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2007年6月11日 の昼のニュースで昨年11月に宮崎県沖で海上自衛隊の潜水艦「あさしお」が、航行中のパナマ船籍のタンカーと衝突した件での海難審判にて、艦長だった隈元均夫2等海佐(46)が「事故の責任は、運航責任を有していたわたしにある」と述べた。

責任を全くとろうとしない公務員が多い中、この隈元均夫の行動はとても不思議です(というか奇異に映ります)。なぜ責任をとると発言されたのでしょうか?

A 回答 (7件)

旧海軍の伝統が生き残っていたんだなと感心しました。


艦長と艦船は同体であって、艦船の犯したミスは艦長の責任であり、また艦船が沈む時は他の艦員を逃した後艦船とともに沈むのが慣わしです。

また他の方が書かれている通り、軍人であれば部下の責任であろうとも艦船(陸であれば隊)が犯した問題は潔く艦長(隊であれば隊長)が責任を取るというのは自然な言葉だと思います。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

仰る通りと思います。自鑑及び相手タンカーに与えた損害額は1公務員が負担できる金額では無いでしょう。ですから 責任は自分に有る=職を辞する と考えていました。その態度こそが回答者さんの仰る「艦船が沈む時は他の艦員を逃した後艦船とともに沈むのが…」に匹敵する行為とかんがえています。

ですから海難審判の結果はどうあれこの艦長は辞職する物と考えていました。他の方の回答を読むと辞職するつもりの発言では無いのかも… と今は考えています。有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 13:06

「責任がある」と「責任をとる」は違うと思うのですが…


「事故の責任は私にある」と言っているだけで、「事故の責任をこのようにとる」とは言っていませんよね。
元艦長は自分の責任を認めて、その上で海難審判に処分をゆだねているわけです。

質問者様はそのへんを混同されていないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

>「責任がある」と「責任をとる」は違うと思うのですが…
>「事故の責任は私にある」と言っているだけで、「事故の責任をこのようにとる」とは言っていませんよね。

ご指摘有り難うございました。私は大変な勘違いをしていたのかも知れません。

ご指摘の様に「責任をとる」とは一言も言っていませんね。私の常識として組織のリーダーが自らの責任を認めたなら、辞職するのが当然と思っていました。

ですから何の疑いも持たずに「責任がある」=職を辞して公務員の立場を失う と考えていました。ですからこの場合、審判の決定はどうあれ辞職するのを前提にして海難審判の判断を受ける物と信じて疑いませんでした。

そうではなく、職を辞する気持ちなど全く無いとしたら、この艦長に対する私の評価は180度変えなければならないと思います。

御指摘有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 12:15

元艦長の発言は勘違いでも格好付けでもありません。


潜水艦は「戦闘艦」です。艦長は全部下の命を預かる艦の最終意思決定権者であり、である以上このような場合に「全責任は自分にある」と言えないような指揮官に実戦の場で部下将兵はついてきません。
さらに言うなら、別に元艦長自身が自分の量刑を決める訳でもないので、これを「おこがましい」と言うならば公判中の被告人が「自分は無実である」と主張するのも「おこがましい」振舞いという事になってしまいます。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

>艦長は全部下の命を預かる艦の最終意思決定権者であり…
>「全責任は自分にある」と言えないような指揮官に実戦の場で部下将兵はついてきません

仰るとおりと思います。私はこの艦長が公務員を辞職することを前提にして、海難審判を受ける物と思っていました。しかし必ずしその前提(決定いかんによらず、公務員をやめること)が明らかでは無いのかも? と今は考えています。 結論はまだ出ていませんが、この艦長の行動を注視していきたいと思います。

有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 12:50

責任をとるにもいろいろあります。


・金銭面までの無限責任をとる。
・公務員としての有限責任のうち艦長としての責任をとる。
おそらくは後者について言っているのでしょう。
ただし、部下の責任ではなく全面的責任は自分にあるという
いうことをいいたいことが前にでています。
悪くいうと格好をつけているという風にとられます。
誰が悪いというのは海上保安庁なりの海事警察が判断すること
であって潜水艦の艦長ではないのは明白です。警察、検察や
裁判官をさしおいて俺が責任をとるというのは差し出がましい。
それで違和感を感じるのでは。私もそうです。
艦長さん、何か勘違いしてます。

この回答への補足

>責任をとるにもいろいろあります

え、そうなんですか! 
私は大変な勘違いをしていたかも知れません。職業人がましてそのリーダーだった立場の者が責任をとるといった場合。当然職を辞し公務員という立場を捨てる、と思っていました。

自艦および相手のタンカーに与えた損害額はとても個人が負担できる額ではないでしょう。公務員が職業上の件で損害を発生させたのだから、血税による賠償も有る程度やむなしと考えていました。

この隈元均夫艦長は辞職して公務員を辞めないのですか~ もしおわかりのようでしたら再度回答していただけないでしょうか?

補足日時:2007/06/11 21:17
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 この場合、一公務員と言う立場ではなく、潜水艦「あさしお」の艦長としての立場での発言だと思います。


 航空機や船舶(潜水艦・軍艦)の艦長は、絶対的な権限を持っていますので、その裏付けとして、全責任もあります。
 ですので、ごく当たり前の発言かと思います。
 一方、同じ公務員でも、チームワークで仕事をしている職種もあります。この場合は、一人の公務員に絶対的な権限はありませんし、全責任もありませんので、往々にして、責任転嫁が横行する事もあります。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

>同じ公務員でも、チームワークで仕事をしている職種もあります

回答者さんの仰ることはよく分かります。「チームワークで仕事をしている」といっても組織で仕事をしている以上命令系統は存在しているでしょう。

ですから責任者はいてしかるべきと考えています。今の公務員組織は命令系統があっても、責任者はいない。私的には大変不思議な集団と思っています。そこらあたりに公務員の大きな問題点の一つが有るように感じています。

有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 12:39

同じ公務員として背負う権限と責任は建て前上霞ヶ関でデスクワークをしている人たちも潜水艦の艦長も同等であるべきでしょうが、両者に違う点が一つあります。

軍艦の艦長や航空機の機長などは自分の采配一つが即座に直接人命を左右する点です。この点で緊張感に決定的な開きがあるのです。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

>軍艦の艦長や航空機の機長などは自分の采配一つが即座に直接人命を左右する…

霞ヶ関の官僚も間接的にしろ、国民の財産と生命を左右していると感じてほしいと思います。そして「責任は自分にある」と胸をはって言ってほしい物と思います。

有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 12:29

海自(海軍)だからではないでしょうか。

海軍において軍艦や戦艦などの艦長の権限は絶大です。そこらへんの公務員とは重みが全然違います。軍人として当然の発言だと思います。一般に軍用艦だけでなく、船舶というのは、地上の政治がどうであれ、いったん海に出てしまうと敵よりもまず自然と戦います。世界中どこでも船長(艦長)に絶対権限が与えられています。世界基準での発言だと思います。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

>海軍において軍艦や戦艦などの艦長の権限は絶大です

私もその辺をふまえて、この艦長にいさぎ良い態度を感じました。しかし他の方の回答を見ると 責任がある=責任をとる という図式は必ずしも成り立たないようです。 だとすると単純に潔良いなどと言えないのかも知れません。

有り難うございました。

お礼日時:2007/06/13 12:23

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