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今年、就職活動を行っている大学4回生の男子学生(理系)です。
先週、苦労してある企業から技術職として内定(今のところ内定は1社のみ)を頂きました。私のその企業に対する評価はなかなか上位です。
私は高校生の頃~大学1、2回生までは、研究職という夢を抱いていました。しかし、研究職は大学院をでないと就くことが困難で、例え、修士卒でも必ずしも研究職に就くことができるかというと、そうではないという厳しい現実を、3回生の就職活動が始める前に色々と調べて知りました。
また、当初は修士卒で研究職を考えていたのですが、「大学での実習や授業など(周りと比べた事もあり)から、自分は将来、研究職としてやっていくには向いていないのではないかと、勝手に思い込むようになりました。」それは、以下の点からです。↓↓
大学での授業(実習)の成績(評価)は中の上ぐらいだと思います。
ちなみに大学では生物学(バイオではない)を学んでいます。
大学のテストでは履修した分野をきちんと理解した上で、テストに望んである程度自分の満足いくような結果だと思っていますが、修得した分野を応用した問題などが出されれば、うまく答えることができません。いわゆる、応用力や発展力に欠けている人間だと思われます。研究者にとっては、とても致命的だと思っているのです。実習でも他の人より、実習内容を理解するのに時間がかかることもありました。
以上の点から、大学院をあきらめ、学部卒で就職をすることにしました。
今、私は、「自分の負けを認め、逃げ、自分の将来の可能性を捨てている!」のだと思うようになっています。
この就職活動を通して、生物寄りではなく、化学的なことですが、化粧品や香水(香料)のなどの研究分野に非常に興味を持ち始め、やはり、研究職として将来はやっていきたいという思いにかられています。
そこで、私はこれから、どのように就職活動をおこなっていけばよいのでしょうか?
非常に狭き門ではありますが、研究職を探すべきでしょうか?
また、やはり、将来への可能性をかけて、大学院に進むべきでしょうか?
大学院に進む場合は、今の大学では化学的なことは学べないので、違う大学院へ進むべきでしょうか?
長々と質問を書いて申し訳ございません。こんな私ですが、どうか私にアドバイスなどをよろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

 laudfhさん こんばんは



 薬学の修士を卒業し、今は薬局の経営をしている薬剤師です。

 私の事を少し話しますね。
 私は化学系の実験が好きで薬科大学に進学しました。私が卒業した大学は3年生まで担任制が有り、担任の教授に色々相談して2年生から有機化学系研究室でお世話になりました。私は他人から比べると理解力がないと言うか思い込みが激しい方で、間違った事を思い込んでしまったら正しい事を幾等言われても中々頭に入らない方なんです。でも思い込んだら命がけ的に他人より時間がかかってもコツコツ物事をこなす方です。その「コツコツ物事をこなす。諦めない。」と言う点が研究者向きらしく、お世話になった研究室の私の担当助教授(当時)の導きで、修士まで卒業しました。そう言う性格は私でも解っていましたから、研究者向きでは無いと考えていました。しかし私を修士まで導いて頂けた助教授曰く、「コツコツ物事をこなす。諦めない。と言う点が研究者向だから・・・」と言う事で就職は研究職ばかり紹介するんです。
 研究者にとって一番大切なのは、皆さんが言われる通り「研究が好きな事」です。それ以外にも色々有るのですが、私みたいに「諦めず何でもコツコツこなす」と言う事も研究者の1つの条件らしいです。応用力や発展力なんて本格的に勉強すれば身に付いてきます。応用力や発展力が今無い事で研究者の道を諦める事は無いと思います。
 私は小学校の頃鶴亀算が苦手でした。応用力が無い関係でしょうね。でも高校に入って数学を学ぶ中で、鶴亀算ってそんなに難しい事では無いと思える様になってきたんです。実際問鶴亀算って二次関数で解ける簡単な問題って解って来たんです。物事全てはこんなものです。今は応用力がない・発展力が無いと感じていても、色々勉強をし色々経験する中で応用力や発展力は付いて来ます。今の現在をlaudfhさんなりに考えて、なぜ応用力や発展力が無いと思うか考えた事が有りますか???こんな事言ったら失礼に当るかも知れませんが、多分勉強や色々な経験が不足している事が原因なのではないでしょうか???たかが実習の授業です。実験の真似事しかしてない段階で、応用力・発展力云々なんて関係有りません。そんな段階で、応用力・発展力が無いと考えている暇が有ったらもっと色々勉強されたらどうでしょうか???色々勉強し経験される中で応用力・発展力は付いて来るものです。ですから、諦めないで色々勉強し経験される事をお勧めします。

 本当に研究者になりたいのであれば、今からでも遅くないですから大学院に進学する事を考えられたらどうでしょうか???バイオテクノロジー以外の生物学でどんな勉強をされて来たか解りませんが、例えば植物を勉強された方なら植物起源の香料は多いわけですから香料の道に進むのも方法かと思います。今はアロマテラピーとかブームで、その道の専門家の中には、大学で化学を勉強してなくて植物を勉強された方だって居ます。そう言う意味で、今の大学の院に進学されるのが適切かどうかはなんとも言えません。その点はご自身で調べて下さい。
 化粧品や香水(香料)のなどの研究分野の研究職として将来はやっていきたいと言う希望(夢)をお持ちなら、頑張ってでも実現させるべきだと私は思います。私は、夢は必ず実現させるべき物だと考えていますから・・・。実現できない夢なんて、口先だけで言っているだけに過ぎないと考えています。色々有るかと思いますが、希望(夢)に向けて頑張ってください。努力しだいで実現可能だと思いますよ。

 色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
色々と参考になるお返事でとても感謝しています。

お礼日時:2007/05/27 15:15

とりあえず大学院に行って,自分が研究に向いているかどうか確認したらどうですか.


