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昨日の北大の研究費等の不正受給で、「研究室の学生にいったんアルバイト代を渡した上でその全額百三十一万円を返還させ、学生の旅費や学会参加費に流用した。」とする部分が問題なのは、どのあたりでしょうか?
学生に研究補助業務をさせて、謝金を払い、それを学会旅費として使ったことの落ち度はどこにありますか?まさか、学生自らがチケットを購入せずに、一度払った金戻させ、教員が一括で購入したことが問題とかじゃないですよね。
謝金名目で支払いが認められていない予算項目であれば、謝金を支払ったことが問題となりますが..。

A 回答 (3件)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/22585. …
このニュースですね。

まず『特定の実験物品納入業者に架空の物品を発注した』この部分は問題有りだと思います。アルバイトの所はグレーですよね。アルバイト代が支払われた学生が「俺はバイトなんてやってないよ」と言わない限り、問題は無いと思います。という事はおそらく、誰かがそんな感じで密告したんだと思います。

アルバイト代で得た収入で学会に参加する事は何ら問題は無いと思います。よーするに自費で参加した訳なんですから。

なぜこんな事が起きるかと言うと、科研費の仕組みや大学の会計のポリシーとかで、研究の実働部隊である学生院生の研究費による出張が非常にやりにくいという点にあります。例えば、有名な国際会議に研究室内で10人が論文出して、10人ともAcceptされたとします。これは自分にとっても日本の研究界にとっても名誉な事だからと、教授は自分が国から取ってきた研究費で10人分の旅費を出そうとします。すると、「そんなに大勢で同じ会議に行く必要は無いでしょ」等と大学の会計に言われるわけです。お役所気質の大学事務を説得するのがメンドクサイから、学生にバイトをやらせた事にして、旅費分を学生に渡しといて、私費で行くという形を取るわけです。

まぁ、手広く&組織的にやりすぎて、恨みをかった学生とかにチクられたって事でしょう。
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この回答へのお礼

御礼が遅れ申し訳ありませんでした。
参考になりました。

お礼日時:2007/05/11 08:38

こういう話では学生に預金通帳と印鑑を作らせ、研究室でそれらを預かります。


本人の知らないところでその口座に研究費が振り込まれ、さらに引き出されています。
謝金やアルバイト代を建前としたマネーロンダリングで、これはれっきとした犯罪です。
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この回答へのお礼

御礼が遅れ申し訳ありませんでした。
そこまでやってたとしたら、確かに悪質ですね

お礼日時:2007/05/11 08:39

アルバイト代はあくまでアルバイト代であって、学生が自由に使途を決めるべきものです。

これを、教授が管理していたということは、アルバイト代として支払われたのではなく、実質的には異なる目的のために支払われたということになり、その部分が問題となったわけです(それ以外の架空発注もあったようですが)。

本来的には、学生を学会に連れて行くことが必要だと判断した場合には、その予算を教室で確保し、それを充当すべきです。
実際に学生が学会に行きたいと考えてそのために学内のアルバイトをしていたとしても、それを教授が管理していたということは、教室のお金と見なされていたという実態を示していると考えられ、不正受給となります。

この場合、学生全員に聴取した結果などを知らないので、そのあたりは判断に含まれませんが、たとえ結果として学生が学会に行くということになるのが同じでも、公金の処理は慎重に行わなければいけないということでしょう。
これは一般企業でも、私的利用でなくても、たとえば上期のボールペンを買う予算でさしあたって必要な棚を買い、下期で棚の予算でボールペンを買うなどの経費の使い方が、会計管理上不適切と見なされることがあったりします。結果として同じでも、私費でなければその取扱は名目どおりでなければいけないのです。
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この回答へのお礼

お礼がおくれ申し訳ありませんでした。
ご丁寧な回答ありがとうございます

お礼日時:2007/05/11 08:41

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