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大学についてまったく分からないので、
それぞれのHPで調べた限りでは
これといった差はないように見えました。

法科大学院まで行きたいと思うのであれば、
「どちらがより良い」とかありますか?
一昔前だと、中央が法曹で、
慶應が政治家みたいなイメージを聞きました。

また通信と通学では、同校でも授業内容の質が変わったり、
ハンデなどがあるものなのでしょうか?

A 回答 (7件)

学費等の具体的な問題は、このようなサイトで間接的に情報収集するのではなく、直接に入学説明会で質問するとか、大学の通信課程事務局に照会する方が確実であり、また、そうすべきです。

近年、少子化の影響で学生数が年々減少する傾向にあり、大学側も募集広告に力を入れているので、なおさら親切・丁寧に対応してくれるはずです。
それと、法律学には、制度や手続に関して理解するべき場面が多いので、通信制には入試がないものの、その課程における履修システムや所定の手続については、極力理解に努め、不明な点は自ら調べるという姿勢・習慣をもつことが、法律を勉強する上での最低限の資質かと思います。
法学部に限らず、凡そ大学の課程は、所定のシステムの中から、自ら選択し自ら手続することの連続であるともいえるのです。高校までのように、事前にお膳立てされているものではありません。

さて、単位数は科目によって決まっています。入学案内で科目名の右隣にある丸数字が、各々の単位数です。1単位、2単位、4単位に分かれています。
1単位についてレポート1通を提出し、それが合格しなければなりません。例えば、中大の場合、「憲法」は4単位なのでレポート4通の合格、「外国法概論」は2単位なのでレポート2通が合格すれば、科目試験を受けることができ、それが合格すれば所定の単位数を修得することになります。
また、スクーリングを受講したら、2単位が換算されます。つまり、4単位の科目はレポート2通の提出が免除されます。2単位の科目の場合は、レポートが2通免除されることによって、そのまま科目試験を受けることができます。
結局、単位とは、その科目で履修すべき分量を表す数字です。

また、学費は科目毎に課されるものではありません。中大の場合、年間の授業料は、8万円に固定されています。この授業料には、全科目についての教科書代、レポート添削料、科目試験の受験料等々の諸費用が一括して含まれています。ですから、授業料に限っていえば、8万円に卒業年数を掛けたものがトータルの金額になります。
これとは別に、スクーリングには別途受講料がかかります。スクーリングの種類によって、その金額が異なります。「夏季スクーリング」は1科目につき6千円、個別科目について各地で行われる「短期スクーリング」は1万円、ネット配信による「オンデマンド授業」は1万5千円です。
つまり、質問文にある「1科目6千円~1万5千円」というのは、スクーリングの受講料を指しているのです。
卒業要件として、スクーリングで30単位を修得する必要があります。つまり、最低でも15科目程度はスクーリングを受講しなければなりませんが、どの種類のスクーリングを受けるかは人によってケースが異り、また、受講時の交通費やホテル代も考慮に入れる必要があるので、一概に算定はできません。

通信制も通学課程と同様にカリキュラムは4年に設定されています。ですから、システム上は最短4年で卒業することは可能です。しかし、前の回答で他の回答者様も再々提示されているように、実際の卒業年数は相当に長くなる傾向にあります。仮に順調に単位を消化したとしても、最後の卒論に1年程度を費やすのが普通です。
さらに、上述のスクーリング等の兼ね合いもあるので、当初から卒業までの全費用を算出するのは難しいのです。
なお、以上の学費体系は、他の通信制大学でも基本的に同じです。
質問文にある慶大の「固定の学費364,000」というのも、以上の記述と同様にスクーリングを除いた学費で、その4年分の合計だと思います。

通信制は通学課程と違って、毎日授業に出るわけではないので、高額な授業料や施設使用料等がかからず、専ら郵送によるレポート添削での指導なので、学費が通学課程の1割程度に抑えられているのです。
そして、通信教育の「通信」の所以は、この「郵送によるレポート添削」のことなので、当然にレポートが通信課程のメインとなり、学生にとってはこれがネックにもなるのです。特に、専門科目のレポートを作成するにあたっては、教科書だけでは足りず参考書も必要になり、これも表には出ない費用になります。
このように、所定の学費の他にスクーリングでの交通費、ホテル代や参考書の購入等を含めると、総費用は通学課程の2割程度になるのでしょう。
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この回答へのお礼

何度もご丁寧にありがとうございます。
大学に問い合わせたところ、
NO4の方が教えてくれた入学説明会へ来るように言われたので、行ってみます。
morimaru47さんの文章を読んでいると、自分もこのような理論的で解り易い文章を書きたい!という点と、
おっしゃる通りだな!という2点でヤル気がみなぎってきます。
情報と同時にパワーも頂きました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/14 23:51

法政っていう選択肢はないのでしょうか??



