プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

カーナビの購入予定はないのですが、現在のカーナビという製品の機能や位置づけのようなものを知りたいのです。具体的には以下の項目です。
(1)カーナビ参入各メーカーのおおよそのシェア
(2)各メーカーの製品の特徴(メーカーの開発方針)
(3)ナビゲーション以外の機能は何があるのか(カーナビというものがどこまで発達しているのか)
(4)ナビゲーションやAV機器の枠を超え、今後カーナビに求められる要素(つまり将来カーナビはどのようなものに発展していくのか)
(5)カーナビメーカーがシェアを獲得するために焦点になっている技術やサービス、インフラなど

自分なりに調べたところ、パナソニックとパイオニアが突出しています。これはハードディスクという要素が入ってきたことで、結局のところ資本を持っている企業が勝つ(競争力がある)ということなのでしょうか。パソコン関係に強いメーカーは開発力もあるイメージを受けますよね。かつてはカーナビでも力を入れていたソニーやアルパインの名前はあまり聞かなくなったようですし、なんだか寂しい感じがします。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

現在のカーナビはナビとしての性能、つまり目的地の検索やルート案内についてはどのモデルも大きな差はないようです。


ですから付加価値の差で選んでも問題は無いと思います。

地図の見易さ、渋滞表示の見易さ、交差点案内が自分の感覚にしっくり来るかというナビ関連のものや音楽が録音できる、DVDが見られる、携帯電話を繋げてハンズフリーに出来るなど自分の使い方にあった機能を探して選ぶのが良いのではないでしょうか。

これからの流れとして不要な付加価値を切り捨ててナビに特化したPND、つまり携帯できるメモリーを使った実売5万円程度の小型ナビが売れるのではないかといわれています。
もう一つの流れはメーカー純正のシェアがもっと増えそうだということです。
現在でもメーカー純正のほうがシェア的に強いそうで市販のナビは本当にマニア向けの(つまり普通の人なら一回も使わないような機能てんこ盛りの)ハイエンド商品か、とにかく安いモデルとなりそうです。
メーカー純正の強みはトヨタでいうならG-Bookのようにカーナビの使い方がわからなくても携帯電話を接続してオペレーターに相談すれば遠隔操作で目的地の設定をしてくれるというようにナビ機能を普通の人でもかなり使えるということです。

たぶんカーナビを車と一体と考えて開発するメーカー純正ナビがこれからもっと伸びるような気がします。
つまりナビのハードの開発よりシステムのほうが重要ということです。
ノートパソコンで有名だったIBMも事業を丸ごと中国企業に売り渡して本体はより高度な技術を必要とするシステム部門に集中させたそうです。
つまりパソコン本体は高度な技術もいらず一番重要なのが安売りできる生産体制だけになってしまったからなんですね。
カーナビも同様の道を歩んでいくのではないでしょうか。

この回答への補足

もしお答えいただけるならお願いします。

少し前ならカーナビ本体がインターネットを受信できるようになっていたと思うのですが、今のカーナビはそのような機能が付いていないのがスタンダードのようです。この背景には何があったのでしょうか。

よろしくお願いします。

補足日時:2007/04/27 16:08
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

価格のリーズナブルなポータブルが人気が出てくるとは驚きですが、
思わず納得しました。これで三洋電機が元気になってくれるとよいですね。純正のカーナビを買いたいという意見はよく聞きましたが、これほど純正のカーナビが支持を得ているとはこれも驚きです。
市販のカーナビはこのような流れを受けて開発の方向性が変わってきているのですね。昔はメーカーにとって市販のカーナビが最も重視されている感じでしたが、これからは3つのスタンスのカーナビが同等に扱われるという感じでしょうか。いや、やはり最終的には純正なのでしょうか。
パソコンの件も含めて、一昔前なら予想していなかった流れが実際に起こっているのは何だか怖い気もします。その結果、大メーカーが思いもよらない業績悪化を招いたりして、結局のところ、格差の拡大につながっているような気もします。技術の進歩は人間が予測できる範囲で進んで欲しいものです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/25 12:14

私見ですが、、、



Q1.カーナビ参入各メーカーのおおよそのシェア

→例えば、カー用品店のHPに売れ筋ランキングがあります。
http://www.autobacs.com/shop/ranking/ranking.aspx
http://www.yellowhat.jp/product/ranking/index.ht …

これを参考にすると、シェアまではわかりかねますが、ご質問にもあるようにカロッツェリア(パイオニア)とパナソニックが人気を二分しています。
数年前まではカロの独壇場でしたが、最近は「地デジといったらパナソニック」の戦略が当たってパナソニックがシェアをだんだん伸ばしているそうです。

Q2.各メーカーの製品の特徴(メーカーの開発方針)

→一般的に言われていることとして、、、
・カロッツェリア
昔から地図の精度、ルート案内の正確さに定評があるといわれています。
また、ハイエンドモデル(サイバーナビシリーズ)と操作が簡単万人向けモデル(楽ナビシリーズ)と用途に応じてラインナップをそろえています。