成績はトップだが研究には不適合なんて言う学生は居ますので,教科の成績から研究への向き不向きはわかりません.また,研究といっても大学のような研究と企業の研究(大学で言う「開発」にあたります)では適性が違いますし.

最悪研究者への道を修士で諦めたとしても,理系(生物系)だったら,修士でも普通の企業への就職口はいっぱいあるとおもいますが.

ただ,他人に後押しされなければ研究への道を選べない程度の浅い覚悟なら,止めと居た方が無難かもしれませんよ.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にさせてもらいます。

お礼日時:2007/06/03 01:09

研究室に入って2ヶ月程度の人間が研究を分っているとは到底言えないので、


テストの点から自分の研究者としての可能性を否定する事は早急すぎだと思います。
ただ、正直言って、その程度で諦めれるのでしたら端から実現することは無理だったのでしょう。
だから、学部卒で就職するのもありでしょう。

昔聞いた話です。
ある有名な数学者がいて、学生が進路相談に来ます。
「先生、私に数学の才能はありますでしょうか。
あるのでしたら研究の道に進みますし、なければ別の進路を探します。」
こういう学生にはこの道を辞める事を勧めるそうです。
なぜならば、研究者になるには「好きだから」という理由だけでよく、
才能や実力は好きだったら後から付いてくる、
むしろ、好きでないとやっていけない、ということだそうです。

本当の話かどうか判りませんが、私もただ単に「好きだから」で何の迷いも無く研究者になりました。
不安定な立場、給料、将来など不安を感じる要素はありますが、
「研究が好きだからなんとかなるさ」で実際に何とかなってます。
否定材料を挙げていったらどの進路に進もうとも山盛り出てきます。
自分の選択を信じて突き進む図太さも社会に出ると重要だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
少し時間をかけて考えたいと思います。

お礼日時:2007/05/27 15:14

研究者になるというのは才能、お金、努力の3つがあってもなれるかどうか分からないほど大変なことだと思います。

しかも、高度な能力を要求される割にはそれほど待遇が良くないという現実もあって、どちらかというと損な仕事です。それでも好きでしょうがないから研究活動をやっているのでしょうね。

だから能力があるからといっても、好きでないとできない。かといって、好きだけではできないということですね。

極端な言い方ですが、自分の能力に自信があって、泥をかぶるような生活をしてでも好きだから我慢できるというのであれば、狭き門を目指した方が良いとも思います。

とか偉そうなことをいっても、私自身、研究者として生活していくことを諦めた人間なのであまり参考にはなりませんね(^_^;)
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2007/05/27 15:13

私の勝手な意見ですので,参考程度に.



結論から申し上げますと,企業に進んでよいのでは.私が考えるに,質問者様は自分に厳しい人で,ついついそう考えてしまうだけではないでしょうか.でも逃げではありませんよ.なぜなら今大学で直面している事態と形は違えど本質的に同じ事態に企業で必ず遭遇します.そこで,あなたが納得される結果がだせるように努力したらいいんですよ.

No1の回答者様が言われるとおり,能力があるかどうかというより,研究が好きでそのためならどんな苦労をも厭わないという人が研究者に向いています.さらに,大学のテスト程度で研究者への向き不向きを判断することにも反対です.

研究の面白みって,分からない定理などを自分で発見するときに味わう面白みでしょう?応用されると駄目だから質問者様の能力がないとか言うのは私は違うと思います.定理などを見つけるまで,何ヶ月も深く考え続けるということをしたことがありますか?たぶんないのでは.しかし研究者はそれの連続ですが・・・卒業論文で少しやってみては.もし発見できたら,それもそれでよいと思うでしょう.しかし,直接実利的価値を生み出さないことに興味を抱くかどうかはわかりません.経験的に言って,大学に残るようなひとは,質問者様のような疑問は抱かないと思います.それは,能力の違いではなく,感性の違いだからです.彼らは,つまり考えることが好きなんですよ.

どこの企業か知りませんが,社会を豊かにするには,既存の方法をいかにうまく組み合わせるかを提案し,お客を納得させねばなりません.まさに発展,応用力が必要ですよね.ただし,企業の場合は期限というものがありますから,「限られた時間でいかによい方法を提案するか」となりますが,それはそれで重要なことでしょう.

