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薬草から造られるというリキュール、シャルトリューズは、健康によさそうですが、本当に健康に良いのでしょうか?
シャルトリューズ修道院では、体の為に毎日どの位飲んでいるのでしょうか?

A 回答 (1件)

「リキュール」ということですから、当然、「アルコール」飲料ですよね。



こと、健康飲料とか健康食品と言われる物に対しては「効果」を多大に期待する方が多く見受けられますが、どこまで利用するかが問題です。「健康によいか?」という質問に関していえば、あなたの場合は「薬草から造られているからいいのではないか」という発想からきているようですが、はっきりいえば、いくら薬草と言われる物が入っていても、過剰に何らかに期待して飲むことに「意味はない」と言って良いでしょう。
そして、いくら「修道院」という言葉が宣伝文句であったとしても、修道院では、中世、すでに”収入源”としてアルコール飲料を造っていたそうで、あくまでも宗教的要素ではなく、そこの人達の単なる「生活手段」に他なりませんので、それ以上のことを期待なさっているのであれば、誤解のないようにご判断ください。

日本で、薬局で販売される薬酒はありますが、それでも体に合わない人やアルコールで酔っぱらってしまって支障が出る人はいます。薬の副作用と同じと思えばいいでしょう。

健康飲料といっても、薬物と同様に「万人に合うか」は不明で、薬草が使用してあるといっても”企業秘密”みたいで何が入っているかもわかりませんから、ちまたにある、ただの「西洋のハーブ(風味)酒」と変わらないと思った方がいいのではないでしょうか。実際、あくまでも単なるリキュールとして飲まれています。
”ダイエット効果”をうたい文句にしたサイトも見受けられますが、甘みを単なるシロップ(砂糖)でつけているとすれば、それも疑問です。ハーブの効果を過剰に宣伝したと思われますが、第一そんな強烈な「薬効?」があるならば、日常で一般人が自由に利用できる訳がないのでは?とも思います。

名前から製造元はフランスとわかりましたが、そもそもアルコール度数は高くて非常に甘く「リキュールの女王」と言われる物だとか。また、「ブランデーをベースとして、アンゼリカ、クローブ、コリアンダー等の130種類のハーブを加えて5回の浸漬と4回の蒸留を経て調製」という製造法や使用している薬草からいっても、これを健康酒と考えて良いかと思いますね。少なくとも、ソムリエの紹介では、その様な内容にはふれておりません。たまたま、そのハーブの入った風味が格別だという事でしょう。

副作用を考えるべき漢方薬とちがい、一般的に野菜と同様に利用するレベルの西洋ハーブをアルコールにつけこんで”風味をつける”というのは家庭でもやる事です。利用している物も、日本で通常販売される程ごく一般的なハーブみたいで、特別な「効能」(日本では販売者なら表現自体が厳禁です)をうたっているわけではないですね。実際に、単純に酒屋さんが輸入販売していますから、そのあたりでも「健康を考えるものではない」ともいえます。もし効果を宣伝しているなら「薬物」であり、成分はきちんと公表しなければならないはずです。

ちなみに、ハーブでも、ワーム・ウッドという殺虫効果のある物を使って、お酒を昔は造っていたようですが、毒素があるということで現在は本に記述があるだけです。ビールに使うホップだって、実はハーブの一種ですが、これでアレルギーの出る人すらいるようですよ。
こういった事を考えれば、普通に一般的に輸入できて、カクテルにも利用するようなリキュールですから、これを特別な「薬酒(健康酒)」と思うのは間違いと言えるのではないかと思います。
ただ、「入手が非常に難しくなった」というお話で、非常に高価ではありますけれども。
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この回答へのお礼

早急で、丁寧なご回答、どうも有難うございました。
薬草だからといって、あまり健康には期待しないほうがよさそうですね。
薄めて食前酒か、そのまま食後酒として頂くことにします。

お礼日時:2007/05/06 19:23

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