・パナソニック
家電メーカー発のナビとしてビエラ譲りの描画エンジンを搭載して高画質画面に定評があります(Fクラス)。
カロッツェリア同様、ハイエンドモデル(Fクラス)から普及モデルまで幅広いラインアップをそろえています。
先にも記載しましたが、「地デジといったらパナソニック」を合言葉にいち早く、地デジ対応を済ませています。
また、他社が高価格になるのを嫌ってワンセグのみのチューナーを搭載して「地デジ対応」、としているところを、パナソニックはあえて12セグにこだわって販売しています。

・富士通テン(イクリプス)
昔からAVN(オーディオ・ビジュアル・ナビ)の一体化にこだわって販売していました。
ただ、、最近はどのメーカーもAVNが当たり前となっているのであえてこのメーカーにする意味がなくなりつつあります。
しかし、最近1DINサイズのHDDタイプのAVNナビを発売し、他メーカーには無く唯一の機種のため、オーディースペースが1DINしかない輸入車ユーザーなどに好まれています。

・アルパイン
ルート検索の際、常に最短ルートになるように(距離的にも・時間的にも)「時短ナビ」として発売しています。
さらに最近はモビステという商品を発表し、従来のAVNに+C(コミュニケーション)をいう要素を取り入れて注目されています。

・クラリオン
以前は「アゼスト」ブランドで販売していましたが、心機一転、世界統一ブランドのクラリオンとして再出発しました。
他社に先駆けてi-pod対応をしましたが、今はどのメーカーも対応しているのでこれといった特徴にはなっていません(以前はビデオ対応も唯一でしたが、今は他社も対応しています)。
メニュー画面がWindowsVistaのエアロ表示みたいで「新感覚」を謳ってます。

・ケンウッド
ナビ機能の評判はあまり聞こえてきませんが、AV機能の充実さには目を見張るものがあります。
音質の良さにも定評があります。
また、多彩なメディアに対応しており、CPRM・DVD-VR・Divx対応等、他社では再生不可能なメディアでも再生可能なことが多いです。

Q3.ナビゲーション以外の機能は何があるのか。

→最近はナビの機能はどこも横並びなので、AV機能を充実させたり通信機能を充実させたりとし、特徴を持たせています。
その他、
・ETCと連動させてナビ画面にレーン情報や料金を表示。
・バックカメラを接続してリバースギアをいれたらバックモニターに変わる。
などなど。。。

Q4.ナビゲーションやAV機器の枠を超え、今後カーナビに求められる要素。

どうなるかは、ユーザーの求めていくことに対応していく、としかいえませんが、そのほか、ITS-JAPANのHPにITSの機能と概要が掲載されています。
これに沿った発展の仕方も考えられるかと思います。
http://www.its-jp.org/outline/

Q5.カーナビメーカーがシェアを獲得するために焦点になっている技術やサービス、インフラなど

→今は地デジ関連だと思います。
現在、どのメーカーも地デジ対応を謳っていますが、あくまで、12セグの場合地デジチューナーが付属しているだけで、ナビ本体に内蔵はしていません(ワンセグは内蔵モデルがあります。また、自動車メーカーオプションのナビでは12セグ内蔵のモデルがあるようですが市販品ではありません)。
チューナーの小型化と弱電波地域の受信感度の問題等、まだまだクリアしなければいけないことも多い感じがします。

と、いろいろ書き込んでみましたが、そこまで考えてナビの購入を検討する人は珍しいですね。
通常、カー用品店に言ってお店の人(中にはメーカー出向の売り子さんもいますが)の一方的な売り文句で購入する人が多いですから。

最後に、もうそろそろ(GW前後に)カロッツェリアのサイバーナビと、パナソニックのストラーダFクラスの2007年モデルが発表されます。発表だけですので、実際の発売は梅雨明け~夏休みくらいになります。
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この回答へのお礼

長い回答をいただきありがとうございます。
現在のナビ業界の様子が垣間見れたようで大変参考になりました。
同じ地デジでもワンセグと12セグがあるのですね。
ITSのこともよく分かりました。
最近はいろいろなものがコンピュータと連動してきており、大型テレビやDVDレコーダーを購入したときには、いろいろと勉強せざるを得ない状況でして、身構えて購入するようになりました。
いろいろとご教授くださりありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 20:10

そういう記事を書けば原稿料がもらえるような内容です。



毎月20日をすぎるとデジタル関係の新製品などを解説する雑誌が数種発売されます。たいていカーナビの新製品も取り上げられていますので、機能についてはそれらをご覧になってください。
大ざっぱに言えばネットとの連携による各種情報の取り込みや、iPodとの連携を中心とした音楽機能の充実です。あるいはHDD部を取り出して家のPCとつなぐ、といったものもあります。このため、家電量販店でカーナビを本格的に取り扱う所が出てきましたね。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。
カーナビ技術の進歩に驚いています。
すぐにではないにしろ、近い将来購入することになるので、
カーナビの現状を理解したいと思っています。
そういえばヤマダ電気でも扱っていましたし、カー用品というより
コンピュータ製品の一部という感じもしてきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 09:46

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