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ギターで対旋律を自分で作って弾くときの決まりとはどのようなものでしょうか?

知り合いに聞かれて困っています^^;
ネットで調べても対位法やカノン・フーガといったものは出てくるのですが、
対旋律となると漠然とした情報しか出てきません。
厳密な法則があるのでしょうか?あるとしたらどのようなものでしょうか?
ちなみに私は「おけいこ」でバイオリンが弾ける程度です;

A 回答 (3件)

・「対旋律」とは、ポップスでは、「オブリガード」のことです。



「対旋律」にも、いろいろあります。
また、ジャンルによっても違います。

対位法やカノン・フーガもそうですが、そういうジャンルでなくても、
単に、

「第1メロ(主旋律)」と「第2メロ(副旋律)」でも・・・。

要するに、「厳格」なものもあれば、「自由」なものもあります。
なので、「主旋律」以外の「メロディック」なパートがあれば、それも、
「対旋律」。すなわち、オブリガードです。

オブリガードも、いろいろあって、ピンキリです。
「ロングトーン」の連続構成でも、オブリガードになります。

むずかしく考える必要はありません。
「主旋律」以外に「メロデック」なパートを設ける。

その程度でいいでしょう。

実際のポップスで考えてみてください。

「主旋律」と「アルベジオ伴奏」だけで、できていするわけではありませんね。
中には、会話をするような、掛け合いをするようなメロデックなパートがいくらでもあります。

そんな感じでいいのです。
「厳密な法則」というようなものは、カノン・フーガを書くときくらいです。

別に、厳密じゃなければいけないわけではありませんよ。ポップスなら・・・(^^;
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この回答へのお礼

なるほど、そうだったのですか!
情報量が少なかったので難しいものかと思っていたのですが、
逆に意外と『自由なもの』だったのですね。
すごくスッキリしました、ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/30 01:27

#1と2で完璧な回答が出ているので恐縮ですが、ちょっと違う言い方で説明してみます。



対旋律とは「主旋律に対する別の旋律」ですが、「対位法」では厳密にそのルールが定められています。
2声の場合と多声の場合とありますし、それぞれの中でも非常に細かく分かれていてうんざりします。

それを少々乱暴ですが、もの凄く簡単に噛み砕くとこういう事になります。
これはポップスの際便利です。
ここでいう主旋律とは概してボーカルの事です。

●対旋律だけを聴いても成立していて美しいこと。
●主旋律が動くときに動かない、または伸ばしたままにする。
●主旋律が止まった、または伸ばしているときに動く。
●主旋律と同時に動くときは同じ動きをしない。(主旋律が大きく動くときは細かく、主旋律が細かい動きをするときは大まかなメロディーで)
●主旋律に重なる場合インターバルは6.3度が中心になる様に,しかしそれを連続させず時に5度.4度も入れる。
●主旋律に対し旋律の動く方向を逆(上下逆転)にする。
●同じ様な動きを3回以上続けない。(ドレミ、レミファ、ミファソ、ファソラなど)

つまり更に要約すると
「美しいメロディーを唄の合間に間の手を入れるように、重なるときはインターバルを考慮しつつ、かつ飽きさせない配慮を」
ということです。

唄もののギターオブリで参考になるバンドはイーグルス、クイーンなどです。
厳密なものに興味があったら比較的簡単な「2声対位法」(池内友次郎)を読むと良いです。
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この回答へのお礼

なるほど、
傾向というか動きとして対照的な旋律なのですね。
この質問をした知り合いにもそちらの本を紹介したいと思います。
ありがとうございます1

お礼日時:2007/04/30 01:59

追伸・・・。



厳格に「対旋律」「対位法」や「カノン・フーガ」。「インベンション(2声対位法)」などのきまり。作法は、とても、ひとことでは、説明しきれません。

そもそも、「和声学(法)」を、ある程度、習得した人がお勉強するものなので・・・。

なので、簡単に、大雑把な説明ですが、もう、一言・・・(^^;
--------------------------------------------------------------
・「合唱」「合奏」などでは、「★ハーモニー」というものがあります。
言葉は、知ってますよね。

この、「★ハーモニー」と「◆対旋律」の違いなんですが。

簡単にいうと、
・「★ハーモニー」は、例えば、
「主旋律」が、「ミ・ファ・ソ」だとすると、
「副旋律」は、「ド・レ・ミ」といった感じに、3度下を模倣する感じ。
「▲同じ」方向に進行するような場合のことです。

それに対し
・「◆対旋律」は、
「主旋律」が、「ミ・ファ・ソ」だとすると、
「副旋律」は、「ミ・レ・ド」といった感じに、
「▼反対」方向に進行するような場合が主です。

また、「対位法」の場合は、
「順次進行」といって、「2度進行」が中心です。そして、ときどき
「飛躍」(3度進行以上)します。

「インベンション」なら、主答関係は、「オクターブ関係」。
また、半小節。1小節。1小節半。くらい、「かえるの合唱」のように、
輪唱のような感じにします。爆 (^^;

まあ、とにかく、簡単には説明しきれないので、

ポップスなら、簡単でいいですよ。
「★ハーモニー」以外の合奏・・・みたいな程度で。

ちなみに私も「おけいこ」でバイオリンが弾ける程度なんですが・・・(^^ゞ
--------------

また、「楽器」の違いはあまりないと思いますが、
「バイオリン」だと「対旋律」の感覚は、よくなるような気もしますよ。

自分も、
・「自分」が「バイオリン」
・「伴奏者」が「Piano」
が多いと思いますが、

そんなとき、「頭の中」で、よく、「対旋律」が同時に浮かびます・・・。
余談でしたが・・・。 (^^;
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
確かにバイオリンとピアノの伴奏は
単に重なってハモるだけではありませんものね。
しかしそんな音階が同時に浮かぶとは!
私もそんなレベルまでたどり着きたいものです;

お礼日時:2007/04/30 01:32

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