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今、日本の人口はどんどん減り続けています。晩婚化・少子化とかで、一人の女性が生涯に産む子供の数は1.3人だとか。アフリカの方では8人くらい産んでる国もあるみたいなのに・・・。
それでよく言われるのが、少子化の弊害です。少子化で一人っ子ばかりになると、将来一人の子供が二人の年老いた両親を養わなければならなくなり、介護や年金が大変だ、というものです。

でも、これって本当に正しいのでしょうか。だって、一人の子供が両親の財産(遺産)を引き継げるのだから、子だくさんの世代よりも少子化の世代の方が得をするのではないかと思うのです。つまり、今の若い世代の人々は前の世代の築き上げた資産をより少ない人数で引き継ぐのだから、一人当たりの分け前は当然増えるのではないかと思うのですが。
たしかに介護は大変かもしれませんが、少なくとも経済的な側面を考えると、少子化で国民は豊かになる、ということなのではないでしょうか。
この考えって間違っていますか? 

A 回答 (15件中1~10件)

「老人が若者の金を食いつぶす」の現行年金制度が問題なだけであり


「貯めてきた人が その分の年金を貰う」の過去の制度に戻せば 何ら問題が無くなります。

人数が少なければ 支払いも少なくて済み、
人数が多ければ 収入が多くなるだけなので、
制度と人間の数は 本来 関係ありません。



年をとったからと言う理由だけで 富豪生活を保障する義務もありませんので
自分達の蓄えの中から 介護費用(入院費)を計画的に出していけば良いだけの話であり、
過去の貯金分だけ 少子化は 個人レベルでは 豊かになっていくでしょう。
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少子化の良し悪しは、まぁ賛否出る話ですので置いておきます。

(まぁ絶対的多数が問題視しているからこそ政治の世界でも論じられているわけではありますが)

例えばいま現在、子どもが一人の人と子どもが二人の人とでは、一人の方が多くの遺産を受け継げる。これは確かです。…金額は人それぞれでしょうし、債務超過の人も少なくないのが現状だったりしますが。
ただしこの遺産は、多くは年金によって生活をしたその余剰分(年金で生活できるから以前の蓄えをそのまま残している、というケースも含めて)です。

では年金制度が崩壊した時のことを考えます。
自分がいつまでも働ける人はいいですが、通常は年金(またはそれに相当する制度)で収入を得ます。ところが少子化が進むとこの収入が減りますよね。自然、蓄えを食い潰す形になり、当然遺せるものも減っていく。これまた自然だと思います。

たくさん遺せて複数に遺産を分配する場合。
ほとんど遺せず一人に遺産を与える場合。
どちらが多いかは、一概には言えないでしょう。よって少子化=国民個人が豊かになる、というのも一概に言えることではないかと思います。

まぁ少子(高齢)化でも充分にやりくりできる年金制度があれば、確かに上に挙げた弊害はないでしょうが。労働人口が少なく受給人口が多い状況でやりくりできる年金制度というものを、私は思いつきません。
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No.11さんに賛成で、私もむしろよいことだと思います。


ヨーロッパの北欧諸国がこの典型でしょう。よく年金を少子化が悪いことのネタに出されますが、年金行政がおかしいのです。いわば自転車操業です。この狭い国土に1億2800万人は、いくらなんでも多すぎます。高度成長時代だって、こんなにはいませんでした。女性も働けば、一挙に労働人口は増えます。老人だって、働きたいと思う人には働いてもらえばよい。アメリカでは歳をとったからといって、定年でやめろというのは憲法違反だとして、そんなことは許されていないとアメリカで聞きました。
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100万以上の遺産を残せてるのは100人中5人です。


95%の人が100万未満であって、100万以上の人は多額の相続税が課せられます。
少子高齢化により社会保障などが増大していけば、税金のアップは避けられません。
それら税金などの支出増大は一生涯を通して100万で済むとは到底思えません。
人口が減る事と異常な少子高齢化になるのは別物であって、適正人口は別としてもあまりに高齢世代が増えすぎれば国家財政危機=税金の大幅増額は目に見えてます。
そもそも国家は困っても国民は困らない、なんて理論を本気で考えているのですか。
夕張市が破綻しても夕張市民は困りませんでしたか。
違います。現状困ってるんですよ夕張市民は。
国家の財政が危機に陥れば、そのしわ寄せが最終的に国民に来ずにどこに行くんですか。
国会議員がなんとかしてくれるわけもなく、国民が必死で働いて稼いだ金を使うしかないんです。
人口減らすにしても、今のとんでもない減り方では国が崩壊します。
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現在の日本の人口は、多すぎると思っております。


