近くなると、それを知らせるために一瞬消えて非常灯のような物が点く、と聞いたことがあります。

なぜ現在消えないかという質問には私の勝手な推測で答えさせていただきます。
やはり暗くなると何かと不便で、本を読んだりするのにも妨げになりますし、防犯上も何かありそうだからではないでしょうか。

曖昧で申し訳ありません。
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