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こんばんわ。
高3女子です。
今週末、センター試験を受けます。
見直していて疑問が出てきましたので、教えてください!

干潟が減少したら、自然環境に何の悪影響があるんでしょうか?
津波の被害が深刻になるんですか?
教えてください!

A 回答 (2件)

こんにちは。


津波と干潟はあまり関係ないと思います。

干潟には海洋汚染物質の浄化作用がありますので、干潟がなくなると海が汚れます。
その結果、綺麗な海でないと住めない生物は滅びる事になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/01/19 19:03

長文ですが、まあ~勘弁して下さいね。


実例のところでは、普段聞かないような生物の名前も出てきます。

河川感潮域を含めた干潟の特徴・役割
1.生物に河口感潮域、ヨシ原、マングローブ林、後背湿地、転石地、礫地、干潟面、干潟上の澪筋などの多様な生息場所を提供する。
2.両側回遊魚・降河回遊魚・海水魚の産卵場所・稚魚の生育場所となる。
3.水鳥に採食・休憩場所を提供する。
4.生物多様性が高く、固有種・特産種が多数生息している。
有明海には大陸沿岸性遺存種が多数生息している。
5.生物生産・漁業生産力が高い。
6.富栄養化を防ぐ浄化作用がある。

干潟の減少による悪影響
1.生物多様性・生物生産が低くなる。
2.干潟を産卵場・稚魚の生育場所・採食場所として利用する両側回遊魚・降河回遊魚・海水魚・水鳥の生息に悪影響を与える。
3.浄化作用が低くなり、赤潮が発生しやすくなる。
4.漁業生産力が減少する。
河川感潮域の堰の建設と堰からの取水は、河川感潮域を利用する生物の生息・産卵域を狭め、上流への遡上を妨げる。
これは、陸水生物に悪影響を与えるだけでなく、海洋生物にも悪影響を与えることになる。

実例 
●筑後大堰建設(筑後川河口から24km上量にある堰で、感潮域が8km短縮)、諫早湾干拓事業(1997年に潮止め)による自然環境への悪影響
1.生物多様性・生物生産が低くなり、諫早湾湾口部(潮受け堤防外側)で底生動物の生息密度が減少した。
2.筑後川感潮域を利用する生物の生息・産卵域を狭め、魚類の生息を阻害している。
感潮域上部が産卵場所の魚 アリアケシラウオ、アリアケヒメシラウオ、エツ
感潮域が稚魚生息場所の魚 ハゼクチ、有明海のみに生息するスズキとタイリクスズキとの雑種起源の個体群
3.魚類の産卵場所、稚魚の生育場所が減少した。
有明海奥部と諫早湾で産卵するヤマノカミは、諫早湾干拓事業で貴重な産卵場所の1つを消失した。
潮止め後、諫早湾でのヤマノカミの生息は確認されていない。
4.水鳥の越冬数が減少した。
(例)ズグロカモメ、ツクシガモ、シギ・チドリ類
5.1998年、諫早湾湾口部北岸で天然魚が大量斃死するほどの赤潮が発生した。
6.1997年から諫早湾湾口部に貧酸素水塊が夏に恒常的に出現するようになった。
7.漁業生産力が減少した。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
よく理解できました★
頑張ります!

お礼日時:2007/01/19 19:03

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