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アミノ酸の酸加水分解の際に用いられる定沸点塩酸とはどのようなものを指しているのでしょうか。教えてください。

A 回答 (2件)

以下のサイトに、「負の共沸現象」を起こす典型的な例として、


塩酸が挙げられています;
http://kuchem.kyoto-u.ac.jp/bukka/member/yyosuke …
(サイト表示後、キーボードでCntl+Fを押して「定沸点塩酸」で検索)

通常の共沸では、留出物側が一定組成になるのに対して、
この「負の共沸現象」を起こすものの場合は、残渣側が一定
組成になるということだと思います。
(つまり、希塩酸を煮詰めるか、濃塩酸を加熱して過剰(?)の
 塩化水素を飛ばすと、フラスコには定沸点塩酸が残る、と)


なお、濃度としては、6規定相当のようです;
http://www.technochemical.com/pierce/amino/amino …
(ページ最下方)
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この回答へのお礼

ありがとうござます。6規定塩酸は「負の共沸現象」を起こすため、「定沸点塩酸」と呼ばれるという理解で宜しいでしょうか。googleで検索すると5.7規定も、「定沸点塩酸」とようです。ある範囲の規定度の塩酸がこの現象が生じるのですかね?

お礼日時:2007/04/24 09:23

No.1です。



> ある範囲の規定度の塩酸がこの現象が生じるのですかね?

もちろん、「定沸点」とは言っても、実際にはある程度の幅を持っている
ものと思います。
ただ、あくまで推測ですが、より正確にその濃度を計ると「5.7規定」で、
「6規定」というのは「四捨五入で6」の意味ではないかと思います。
(同様に、「5.7」の方も厳密に「5.7」というわけではないのではないかと)

恐らくは、「定沸点塩酸」を「使用した試薬の名」として明示した上で、
補足的な意味合いで「6(ないし5.7)規定」という情報を付け加えている、
ということなのではないでしょうか。
(実際、私も今回のご質問で初めてこの名前を知ったような次第で、「定沸点
 塩酸」の名前だけでは当然ながら濃度は推測もつかなかったので・・・)
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この回答へのお礼

度重ねありがとうございます。同様の印象を受けました。「定沸点塩酸」というのは、私も聞きなれず、web検索でもほとんどヒットがないですね。「定沸点塩酸」と明記して販売されている試薬もあります。市販の6N塩酸とは異なるものなのか、まだはっきりしないんです。

お礼日時:2007/04/25 09:10

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