がんばって!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これから少し考えたいと思います。

お礼日時:2007/05/27 15:12

数学や物理の分野だと話は別ですが、生物系であればあまり才能は考える必要がないのかもしれません。

どんなに優秀でも実験でいい成果が出なければ評価されない分野ですから。私の知り合いで東大医学部出身で大学で研究をやっている人がいますが、他の人よりも研究者として優秀かと問われると疑問です。たしかに勉強は良くできるのですが、実験がうまく進まないようでなかなか成果が出せていません。一度しかない人生、後悔しないように自分の好きなことをやるのが一番だと思います。たしかに現状では大学や研究機関の研究者を目指すには、大学院博士課程を出て博士号を取らなければなりません。かつその後もすぐに就職できるわけでなく、数年間、ポスドクと呼ばれるパートタイマーの研究員でつながなければなりません。さらに、その後も運がよくなければ就職できないという厳しい状況にあります。自分のやりたいことをやった結果であれば、納得できるし後悔することはないと思います。大学や研究機関以外にも企業の研究者を目指すという方法もあります。企業によっては留学制度を設けていて、国内外の大学院に留学させて、修士号や博士号を取らせてくれるところもあります。その制度で取得した学位を生かして、ある程度の年齢になってから大学の教授に転職する人もいます。企業と大学、研究機関の研究者の違いですが、企業では会社の利益になる研究しかできませんが、大学、研究機関であればある程度自分の好きな研究が出来ます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2007/05/27 15:11

研究者の適性として大切なことの一つに、「研究を楽しめるかどうか」があります。


応用力や発展力ももちろん大切ですが、いくら能力があっても好きじゃないとできない仕事です。

要領が良くて頭も良い人は次々と色々な研究を成功させていくかもしれません。
けれど、大多数の人間はそんな天才じゃありませんから、躓くわ転ぶわ失敗するわ…そんな日常の方が多いです。
そういった失敗を繰り返す中、何度も同じ実験を繰り返すことができるのは、偏に自分がやっていることが好きな仕事だからに他なりません。
どうしてもうまくいかず胃が痛い毎日を送り…最後の最後で成功する。
そんなトライ&エラーに耐えられるだけの気持ちがあれば、研究職を目指して欲しいと思います。

私は研究者ですが、決して天才肌ではないため、失敗の連続です。
うまくいかない時は凹みまくりますが、うまくいった時に「この瞬間のために生きてるわ~w」などとテンションが上がります(笑)。
試行錯誤を繰り返している時も、論文を読んでいる時も、大変だと思いつつも熱中していますし、どこかで楽しんでいる自分を感じます(もちろん、泣きが入ることも多いですが)。

発展力や応用力に限界を感じ、学部卒のまま就職する…これが悪いことだとはいいません。
むしろ懸命な考え方だとは思います。
けれど、あなたは後悔しかかっていますよね?
重要なのは、あなたの気持ちが揺れているということ。
あなた自身が納得した上での就職であれば、この先どんなことがあってもある程度自分の中で折り合いをつけていけるでしょう。
けれど、「逃げた」と思ったまま就職してしまうと、何かがあるたびに「自分は大切な選択から逃げた人間だ」と後ろ向きになってしまうのではありませんか?

人一人の人生ですから安易に「こうしろ!」とは言いません。
ですが、もし私があなたの立場であれば、大学院にまで進んでみようかな…と思います。

正直、学部生は研究なんてやっていないようなものです。
研究活動がどういうものかというのは、最低修士以上にならないと実感できません。
学部の勉強や実習レベルで「研究職への適性」を判断するのは難しく、院に進学して最低2年間やってみてようやくある程度の判断ができるかな…と思います。

研究職に就くためには、学部卒は不利です。
非常に狭き門…その通りだと思います。
仮に技術職で入社したとしても、工場の生産ラインへの配属だったり、場合によってはすぐに技術営業として配置転換されてしまったりします。
確実に研究職であり続けるためには、修士以上が必要です。

ところで、生物学を修めておられるということは、生物学科でしょうか?
香料も化粧品も基本は化学ですので、化学系の知識がないと相当辛いです。

化粧品業界の場合、大手企業は医薬品業界なみにシビアで、薬学もしくは有機化学系の博士号まで必要とする場合もあると聞きました。
中堅企業はこの限りではないのかもしれませんけれど。

香料メーカーの場合はそこまでシビアではありませんが、やはり業務内容は化学系だと記憶しています。
仕事でお付き合いのある香料メーカーさんでは、合成担当、分離・精製担当なんて感じで部署が分かれていましたね。
ある程度、有機化学の知識がなければ厳しいでしょう。
調香師という仕事もありますが、私は名前しか知りませんので詳しくはお話できません。
スミマセン…。

今の研究テーマがどのようなものかは分かりませんが、化学にはほとんど触れないような類のものであれば、専攻を変えないと希望される業界で研究者として働くのは難しいと感じています。
但し、まったく異なる専攻への変更はなかなか難しいので(大学院は原則として今までの自分の研究を踏まえたものなので)、受験先についてはしっかりと情報収集し、希望の研究室があれば早めに相談してみた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
色々と考えせられるお返事で感謝しています。

お礼日時:2007/05/27 15:11

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