(日本だけでなく地球全体としても)
そのため、少子化・人口減少は、むしろ望む事だと思います。
有限な地球上で、無定見な拡大は、人間という種の存続を危うくさせます。
地球温暖化対策には、人口減少が最も適した対策であると確信しています。
日本の人口としては、多くても7千万(昭和初期の人口)、できれば4千万(幕末の人口)程度が適切な人口だと思います。

少子化にともない、社会機構を変更してゆけば、少子化により逆に国民一人当たりは豊かになるとおもっております。
(国全体ではなく、あくまで一人当たりです)

労働力の不足には、単純労働を外国人にも解放すればよいのです。
技能者を受け入れるのではなく、単純出稼ぎ労働者を受け入れ、技能者を国内で育成するシステムを作り上げる事で、日本人がより高付加価値の労働をするようになれば、少子化に伴い国民が豊かになるシナリオが描けます。
外国人受け入れによる治安悪化の件は、受け入れ対象をあくまで出稼ぎ労働者とし、定住させない事により、かなり防げるはずです。
年金などの問題も、年金を全て税金でまかない、出稼ぎ外国人にも税金として負担させる事で、かなりの解決がはかれるはずです。

世界第2位の経済大国というメンツさえ捨て去れば、日本国民は、もっと豊かに暮せるはずだと信じています。
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少子化に関する質問は、いっぱい今まで出てますんで、そちらを参考に


してはどうでしょう。

しかし、今の30代。子供産まないねー。
別にこの世代だけじゃ無いけど、2~30年後に孤独死や自殺が激増する
のかなぁ。それならまだいいけど
孤独と貧困による中高年のやけくそ犯罪(放火、万引き、ストーカー、
無理心中、集団自殺、新興宗教によるテロ)も増えるのでしょうね。

みんな、少子化問題で労働力や年金の話ばかりするけど、
少子化にした世代の方がヤバくない?
今の20代30代40代が年寄りなったら、面倒ばかり起こすよ。
70才になっても「自分探し」や「個性」という幻影を追っかけている。
オウム事件をはるかに凌ぎ、かつ激しく脱力な動機のテロ事件を
起こす可能性が大。
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補足すれば、作り出す価値が半減すれば貨幣価値も半減します。


極論すれば、生産力ゼロでは、幾ら、財産を引き継いでも無駄です。
その辺りも考慮しなければなりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

貨幣価値が半減するというのは、つまり同じお金を持っていても購買力が半分になる(つまりインフレのようなもの)ということでしょうか。

うーん、ごめんなさい、少子化だとなぜそうなるのかよくわかりません。
でも、少なくとも、今現在モノとして形あるものに関しては、その価値が減ずることはないと思うのですが。土地だって、その評価額がどうあれ、より広い土地に住めればいいのではないかと思うのですが。

お礼日時:2007/04/20 21:39

富というものは作り続けなければどんどん減っていきます。


生産力を科学技術で補填するにしても限度があります。
少子高齢化は、作るが減り消費が増えることを意味します。
財産遺産と言いますが、土地があれば生活できる訳ではありません。
過疎地域の貧しさが、それを証明しています。
まあ、質問者の考えは、「過疎になれば豊かになる論」に過ぎません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>富というものは作り続けなければどんどん減っていきます。

そうですね、国家の富は少子化によってどんどん目減りするはずです。

>少子高齢化は、作るが減り消費が増えることを意味します。

え、そうなのですか? 人が減れば消費も減るのでは? 
…と言うか、消費されるのは国家の富であって、個人の富は別なのでは?