私の彼は現在オーストラリアの大学で法律を勉強していますが、日本の法律も勉強したいという理由で通信を選びました。
法政か慶應かで悩み、法政にしたそうです。
理由はよく分かりませんが・・・

通信制の大学ではレポートを自分のペースできっちり仕上げなきゃいけないみたいで、大変そうですよ。
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ANo.4です。


前記の駄文かつ長文をお読み頂き恐縮です。多少とも参考になれば幸いです。

さて、中大の場合、特に多摩キャンパスでの夏季スクーリングには、全国各地から数千名の学生が集まるので、同じ講義を受ける人達などの中で知り合いができる機会は多いです。学習の進め方を体験談として教えてもらったり、いい意味でのライバルとして切磋琢磨することによってモチベーションが高まることもあります。
ただし、仕事を持っている人が多いため、時間等の都合上、スクーリングから帰郷後もグループの学習活動を継続するケースは稀で、せいぜい個人的にメールで情報交換をする程度にとどまります。

学生同士の継続的な活動としては、中大の場合、入学案内のパンフレットにも出ている「学生会支部」があります。
これは、全国各地で地元の通信課程の学生が自主運営する集まりで、地元の大学教員や弁護士を講師に招いて定期的に学習会を行っています。また、支部の先輩方が具体的な勉強の進め方等に関して相談・指導も行います。とかく孤独に陥りがちな通信学生にとって、地元に仲間がいるのは心強いことです。
ちなみに私は、地方在住のためアカデミックな講義に飢えているので、学習会に参加することによってレポート作成のヒントを得るメリットがあります。また、様々な職種のメンバーと交流するのも楽しいです。
もし、入学されたら、地元の学生会支部への入会をお奨めします。
なお、慶大など他の殆んどの通信制大学にも、名称は異なるものの、これと同様の学生組織があります。

また、中大では、通常の大人数のスクーリングの他に、基本的な法律科目に関して少人数のゼミ形式による「演習」という授業もあります。
これは、担当教授から毎回課題が出され、そのプレゼンに基づいて討議するもので、夏季スクーリングの場合は、午後のスクーリングの後に毎日実施されます。量的にも質的にも、かなりハードな内容が要求されるので、受講希望者は特段に学習意欲が高い人に限られています。

法科大学院の学費については、精査していませんが、私立の場合、年間300~400万円を要するかと思われます。
2011年度には全面的に新司法試験制度に移行するので、これから法曹を目指すには、事実上、法科大学院へ進む方途のみになります。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧なお答えをして頂きましてありがとうございます。
中央に大きく傾いてきました。
自分の手元にある中央大学の入学案内書を見ますと、
卒業までに必要な授業科目の単位が131単位とあります。
費用についてなのですが、1科目6千円~1万5千円とあります。
1科目と1単位の違いが分かりません。

人によって違うのでしょうが、
中央は卒業まで費用合計が幾らぐらいかかるのでしょうか?
慶應ですと、卒業までに124単位必要で(4単位1万6千円)、
固定の学費364,000という情報から、
単純計算で86万円+α(位かな?)と出しました。
 
すみません、大学についてまったく分からないので、
この計算のしかた自体が間違えているのかもしれませんが、
教えていただけますでしょうか・・。
集中的に質問をしてしまって申し訳ございません。

