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ここ数年、東大出身のキャリア官僚が不祥事を繰り返し、かつて優秀でクリーンというイメージを持って見られてきた官僚像が完全に崩壊してしまいました。これは、東京大学→中央省庁という「エリート」コースがもたらした弊害なのか、もしくは現在の日本に、入学した時点で公務員の給料がもらえ、卒業すれば 副知事クラスの地位がもらえるフランスのグランド・ゼコールや日本の戦前の旧制高校のような「エリート」コースがないために本当の「エリート」となる機会がエリート候補生に与えられなかったためなのか、どちらなのでしょう。

A 回答 (7件)

No.2です。

どういうエリート教育を受けた人間になら将来を託せるか。わたしの答は「どんな相手だろうが、自分の未来は自分で決める」ですが、一般論を言うならば「哲学」「教養学」を修めた者に、でしょう。公務員は採用試験の種別が法律や行政など専門分野別になっていますが、公務員はスペシャリストたるべき、という発想でしょう。国の政策はゼネラリストである政治家が決め、細部をスペシャリストである官僚に任せる、という考えだったと思います。実際にはスペシャリストである官僚が政策立案をしているわけですから、公務員試験に「教養」とか「政策」とか「総合」という区分を設け、政策立案を行う官僚を育成するのが当然ではないでしょうか。国の舵取りをするのがエリートであるならば、その分野を目指す志ある人間は教養を身につけるべく学問に精進する。これは理想論にすぎませんか。
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この回答へのお礼

エリート教育が必要であるとするならば、哲学、教養学といった分野の素養が必要であるとのご意見には全く賛同します。特にエリートの中でも国家運営にかかわる者については、一般教養を身につけるというのは義務といってもいいですね。理想論だとは思いません。

お礼日時:2002/06/11 21:12

(1)、xiaonientienさんへの追記ですがもし、貴兄が一地方の名も無い庶民の生まれで独身で東大卒で今は無くなりましたがエリ-ト中のエリ-トの主計局に配属されたら貴兄の結婚はエリ-ト階級(当然迎える皆様は東大卒)が喜んで迎えるでしょう。


棺桶に首だけ出している現政治家の中には英語が流暢に喋れて東大卒の成績が優秀な政治家及び官僚しか相手にしないエリ-トの政治かもいます(英語が流暢に喋れて東大を優秀な成績で卒業に何の意味があるのかな疑問)。
(2)私が今は有りませんが一期校の旧帝大系を卒業した時に卒業式の大学総長の祝辞の中に『君達を卒業させる為に国民の税金を一人当たり200万(学費は年間5000円の時代)使ったので・・』を今でも覚えています。その意味で使用した国民の税金を今の東大卒の官僚エリ-トは国民に還元していますか、税金の食い散らかしと思いますよ。
(3)この点についてはxiaonientienさんに謝ります。
記載忘れしましたが勅任官を廃止すべきと思います。
勅任官(外交官の任命は政府及び儀礼的に天皇陛下)の呼び方は『閣下』です。
簡単に言えばxiaonientienさんが大使,公使になれば『xiaonientien閣下』と呼ばれます。即ち任命した天皇陛下に責任は負うが政府には責任は負わない。
天皇陛下(神)が任命した大使、公使は誤りを犯さない戦前の慣例を踏襲していると思います。
『閣下』の名称は外務省は誤魔化して公文書に記載するだけと言っていますが着任地の人から呼ばれる言葉は『xiaonientien閣下』です。
しかし今外務省で問題になっている東郷元大使は日本がロシアの植民地になるかならないか、いちかばちかので明治天皇から任命されたロシアのバルチック艦体と戦って勝利を得た東郷元帥の孫と思います。
中国大使の阿南氏の父親は戦後レットパ-ジにならなかった阿南大将で戦後公職につく事無く子供達の教育に尽くした清貧の人と覚えています。
かって日本の進路を決める人達の孫、祖父の子孫が情けなく、日本人以外は日本の国益を守れない考えに疑問で記載しました。
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この回答へのお礼

まず最初に、私はcoelacanthさんとけんかをしようと思って下のようなコメントをしたわけではありません。ややわかりにくかったので、私なりに解釈して、コメントしました。もし私の理解が誤っていれば、ご指摘ください。聞く耳は持っているつもりです。
それをふまえて、コメントさせていただきますが、
(2)については、おっしゃりたいことはよく分かります。でも文部省から補助金が出ているのは国立大学だけではありません。大学への補助金を全部廃止すべきだという議論は、また別の話でそれはそれで議論する価値はあるかと思いますが、東大だけが責めを負うというのはかわいそうではないですか?ただし、その気持ちはよく分かりますよ。
(3)については、少し難しいですが、勅任官は戦前の官僚階梯の名称ですでに廃止されていると思います。
(1)については、正直よく意味がわかりません。私なりに解釈しますが、間違っていたら訂正してください。これは東大廃止に異を唱えたわたしのコメントに対応しているのだと思うのですが、東大があるから東大卒同士が群れてしまい、それが腐敗の原因であるので東大はやはり廃止した方がいいという主張であるとすれば、東大がなくなっても、別の大学がその役割を担わざるを得ないでしょう。
最後に、やっぱり、日本の国益は日本人にしか守れないのではないでしょうか。