>土地があれば生活できる訳ではありません。
>過疎地域の貧しさが、それを証明しています。
>まあ、質問者の考えは、「過疎になれば豊かになる論」に過ぎません。

そうですね、土地だけあれば豊かになれるわけではありません。
親の財産が過疎地の土地だけの人は、いくら分け前が増えたところで大して豊かにはならないでしょう。その意味で私の言っているのは「過疎になれば少しはましになるなる論」です。

でも、少子化→過疎化→貧困という図式は、ちょっと違うのではないでしょうか。過疎は少子化だけによってもたらされるものではありません。むしろ働き手世代の離農などによるところが大きいと思います。
また、過疎化→貧困はたしかにそのとおりですが、過疎化によって人口が減れば、その貧困を享受する(変な言い方ですが)人口が減るのだから、むしろ全体の貧困は減少するはずです。

全体レベルの問題と個人レベルの問題は別なのではないかと私は思います。

お礼日時:2007/04/20 21:23

すべての親世代が資産を築きあげて、子供に引き継いでくれればいいのですが・・・。



いま日本には個人金融資産が1500兆円あるといわれていて65歳以上の人が70%を持っているといわれます。しかし、65歳以上の全員が平均して持っているわけではありません。0.5%の人で650兆という説もあります。65歳以上の平均貯蓄額が3500万円といわれていますが、いっぱいもっている人と、ほとんど無い人の差が激しいのでしょう。


また、人手不足も深刻ですね。看護士などは、海外で資格を取った人に日本でもその資格が活かせるような仕組みを作らないと、どんどん足りなくなりますね。
日本の文化や生活習慣、日本語などの教育をして、一定レベルの人を受け入れるというようなことをしないとだめでしょう。そのためには、少子化で学校の教室も先生も余ってますから、そういう人材や設備を使えばできそうですね。

平均寿命の話がよくでますが、あれはその年に生まれた赤ちゃんの平均寿命ですので、自分の世代の寿命が延びているというものではありません。

しかし、現在70歳の人は、これまで亡くなった同世代も含めた平均寿命を考えると、この先かなり長生きする可能性がありますね。
この方々は、貯めたお金を使ってくれればいいのですが、「将来の不安」があるので、もらった年金まで溜め込んでしまっている、というところにも、景気が回復しない理由のひとつがありそうです。

少子化で豊かになる、というよりも、今の貯蓄をたくさん持っている高齢のかたがたが安心してお金を使いきれる世の中にする必要がありそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうですね、たしかに富の偏在という問題はあります。国民の富がすべて平等であれば、次の世代は少子化により大きな恩恵を受けるでしょうが、現在のような格差社会であれば、一部の人しか恩恵は受けられないでしょうね。

でも、それにしても、多くの人は、年金の受取額減少分に相当する(またはそれ以上)のメリットを、少子化によって受けるのではないかと私は思うのですが…。プラスマイナスで言うと、プラスになるはずです。

>少子化で豊かになる、というよりも、今の貯蓄をたくさん持っている高齢のかたがたが安心してお金を使いきれる世の中にする必要がありそうです。

なるほど、そういう見方もありますね。そうなれば年金がどうのと誰も悩まなくなるわけですし。それが本当の豊かな社会ですね。

お礼日時:2007/04/20 20:09

それは一個人の目から見た、貯蓄財産のことだけの話ですよね。

狭義すぎです。
広い視野で考えると、

国民の数が減る→経済の縮小→国際競争力の低下→企業業績の低下→給料の低下

経済の縮小→国際競争力の低下→海外からの移民で底上げ→治安の悪化

様々な問題を含んでます。
実際に身近なところでは、学校の縮小→教師数の縮小
税収入の縮小→公共財産の売却→地価の下落

あなたの言ってることは、「地価が下落するから、国民は裕福になるじゃないか」と言ってるのと同じです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

うーん、狭義か広義か私にはよくわかりませんけど、質問の趣旨は、少子化は国民の豊かさにとってプラスなのかマイナスなのかということです。「狭義」とおっしゃいますが、誰か特定の個人、或いは所得階層について言っているわけではなく、「個人の集合体」としての国民(その一人一人)にとっての事を言っているつもりです。
それから、貯蓄財産のことだけを書きましたが、公共財産の事を含めても、同じ事だと思います。

>国民の数が減る→経済の縮小→国際競争力の低下

そうでしょうか。少子化により縮小するのは経済の規模であって、質ではないはず。むしろ少ない人数により高度な教育を施せば、人的な質も向上し、企業の競争力も上がるはずです。実際北欧の国などはそういう仕組みになっているのではないでしょうか。また、人口がたくさんいるのに貧しい国は世界中にいくらでもあります。一般に世界では、人口の少ない国ほど国民は豊かではないでしょうか。

>様々な問題を含んでます。

そうですね、少子化には問題点がたくさんあります。でも、メリットだってたくさんあると思います。私はメリットの方が大きいと思います。(個人にとっては)

お礼日時:2007/04/20 19:45

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