お礼日時:2007/02/08 22:09

中央大学の通信課程に在籍中の者です。

慶應大学については、通信教育課程のHPを一瞥しただけですが、参考までに回答させて頂きます。

まず、通信制大学全般について通学課程と比較すると、入試がなく学費も2割程度で済むことが大きなメリットではあります。しかし、ANo.1の方が仰るように通学課程の場合は、一旦入学すれば授業で出欠を取られることもなく、科目試験の前に友人のノートでも見せてもらえば単位も容易に修得できます。
一方、通信課程は、授業に代わるものとして単位数に応じた課題数のレポートを提出しなければなりません。これは通学課程と同等の理解力が求められるために、総じて採点基準が厳しく、同一課題に合格するために数回続けて再提出することも珍しくありません。また、科目試験も自分の力だけで取り組まなければ、単位を修得していくことはできません。通信制を一言で表すと「孤独との戦い」であり、自立自助のモチベーションを強く持ち続けることが肝要です。
さらに、入学案内で公開していない事実として、卒業率(全入学者に占める卒業者の割合)が1割程度ということが挙げられます。講義内容の難解さから、入学後2年くらいで約半数が挫折します。あとの半数は学習を継続するものの、仕事が多忙等の理由で、結局、在籍年限をオーバーしてしまうのです。それで、残った1割の人達の卒業年数の平均が、大卒の学士入学の場合で約5年、高卒の1年次入学の場合が約8年ということなのです。
また、通学課程では、ゼミに入ることによって教授から直接指導を受けることができますが、通信課程の場合は、スクーリング以外に教授と接する機会はありません。

さて、以下で中大と慶大を比較してみます。
・卒業要件は、中大が131単位(専門科目:88単位+他の科目:43単位)、慶大が124単位(専門科目:76単位+他の科目:48単位)で、前者の方が若干厳しいといえます。
・レポートの添削期間(採点→返送)が中大の場合、パンフレットでは1箇月となっていますが、実際は2~3週間で戻ってくるので、学習を進めやすいです。慶大の場合は、某巨大掲示板等の不確定情報によると、その期間が長くなる傾向があるらしいです。
・科目試験の受験資格が中大の場合は、当該科目のレポートが合格していることを要しますが、慶大の場合はレポートを提出すれば受験できるようです。
・スクーリングについて、中大の場合は、本校キャンパスでの夏季スクーリングの他に、個別科目での地方スクーリングやインターネットを使ったオンデマンド授業もあります。一方、慶大のスクーリングは本校キャンパスだけのようです。卒業要件として、所定の単位数をスクーリングによって修得することが義務付けられているので、質問者様が地方在住であれば、慶大の方は条件がかなり不利かと思います。ただし、東京近辺に在住の場合は、本校キャンパスの所在地が慶大は都心に近いが、中大は多摩にあるので不便です。
・通信課程から通学課程への編入試験制度は、中大にも慶大にもあります。ただし、受験資格(修得単位数と成績)が極めて厳格です。慶大のHPには、事実上無理だというニュアンスが記されています。ちなみに、中大の方の今年度の実績は、42名受験して4名が合格となっています。
・中大の通信課程から中大の法科大学院に数名が進学しています。他の法科大学院も含めるともう少し多くなるでしょう。受験対策講座を受講することができますが、これについては通信教育ではなく、本校キャンパスで実施されるものを一般学生と一緒に受けることになります。慶大でのサポートについては、不明です。
・中大には、殆んどの通信制大学に設けられている教職課程がありませんが、これは質問者様の進路にとっては関連性が乏しいでしょう。

以上をまとめると、私見では中大の方が学習環境的には優れているように思います。
慶大の通信課程は、文学部・経済学部・法学部に設けられているのに対して、中大は法学部だけに特化しているためか、スクーリングや試験を担当する教授も総じて通学課程と同様に熱心で良心的なように感じます。老若男女、学力が劣る学生に接しても、真摯に応じてくれます。
一方、慶大は、殆んどの通信制大学で実施している地方スクーリングやインターネット授業を導入していない点等で、通信課程を付属的に捉えている感もあり、その取り組み方に疑問符がないともいいきれません。

蛇足ですが、仮にストイックな努力を続けて卒業し、さらに超難関の法科大学院に進んだ場合は、その年間の学費が若手サラリーマンの年収に匹敵するくらい高額なので、学習計画と共に収入面についても長期的に見据える必要があるでしょう。

なお、参考URLに私立大学通信教育協会主催の春季合同入学説明会の日程を貼りました。中大や慶大も含めて各大学毎にブースが設けてあり、大学担当者に質問・相談ができるので、これで比較するのも大学選びの検討材料になるでしょう。もっとも、卒業率のような募集宣伝と逆効果になる情報は出ないでしょうが。

参考URL:http://www.uce.or.jp/information.html#setsumeikai
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この回答へのお礼

こんなにご丁寧に書いてくださってありがとうございます。
大学の資料が届いて読んでみました。
morimaru47さんの説明もプラスされて、本当に良く理解できました。
教えていただいた春期合同入学説明会にも行ってみようと思います。

もしまたお答えいただければ嬉しいのですが、
スクーリングに行った時などの出会いで、
お互いを高め合えるような友達同士のゼミみたいなのは
通信にもありますでしょうか?

