プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

寿陵の余子 邯鄲に行を学ぶ
未だ国能を得ざるに其の故き行を失う
直だ匍匐して帰るのみ
上の 解説をお願い致します

A 回答 (2件)

 こんにちは。

めでたい「世界環境デー」ですね。

 ご多忙中にもかかわらず、中国語を勉強しにきていただきありがとうございます。

 早速「邯鄲学歩」についてご回答いたします。「邯鄲学歩」の出典は『荘子・秋水』です。機械的にあてはめるようなことはあってはなりませんね。ちなみに、「邯鄲学歩」は「漢詩」とは言わず、「成語」(「省吾」の発音に近いかな)と言います。がんばってくださいね。
    • good
    • 0

荘子の「邯鄲の歩み」ですね。



子独り夫の寿陵の余子の行を邯鄲に学ぶを聞かざるか。未だ国能を得ずして、その故行を失えり。直だ匍匐して帰るのみ。

(子独不聞夫寿陵余子之学行於邯鄲与。未得国能、又失其故行矣。直匍匐而帰耳)    

あなたはあの寿陵の余子(田舎の若者)が、都人の歩き方を邯鄲(趙の都)で学んだというお話を聞いたことがあるでしょう。若者は都の歩き方を会得できないうちに、自分の国で身につけた本来の歩き方すら忘れてしまって、結局は四つんばいになって帰るしかなかったのです。

つまり、自分の力量を考えずに他人の真似ばかりしていると、中途半端になって結局はわが身を滅ぼしてしまうということです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!