プロが教えるわが家の防犯対策術!

アメリカ人が刑事になろうとする場合、どういう方法があるのでしょうか?
(日本人がアメリカで警察官になる方法、ということではありません)

日本の公務員試験のようなものがあるのでしょうか?
また、郡警察とか市警察とかありますが、どういう判断基準のもとに「こっちに応募しよう」と選ぶんでしょう?
日本だったら、第1種試験から警察庁採用か、警察官採用試験(1~3類)かという入り口によって待遇の差があったり、こっちのほうがエリート、といった格付けが存在するかと思うんですが、アメリカの場合はどうなんでしょうか?

娯楽として映画やらドラマやらを観て、すっかりお馴染みの国という感覚でしたが、意外と何も知らないし、この国は「外国」なんだなぁと近頃とみに思いまして、調べ始めた次第です。
構造が分かっていれば、登場人物のバックグラウンドを想像したりしてより楽しめますしね。

詳しい方、よろしくお願いします。
参考URLや文献など教えていただけるだけでもありがたいです。

A 回答 (2件)

 米国の警察は自治体警察で、ある程度の規模の都市なら自前の警察を


持っています。規模の小さい街だと州警察や郡警察が担当しています。

 それゆえ、ほとんどの場合、自分が住んでいる場所を担当する警察の
警察官試験を受けることになります。試験のシステムは自治体によって
異なりますが、学歴などでいくつかの種類があるのは日本と同じです。
ただし国 I のような全国共通の公務員試験はありません。

 ちなみに、軍歴は警官になるときプラスになります。たとえば年齢制
限を計算するときに軍歴を差し引いてくれるので、35歳までという条件
だったら、軍に5年いた人は40歳まで応募できたりします。ほかに米国
らしいのは、運転免許が必須なことですね。まあ、持っていない人など
ほとんどいないという国なので、当たり前といえば当たり前ですが。

 おもしろいのは、自治体によって警官のなりやすさに差があることです。
警官の人数は、人口と予算で決まってきます。産業が発達し、人口が増加
している都市では、より多くの警官が必要となり、採用も活発になります。

 例としては、毎月数千人もの割合で人口が増え続けているラスベガスが
挙げられます。毎月のように新しいホテルやコンドミニアムが建設され、
カジノ産業やホテル産業の就労者が増えるラスベガスでは、警官と教員の
定員もどんどん増えているそうです。

 そのため、警官や教員になりたかったけど、自分の街では募集がなかった
という人が、職を求めてラスベガスに移住するケースが多いのだそうです。
米国では日本以上に、転職に伴う引っ越しが多く、警官になりたいがために
引っ越すという話も決して珍しいものではないのです。
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この回答へのお礼

> 自分が住んでいる場所を担当する警察の
警察官試験を受けることになります。

なるほどー。
ということは、市警察、郡警察、州警察の担当地域はちゃんとかぶらないように
なってるんですね。どういう基準で担当分けしてるのか疑問ですが…

> 警官になりたいがために
引っ越すという話も決して珍しいものではないのです。

そういえば日本でも、どうしても公務員になりたい人がいろんな都道府県の試験
を受けたりしますもんね。

分かりやすくご説明いただきありがとうございました。

お礼日時:2007/06/08 22:39

映画監督の水野氏が、NYの警察に勤務されていました。


その本を読めばよいかと。
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この回答へのお礼

「世界のお巡りさん24時」というやつですかね?
ちょうど手にして読んだところでした。
<いやぁ映画って本当に素晴らしいですね!って言ってる人>というイメージしか
なかったので、水野さんがこのような活動をされていたことは実に意外でした。
アメリカだけでなく、世界各国警察機構のよもやま話が読めて面白かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/08 20:31

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