準・究極の選択

学校の実験で、水酸化カルシウムの水溶液のpHを計測したらpHは11でした。でも、水酸化カルシウムは強塩基だと聞いていたので、それを考えるとpHが低いように思いました。

自分でも色々と調べてみて、溶解度が関係があるような所までは分かったのですが、どうしても腑に落ちません。
どなたかこうなる理由を教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

溶解度を考える必要があることに気づかれているのであれば、そこは省略します。



どんなメーターを使ったか知りませんが、そのpHメーターはきちんと校正されてますか?
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辞典によると水酸化カルシウムの溶解度は水100gに対して0℃で0.18g、50℃で0.13gということです。


仮に0.15g溶けるとします。飽和水溶液1L中には0.02mol溶けています。溶けたものについては
Ca(OH)2→Ca2++2OH-
となっていますからOH-の濃度は0.04mol/Lです。
pH=12.6となります。

この値でもって強塩基と言っています。
水酸化ナトリウム0.1mol/Lの溶液でpH=13です。
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はい。

溶解度と関係があります。

強塩基の場合、全て水に溶けると考えてよいので、
強塩基のモル濃度がそのままOH-イオンのモル濃度になります。
(ただし、水酸化カルシウムCaOH2 の場合は1モルに対してOHが2個なので、モル濃度に2をかけたものがOH-イオンのモル濃度)

pHは

pH = -log[H+] = log[OH-] - 14

つまり、OH-イオンの数で決まりますから、CaOH2 のモル濃度(溶解度)によって変わります。
薄ければ pH=11 ということもあります。

ちなみに、
pH=11ということは、
[H+] = 10^(-11) mol/L
[OH-]= 10^(-3) mol/L
ということですから、
OH-イオンの濃度はH+イオン濃度に比べて8桁違い、すなわち、1億倍ぐらいありますすよ。
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