
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
留学には、「公費留学」と「私費留学」というのがあります。
「公費留学」は、国の援助や公募に合格して紹介先に留学などで行く
事を意味します。
「公費留学」では、期間が例え1週間でも3年間でも「留学」であること
には変わりなく、「それだけの期間、外国で勉強した」というよりは
「公の機関から、留学に行くよう薦められたほど私に才能も資格も
ありますよ」という意味合いの方が強いです。
留学して帰国すると、
「私は狭い日本では無く、外国の優れた感覚を現地の差別や偏見にも
負けずに学びました。私の絵はそれだけの価値があります」と
いうアピールになります。
ですから、略歴には例え1週間でも「絵の勉強のためパリに留学」と
書くのです。
と、意地悪な事を書きましたが
日本では、絵画という文化は
「一部お金持ちの道楽か、企業が宣伝して金儲けの一つ」という面が
強いですが、欧米では一般の人も家に絵を飾るぐらいポピュラーな
ことであり、無名な画家でも良い絵だと思ったら購入する文化が
土壌としてあります。
例え若くても、有色人種でも、チャンスがあるのです。
留学は、自分の才能を確認できる機会でもあるのです。
ちなみに、「絵の勉強のためパリに留学」は80年代で減りました。
ニューヨークやイタリア、スペイン、ドイツへの留学もそれ以降
増えてます。
現在ではポップアートの影響もあり、アメリカ西海岸やロンドン、
ベルリンなども留学先として増えてます。
パリ留学はピカソがいた時代に留学に行った人達が、日本画壇を支配
していた影響で多かったためという要素もありました。
ご回答ありがとうございます!
とてもお詳しいんですね。
>欧米では一般の人も家に絵を飾るぐらいポピュラーな
ことであり、無名な画家でも良い絵だと思ったら購入する文化が
土壌としてあります。
↑欧米の、文化に対する意識を羨ましく思いました。
絵でやっていくのだと決心した人は、欧米で自分の絵をみてもらう機会を持った方が、ひょっとしたらチャンスが広がるかもしれないのですね。
No.2
- 回答日時:
素人の考えで申し訳ないのですが、「パリ」と言えば「フランス」。
「フランス」で、絵画と言えば「ルーヴル美術館」だと思います。
「ルーヴル美術館」は世界最大級の美術館として有名ですし、数多くの世界的名作・傑作品があります。
そして何よりも、スゴイところは模写が出来る事です。
下記URLをご覧下さい。
http://www.air-travel-corp.co.jp/report/report52 …
画家を志す方にとって、優れた名作を模写する事は、なによりも勉強になるとの事です。
巨匠の作品を模写する事によって、巨匠の技術・テクニック・洞察力・油彩技術等を学ぶ事が出来、その結果、間違いなく自分の技術を向上させる事が出来るようです。
という理由から、『絵の勉強のためパリに留学』という事になるのではないかと思います。
日本の美術館ではペンすら使えないのに・・・。
なるほど・・・図録を見て模写するよりは、本物を間近で見て描く方が断然勉強になるでしょうね。
ところで、留学って、必ずしも現地の学校に入ることではないのですね。
ご回答ありがとうございました!

No.1
- 回答日時:
パリ、フランス王朝の贅と求心力によって様々な文化が起こり、集まり、定着し、磨き上げられ、世界超一流のレベルに達した街。
言い換えれば、そこには他に例がないほど洗練された高度な技術や美的センスといったものが凝縮されて存在していた街、それがパリ。そうした、なにかにつけて高度に洗練された究極の姿を余すことなく見せてきたパリという街は、古くは、ことに絵画、文学、建築、料理、ファッションなどの分野で、先人に教えを乞い、知識を得、腕を磨き、やがては一流の名を欲しいままにしたいと夢を描いた人たちにとってまさに「メッカ」といってよかったのでしょう。ヨーロッパ各地から、そして次第に世界各地から想いを同じくする人たちが沢山集まって来ました。
そして今日、多くの同好の士が集まり、互いに触れ合いながら研鑽する・・・それは、とりもなおさず必然的にレベルを高めることにつながります。しかも、またさらに斬新な発想やさらに高度な技法といったものも生み出される素地ともなります。
パリは多くの巨匠たちの腕前を直接肌で感じ取ったり、多くの先人たちや同好の士たちの活動ぶりに直接触れたり、沢山の貴重な情報を得たり、時には激しいカルチャーショックを覚えることもあったりと。そして、感嘆し、刺激され、悩み、目からウロコが落ち・・・・と。こうして、日々研鑽に励む人たちにとって、自己の才能をアピールする場も多く、上手く行けばその努力が報いられるのもパリならではのこと。
こうしてパリは、真剣勝負の道場でり、この街でなくては得られないサムシングがある場所であり、自己をアピールする大舞台としてますます彼らの「メッカ」となって来たのでしょう。
事実、「パリの空の下」に暮らしてみて、多くのものを得て大きく前進したという人は少なくありません。だからこそ、これからもパリは彼らの「メッカ」であり続けることでしょう。
迅速な回答ありがとうございます。
それなのに、お礼がこんなに遅くなってしまいすみません。
凄いです。なんだか雑誌のコラムを読んでいるような気分になりました。
なるほど、パリは芸術家を大きく成長させる場所なのですね。
でも、もしも自分だったら、日本に帰ってからもモチベーションを維持できるのか、不安です。
本当に、ご回答ありがとうございました!
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