司法試験だけでなく、法科大学院にもそんなにお金が掛かるのですか?!
ここで皆様に頂いた回答を参考に、
毎日進路のことばかり考えています。

お礼日時:2007/02/06 23:37

友人が通信ですが、慶応、中央の通信は


レポート添削や単位認定が厳しく
どーんとテキストが送付。→独学って印象です。
通学の洋画楽な印象すらあります。

でも通信から通学に編入枠があったりするので
自分しだいだと思います・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
段々と分かってきました。

お礼日時:2007/02/06 23:39

元司法試験受験生です。



かなり細木数子バリにかなりきついこと言っちゃいます、心して聞いてください。

その程度のノリではまず法科大学院や新司法試験なんか受かりません。理由は法科大学院や新司法試験の試験科目数が多いからです。

通信制だと試験がないので、六科目試験(憲・民・刑・商・民訴・刑訴)という多科目試験に慣れていないと、相当苦労します。その第一関門が大学受験なのですよ。司法試験に受かっている連中というのは、大概は国立大学生(主として東大など)やそれに準じた国立大学に落ちた私大生(早大・慶大・中大法科学生など)ばかりが受かっているんで、ある程度多科目試験に慣れている連中ばかりです。

ただ、中大の方が司法試験受験環境がいいので、選ぶんであれば中大法科の通信の方がいいですよ。

でも、やっぱ通信はダメです。全日制の大学で、本命が国立大学法学部と言うスタンスでまずは望んでみてください。じゃないと、大学入試→法科大学院入試→新司法試験っとどんどんハードルが高くなっていく試験に対応できませんから。

それと、司法試験というのは「資方試験(=お金の使い方という揶揄が入っている)」っと言われるように、非常にお金がかかります。私はそのせいで、父親の会社を倒産に追い込んでしまいました…そのくらいお金もかかりますので、事前に親とも学費投資面で一度話し合っておくことをお勧めします。
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この回答へのお礼

資方試験ですか。
そんなに司法試験はお金のかかるのですね・・。
厳しいながらも、私が欲しい率直なご意見を下さいましてありがとうございます。
皆様が中大の方が良いと書かれているのも驚きました。
多科目試験に慣れる必要があるというお話も理解できました。
gwkaakunさんのお話を何度も読み返しました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2007/02/06 23:49

通学と通信ですが、明らかに通学の方が格段に楽です。



通信に通う人に知り合いが数名いますし、私自身、大学卒業後通信に学士入学しましたが、卒業する気合いがあり、その上で図書館などでの調べ物も全く苦にならないという人で、最短で5年でしょう。平均で8~10年と言われますから。

通学は、出席さえなければ授業に行かなくても良いし、寝ていても単位は取れます。試験さえ頑張れば。それに比べ、通信は分厚い教科書以外にも様々な文献を自分で読まなければならないですから大変ですよ。自転車と同じで自分で動かないと何も動かないです。通学は電車みたいなものです。試験を頑張れば勝手に卒業まで行きます。

また、通学は生涯学習の延長線上みたいな内容ですね。そんな事、しなくてもいいじゃんって事もありますよ。年間4回のレポート提出とそれが終わったら試験。全く異なるとは言い難いですが、違う物だと思って結構だと思います。

それを考慮に入れて、中央と慶応どっちを選ぶかと言われれば中央ですね。慶応は今は知りませんが、編入がないですし、学士の資格もくれないかもしれないです。そうなると全く意味をなさないですから。
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この回答へのお礼

大変貴重なお話を頂きましてありがとうございます。
これはまさに経験者の方からでないと、得られないものです。
慶應は一応「卒業資格を得た者には、学士が授与される」と書いてあったので、
学士はもらえそうですが、編入がないのですね・・。

平均で8~10年ですか!!まったく知りませんでした。
金銭面で苦しいので仕事はしないといけないのですが、
能力はないから奨学金も望めず、
しかし大学に行きたい自分としてはこの方法が一番かと思いました。
でもこれは相当ガッツと時間を持ってないとダメですね。
覚悟があるのか自問させられるほど衝撃的なお答えでした。

お礼日時:2007/02/02 23:31

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