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稗田阿礼
一度目や耳にしたことは決して忘れなかったので、その記憶力の良さを見込まれて『帝紀』『旧辞』等の誦習を命ぜられた(Wikipedia)
とあります。歴史的に本当にいたかどうかという議論もあるでしょうが、仮に実在したとします。

稗田阿礼は現在心理学で言われている視覚表象、聴覚表象などの能力を持っていたとも考えられます。
稗田阿礼は盲目であったという説もあるし、イデオサバン的なものだったのかもしれません。

ここで、質問です。

古代において、稗田阿礼のような能力を中国、その他の国で持っていた人物はいないでしょうか?

A 回答 (3件)

記憶的な能力で、すばらしい実績を残したとされている人は


ギリシャのシモニデスと言われています。

紀元前500年頃、ギリシャの詩人であるシモニデスは、さまざまな
ギリシャ神話や叙事詩を暗誦し、それを公演することを生業として
いたそうです。その覚え方・思い出し方は、現在の記憶術の基礎と
なっていると言われています。
ローマ時代に入って、ローマの哲学者であり、政治家でもあった
キケロは、この記憶術を実用化したといわれています。彼はある日、
原稿を手にしないで、数時間にもおよぶ演説をしました。そしてその
演説は、原稿と一字一句違わなかったといわれています。その方法は、
今でも、ローマンルーム法と呼ばれる記憶術として伝わっています。

私たちも、このような「記憶術の活用法」をマスターしたいものです。
以上
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この回答へのお礼

783kaiketuさんありがとうございます!!

シモニデス、ローマンルーム方ですか!初めて耳にしました。

稗田阿礼やその他舎人たちがそのような記憶術を体得していたかどうかはわかりませんが、中国や朝鮮を通して伝わっていた可能性もありますね!

世界にもやはり例があったのですね!
とても興味深いと思います。本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/01/18 23:30

一万年の旅路―ネイティヴ・アメリカンの口承史 (単行本)


ポーラ アンダーウッド (著), Paula Underwood (原著), 星川 淳 (翻訳)

こちらは 一万年分 口承しているそうです。
アフリカにもけっこういます
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この回答へのお礼

い、一万年!!
人間の記憶というのはすさまじいものがありますね。

書籍を紹介してくださってありがとうございます。早速!

お礼日時:2007/01/18 23:34

中国の事は分かりませんが、文字を持たない民族では、そのような人はまれではないでしょう。



例えばアイヌでは、「ユーカラ」という長大な叙事詩がありますが、古来延々と口承で伝えられた物だそうです。
http://www.dai3gen.net/ainu_yuk.htm
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この回答へのお礼

kakkysanありがとうございます。

人間は子供頃は誰でも視覚表象を持っていて、大人になるとそれは失われていく。それは文字を覚えるからだ。という話を聞いた事があります。

その通りなのですね。文字をもたない民族は直感像を持ったまま大人になるのでしょう。

リンクもありがとうございます。

お礼日時:2007/01/18 23:41

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