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 秀吉の朝鮮出兵のとき、朝鮮側に降り朝鮮の将として秀吉軍と戦ったと伝えられている「沙耶可(サヤカ)」について、教えてください。

Q.朝鮮側に降った人は何人も居たと思いますが、「沙耶可」は日本ではどの国のどのような人だったんでしょうか?
 紀州の鉄砲軍団の雑賀党に関係しているという説があるようですが、どうなんでしょうか。

A 回答 (4件)

ちょっと質問の本筋から離れてしまいますが、当方、訳あって、この「沙耶可」の子孫の村を訪れたことがある者です。


韓国第3の都市、大邱(テグ)の近くにある「友鹿洞(ウロクドン)」という所です。
韓国人の学者さんらとともに訪ねて、いろんな資料を見せてもらいましたが、結局、直接的なものは何も出てきませんでした。
ただ、村人たちは「秀吉から寝返った武将の子孫」であることを誇りに思っているようですし、毎年5月末に、沙耶可を追悼する祭りも開いています。
この村からは、パク・チョンヒ政権時代の閣僚も輩出していますが、この村の出身者は「日本人が先祖なだけに勤勉である」と周囲の村からは一目置かれているそうです。

戦時中、朝鮮人に、日本人風の名前を名乗ることが認められた頃(余談ですが「創氏改名」は強制ではなく、朝鮮人側からの要請だったのですよ)、この村の人々は、元々の「金」姓に先祖である「沙耶可」の「沙」をくっつけて「沙金(すながね)」という姓を名乗る人が多かったようです。

この回答への補足

 1月末日までこの質問を開けておきますので、ご回答、情報、推理、なんでも結構ですので、ご提供いただければありがたいと存じます。
 よろしくお願いします。

補足日時:2007/01/17 19:15
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この回答へのお礼

  現地を見てこられた方の話を聞くのは、回答者さんで二人目です(一人目は司馬遼太郎)。
 そうですか。直接的な証拠はありませんでしたか。
 火のないところには煙は立たぬということですから、名もなき雑兵が奔敵したってことはあり得るかも知れませんね。そして、彼の地では立派に出世したのかも。
 いくらなんでも1個連隊や1個大隊規模を引き連れて、ということであれば、日本側でも記録がどこかで残ってるような気がします。
 先祖のことを子孫が大きく膨らませて書くということは誰でもやりますし、しかもその記録が時代を経れば、ますます本物らしく見えてきます。
 「沙金(すながね)」という姓は面白いですね。ありがとうございました。
 
 すみませんが「補足」のスペースをお借りします。
 

お礼日時:2007/01/17 19:15

司馬遼太郎さんは「街道をゆく」の取材旅行で、「さやか」の子孫が住むと言われる村を発見しました。

そこでは、「さやか」が今でも儒教式の礼法であつく祭られていました。また、日本語に堪能の村人もいて、司馬さんは、大変感動したそうです。「さやか」の部隊は鉄砲のあつかいに長けていて、秀吉軍に大きな損害を与えたそうです。鉄砲の扱いに長けているということから、雑賀党の人間ではないかと言われているようです。しかし、日本にとっては裏切り者ですから、記録が残らないよう文書が操作されたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。
>日本にとっては裏切り者ですから、記録が残らないよう文書が操作された・・・
 なるほど、その時代でも逃亡者を出し、しかもそれが手向かってきたとなると、そういう者を出した大名としては、なにもかも抹殺したくなるでしょうな。
 その大名の領内の人は誰も書き残せないでしょうね。
 ありがとうございました。
 

お礼日時:2007/01/16 21:28

「沙耶可」は朝鮮の記録にのみ登場する人物で、朝鮮の記録には日本名、出身地など何も情報がありません。



よって、
「日本ではどの国のどのような人だったんでしょうか?」

「不明」とより答えようがありません。

質問者様もご承知のように諸説があるにはありますが、確実な根拠があるものはなく、全ては歴史と創作の闇の中と認識しております。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。
やっぱり、日本側の記録にはないんですね。
>歴史と創作の闇の中・・・ですか。今読んでいる韓国人の小説でも、それらしき人物が出てきたので、なんとかスッキリさせたかったのですが。
 ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/16 21:08

「沙也可」ですね。

朝鮮名「金忠善」だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%99%E4%B9%9F% …

ただ、上のページによると事跡はかなり怪しいようですね。
「雑賀(さいが)」に関係しているという説は司馬遼太郎によるものだそうです。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。
 雑賀(サイカ)とサヤカが音が似ているので、司馬先生が想像力を膨らませたのでしょうか。
 ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/16 20:59

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