お礼日時:2002/06/11 21:36

戦前のエリ-ト階級が崩壊して新たな政・官・財に超法規的エリ-ト階級を築き現在の日本の根幹を揺るがす問題はエリ-トの道徳の退廃が原因と思いますよ。


xiaonientienさんの言われるようなエリ-ト教育機関を設ければどこかのわけのわからない人達が身分差別だとか、憲法違反とかで騒ぐのではないでしょうか。
根本が東京大学にあるなら東京大学を廃止すべきと思います。
因みに計算したことはないのですが公的教育機関で幼稚園から東大卒業まで国民の税金を投入した金額は驚くような金額と思います。
外務省等、国家公務員法を改定して相手国の政府に影響の有る相手国の人を大使、公使に採用すればと思いますよ。
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この回答へのお礼

道徳の退廃が官僚制への信頼失墜の原因であり、その解決策として東京大学を廃止すればいいということですが、私にはそのつながりがよく分かりません。東大を廃止すれば、官僚の道徳退廃という問題が解決するのだろうか、という疑問が湧いてきます。
二つ目にあげていただいた国立大学への国庫支出は膨大であるため、その代表格である東大を廃止せよということだと思うのですが、そうだとすると、子供一人にかかる教育費は、医学部を除けば、国立大学である東大に行ったほうが、私立大学よりも学費が安くすむため、むしろ東大が存続したほうがいいのではないかと思います。
最後の大使に外国人を登用せよというのは、さすがにこれは全く反対です。対外政策の目的は国家利益の追求にあります。その対外政策を展開する最前線である日本国大使館に日本人以外の人間を使うというのは、理解できません。国家機密を扱う大使クラスの人間に外国人を任命するのはどうなんでしょう。国家機密まで「情報公開」しなくてもいいと思います。
ちょっと本題からずれてしまいました。

お礼日時:2002/06/11 15:21

まぁ仰る通り、日本の東大→中央省庁と言われるようなコースは外国で行われているようなエリートコースではありませんよね。


あれではエリートにありがちな国を引っ張っていくというような気概もないでしょう。どちらかというと受験教育の被害者のような気もします。社会人になって学生時代の鬱憤を晴らしているというか、受験戦争の勝者とは言え、ガリ勉とか言われるような屈折感があるのではないでしょうか。
本当のエリートでしたら尊敬されるものでしょうが、日本のそれでは、東大でている人間は頭でっかちとか、堅物だとかそういう評価が主流なのではないでしょうか。

まぁ今の日本では中々受け入れられないでしょうね。
このまま混迷が続くようでしたら、またそれも変わっていくかと思います。
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この回答へのお礼

エリートは今の日本では受け入れられないというのは、東大に対する一般的なイメージなどを考えれば、納得してしまいます。同じような現象で日本で強いリーダーシップを発揮しようとする人がいるとすぐに「独裁者」「ファシスト」と批判して、引きずり下ろそうとするということを連想します。
しかし、おかしいところはその強いリーダーシップを発揮する人が外人だと(カルロス・ゴーンとか)妙に素直にリーダーに従うという面もありますね。本筋から逸れましたが、日本にエリート教育が必要かということですが、そのまえに「エリート」とは何を指すかということを定義しなければならないですね。これは、質問の仕方がまずかったと反省しています。

お礼日時:2002/06/11 14:57

官僚の権限と責任をバランスさせようとする政策を国民が評価してこなかったことが原因だと思います


官僚も人間ですから腐敗もします
しかも日本の場合は官僚の汚職・利己的行為・不作為などに対する罰則が権限に見合っていません
要するに、官僚の責任を明確化させるような構造改革政策をなおざりにして、ばら撒き福祉に狂奔する政党ばかりを国民が支持してきた結果、ということになるでしょう
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この回答へのお礼

官僚の責任を明確化させ、権限に見合った罰則を設けた法制度の整備をせずに、ばらまき型福祉政策を推進する政党を国民が支持してきたことが官僚腐敗の原因で、エリート教育の有無は関係ないとの主張かと思います。(たぶん)
となると、そういう政党を選んできた国民が悪いわけですね。で、その後どうしたらいいんでしょう。

お礼日時:2002/06/11 14:45

銀行は金にまつわる犯罪を無くすため、という名目でたっぷりの給料を支払っていましたが、モラルの低下は給料と関係ないことを実証しました。


わたしは、転職が頻繁にない、という終身雇用制が、やめることができない、という逆のプレッシャーに働き、保身に汲々とする公務員や会社員をつくった、と想いますが。エリートというのは「将来を託された者」という意味でしょうが、日本の「エリート」に誰も将来を託したりしていませんよね。どういう教育を受けた人間になら将来を託せるか考えると「うーん」となってしまいます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
その「うーん」の部分を一番聞きたいのですが・・・。
気が向いたら、活字化して下さいますか。

お礼日時:2002/06/11 14:23

ただの「驕り」だと思います。

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この回答へのお礼

端的な答えありがとうございます。
驕りですか。おっしゃる通りかと思います。
でも、その驕りはエリート教育の欠如に起因するものでしょうか、
もしくは、エリート・コースによるものなのでしょうか。
というのが、聞きたかったことなのですが。

お礼日時:2002/06/11 13:42

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